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犬王聖地巡礼旅行の思い出
2022年8月下旬、「夏の京都はやめときな!」とたくさんの人に言われたけれど、これ以上に絶好の機会はなかったので4泊5日で京都へ行ってきました。
メインの目的は、最近ドはまりしている映画「犬王」の聖地巡礼。
一緒に行く友達にも事前に映画を見せて準備はばっちり、新幹線で向かいました。朝10時台から新幹線で飲む缶チューハイとスゴイカタイアイスが最高だった。
ちなみに、今年は東京もバカ暑かったから京都がそこまで暑いとかは感じなかった。むしろちょっと過ごしやすかったよ。よかったよかった。
項目が多くなりそうだから、目次から好きな場所へ飛んでください。
京都に着いてまず一番最初に行く場所は絶対にここだと決めていた。
「あぶり餅一和」
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作中で友魚(あるいは友一、友有)が京にたどり着いて最初に訪れたお店。だから、私も京都に着いたら一番に来ようと決めていた。
最寄りは「今宮神社前」バス停。今宮神社の参道、というか鳥居の目の前にある。(写真の右下に写っている石畳は神社の参道)
ここは、向かい合わせに2軒のあぶり餅屋さんがあって、どちらのお店が犬王のモデルなのか、公式からはっきりと明言されてはいない。(私の知る限り)
私は、一和さんの方がお店の外観が似ているな~と思ったのでこちらへ。京都で、というか日本で一番古い飲食店なんだって。
畳の小上がりに案内され、急須の親分みたいなサイズの急須で冷たいお茶をいただきながら待つ。
1年ぶりの京都に着いたのと、いきなり聖地らしい聖地に来てしまってオタク心はフィーバー中なんだけど、一般のお客さんでにぎわっていたので、「これこそ京の匂いじゃ、たまらんのう!!!」と心の中で叫んでおいた。
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初めて食べたあぶり餅。映画で見るまでこういう形式の餅が食べられていたことも知らなかった。こういうのは五平餅くらいしか知らない。映画を見た時にも思ったけど、このビジュアルからなかなか味が想像できないよね。甘いのかしょっぱいのかすら読み取れないし。
親指サイズの餅にはたっぷりとタレがかかっていて、炭火であぶられた香ばしい香りが食欲をそそる。
かかっている白いタレは白みそで、餅そのものにはきな粉がまぶされている。
私は一応関西出身なので、久しぶりの白味噌の風味がとても懐かしかった。
甘いの?しょっぱいの?っていう味。素朴だけど唯一無二、初めての味だった。友魚も京に来て初めて白みその味を知ったのかな、なんて想像しながら
11本あった餅も気づけばペロリ。
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餅をあぶっているお姉さんの手つきが完全に映画で見たものと同じで、アニメーションの再現性に驚いた。初めて見たけど初めて見たような気がしなかった。まあ、20回見てるし…。
大満足で今宮神社を後に。
今回の旅では、諸事情で神社はスキップして、お寺だけ境内を拝観しています。
ちなみに、今宮神社はバスでも電車でもちょっとアクセスが難しい。市バス1日乗車券を買って、地図とにらめっこするのも楽しいからおすすめです。富豪は京都駅からタクシーで行くといいよ。
餅で引き伸ばしすぎたからもう少しテンポよく書いていく。
次に訪れたのは
「等持院」
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この道を通ると遠回りです。私の過ちを生かしてね。
晴れ予報だったのに等持院最寄りのバス停に着いた瞬間ゲリラ豪雨に襲われた。近くのファミマに駆け込んで水分補給したりトイレを借りたりしてたら晴れたけど、なんとなく、不純な気持ちで訪れたことを責められているような気がしたので心を改めて等持院へ向かう。
私は友有が大好きなので、彼が訪れた大殿のお墓に私も参りたい、というきもちと「足利に天誅を!」という気持ちが入り乱れていて、京都に着いてからもしばらくここに来るかどうかは迷っていた。それが「不純な気持ち」。もしかして、そのせいで道に迷った?天誅を受けたのは私ってわけ。
ともかく、気持ちを入れ替えて拝観。御朱印もいただく。
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雨上がりなのもあってか、広い敷地に拝観者は、途中すれ違った1組以外誰もいなくて静まり返っていた。
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足利歴代将軍像に囲まれてドキドキしたり、有名な達磨図を見たりして普通に楽しんだ。木の廊下が足に冷たく心地よかった。
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お墓は三方を植え込みが囲っていて、正面にも木が植えられていた。(手前に写っている木を回り込んでお参りする。)
この植え込みより手前から写真を撮ろうとは思えなかった。お墓の写真なんて撮るもんじゃないよ。
600年の年月を経て、友有が渾身の力を振り絞って這い上がった石段の高さは10センチほどになっていた。1段上がる、なんて感覚もないくらい。
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道を間違えなければ一番最初に見られるはずの「等持院」の看板。
本当にあった。
私は道に迷って、墓地裏の通用口のようなところから入ってしまったので、これから行かれる方は地図をよく確認してください。嵐電で行くと迷わないと思う。バスで行くとバス停からの道のりがちょっと難しい。
この日はあぶり餅~嵐山周辺の聖地を訪れたので、ここからは嵐電に乗った。嵐電はレトロでいい。
嵐電は1日乗車券の対象外なので注意。あと、電車待ってる間にめちゃくちゃ蚊に刺された。
嵐電に揺られて次に向かったのは、
「天龍寺」
犬王の2番目の演目「重盛」の舞台の地。
初公演が河原だったのに、その次いきなりお寺を舞台に借りられるってすごいよね。人気急上昇超ビックネーム新人だ。
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犬王はきっと、この庭園を望む大方丈、もしくは小方丈あたりで舞ったのではないだろうか。背景の燃えるような紅葉が美しい季節にまた来たいね。
実はこの日、昼過ぎに京都に到着した我々は時間に追われていたので、天龍寺の有名な「竜雲図」も観ていないし、ただ庭園を駆け抜けただけになってしまった。
京都で寺社巡りをするのであれば、拝観時間を事前に確認するのは必須!早朝から開門しているところも多いので、私のおすすめは早朝5時台から行動して夕方にはホテルに戻るようなスタイルです。一人旅ならば断然早朝がおすすめ。
我々はこの後の夕飯のレストランの予約時間と、お寺の拝観時間、すべてと戦って…勝った
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と思いきや、天龍寺の広大な庭園を彷徨い彷徨い、彷徨い続け、大幅に時間をロスしたのでした。
やはり、心にも時間にも余裕があった方が良い。
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京都の夜は早く、(コロナのせいもありそう)嵐山なんかは18時を過ぎると一気に人も少なくなり、開いているお店もまばら、というかほぼない。
この時間帯は大人気の竹林の小径だってストレスフリーに写真を撮ることができるよ。ただ、夜間のライトアップの時期は人が多そう。私たちが訪れたのは、ちょうどライトアップ期間が終わった直後でした。
それに、ライトアップがない時期の人がいない夕方の竹林は、普通に怖い。
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天龍寺と竹林の小径は隣接していて、「犬王もここを歩いたのかしら~!」と気になったので調べてみたけれど、竹林の歴史は謎に包まれていてなんだか怖かったので調べるのをやめました。
森見登美彦『美女と竹林』おすすめです。
これでやっと1日目がおわり。
2日目。
めちゃくちゃ早起きした。
6時だか7時だかに銀閣寺に着いて、(バス)
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「大文字火床」
へ登山した。
もちろん、私は普段全然ハイキングなんてしない。
事前にいろいろなサイトで調べてみたら、「初心者向け!」「私服でOK!」と書いてあったけれど、信用しちゃいけなかった。15センチの厚底靴(ここはスルーしてください)で登っても片道30分程度の道のりだけど、途中に結構いかつい箇所などもあり…。つえとか欲しくなる感じ。山登りというか、岩場を滑らないようによじ登る、という方が正しいかも。ただ、地元の人がたくさん楽しそうに登っていた。
もちろん靴は怒られた。
高下駄でこの道のりを登ってた友一はやべえ~~!と身をもって学べたのでそれはそれで良し。
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こんな風にきれいな階段で舗装されているのはここだけだからな!!!!
後はずっと木立の中を上り続ける。視界が晴れる場所もほぼなく、目指す頂上も見えず、自分は今どれくらいの位置にいるのか全く分からないため、その心的疲労が一番大きい。
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この時の私は、登る途中で派手に転んだ心の傷が癒えず、登頂した喜びよりも「絶対に下りの方がもっと危ない…」という怯えで憂鬱になっていた。あと、この時は、一緒に写真を撮ろうと思った犬王のコースターをホテルに置いてきたのもあってテンションが低かった。
でも自分の足で下りるしかないんだよ。
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まあもうみんな二人が成仏させちゃったしね!
送り火に使う薪を運搬するためのリフトを恨めしく見つめながら自力で下山。転んだところも大きなたんこぶになっただけで済みました。
帰り道は、思ったより辛くはなかったかな。山頂近くで拾った長い木の枝を杖にして、必死に下りました。
ハイキングの準備に念を入れすぎて悪いことはないから、みんなは私の屍を超えていけ。
その後、一度ホテルに戻ってシャワーを浴び(それでもまだ10時になるかならないか!)着替えて仕切り直し。
南禅寺やインクラインで観光客気取ってみたりした。
動物園は暑かったから行かなかった。
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「四条大橋」
を渡って、南座を横目に、数日前に祇園祭が行われた四条を歩く。
祇園界隈は私の大好きな場所で、いつも歩いている道が聖地になるのって不思議な気持ち。
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パピーの最後の華やぎの地、八坂神社。
今回は境内はスキップして、裏側、円山公園にある長楽館で優雅なティータイム。登山したからこれくらいのぜいたくは許される。
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トップのピスタチオクリームも濃厚で、氷で味がぼやけたりしない。
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長楽館は2回目だったけど、前回と同じお部屋に通された。感慨深い。
腹ごしらえの後は電車で少し移動して
「当道職屋敷跡」
現在は小学校の敷地の中に石碑と説明の看板があるだけなんだけど、
ここで友有が過ごしていたんだと思うと胸がいっぱいになった。
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当堂職屋敷跡
「當道」は室町時代(1390年~)以降近世を通して用いられた目の不自由な人々の組織の名称であり鎌倉時代に「平家物語」を語る琵琶法師達が権利確保のために形成した座が母体となって室町初期に成立した。
「當道」の祖は第54代仁明天皇(834年~850年)の第4皇子光孝天皇の後弟君「人康親王」で、病により失明され仏門に入られ法性禅師と称された。
宮の御領地よりの貢米御家領を残らず奏請され、これが組織体としての「當道」の礎となった。
この地で當道に関わる人々の箏、三絃、地歌の技能試験と係争の裁判等の政務が行われていた。
明治4年(1871年)當道制度の廃止に伴い職屋敷も廃止、後年検校達によって復活した。(出水通室町東入)
解説すると長くなるので割愛します。
ここから八坂神社は頑張らなくても歩けるくらいの距離。現代の私は地下鉄を使ったけれど、昔の人なら余裕で歩いてた距離だと思う。
四条大橋が犬王壱の舞台に選ばれたのは、近場の繁華街だから、って理由かもしれないね。「近場の繁華街で、対抗馬が奉納舞台をやってるらしいから、その近くの人通りが多い場所(橋)でいっちょ煽ってくるか~~!」
でも、ここから大文字の火床まで行って帰ってくるのは、私はやりたくないです。もしかして、友一、「日課の散歩」くらいの感覚で行ってた?
イイ感じに日が暮れてきたので
次に向かうは
「清水寺」
いわずと知れた犬王第3番目の演目「鯨」の舞台です。
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ただ、夏だから全然日が暮れない。
閉門時間ぎりぎりまで粘ったけれど、イイ感じに鯨っぽい暗さになるよりも閉門時間の方が早かった。
お盆の時期は夏の特別夜間開門があるはずなので、その時期を狙うといいかも。
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上の写真は舞台の少し手前から見た
「子安塔」
右端に小さく映ってる赤い塔です。
業子様が鯨を見ていた塔。視力よすぎる…。
子安塔は、清水の舞台からショートカットルート(階段)を辿らずに、眺めがいいルートで音羽の滝へ向かう途中にあります。
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舞台で一通りはしゃいだ後、少し暗くなってた。
西山に沈む夕日の美しさに極楽浄土を観想するこの地で、宗盛が蘇り舞台で舞う。
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好きなんです
拝観時間に限りのある場所はここまでで制覇したので、
ここからは時間に制限のない場所へ。
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「六条河原処刑場跡」
河原を散歩する人やジョギングする人が行き来する中、私だけが悲壮な気持ちに暮れていた。
情緒が乱れてあまり長居できなかった。
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日が完全に暮れた夜
登山で疲れた体を宥めながら
「今出川交差点」
へ行く。
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御苑と同志社大学の隣、モスバーガーとファミマの間で友有は600年間語り続けていたんだね。友有が語り続けてくれたから、今の私が犬王のことを知ることができたよ。
写真撮る時は気をつけようね。渋谷のスクランブルとはわけが違う。
何度も写真を撮り直し、横断歩道を5回ほど往復した。
3日目
進々堂のモーニング。ちなみに2日目の夜はSHIZUYAのカルネを食べた。
実は、4日目にインテ大阪の同人イベントに参加予定なので、流石に前日に強行軍で観光は賭けすぎる、ということで、一旦犬王聖地巡礼に区切りをつけてゆっくりと京都を楽しむ日にした。
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私の愛する京都、必ず行く場所が出町柳。
というか鴨川デルタ。
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樋口師匠になりきり、矢三郎のように駆け抜けたい。
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出町柳駅はたたずまいが可愛くて完璧。大好き。
今回は貴船方面には行かなかったけど、せっかくだから入場券を買って楽しんだ(そしてトイレを借りた)
硬券にはしゃぐ私。
以前は鞍馬寺の手前に矢二郎兄さんの偽叡電があって、中に矢一郎兄さんがいたけれど、いまはどうなんだろう。最近行った人教えてください。
(ナチュラルに他作品の話を出す。)
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出町柳に来たのは、言うまでもなく出町座のためです!
愛のこもった装飾が素敵で。
いつか出町座で映画を見たいと思いながらもう5年近くたっている。
この日もスケジュールの都合上見られなかった。悔しい。
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出町座さん、まだ公開が始まってすぐだったのでグッズもパンフレットも潤沢で嬉しかった。東京で2か月間探し回った2版のパンフレットをようやく手に入れることができました!宝物になった。
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この日は、下鴨神社の近くのケーキ屋さんでケーキを買って、京都名物天下一品を食べたり!京都駅でショッピングを楽しんだりした。
別ジャンルの推しの誕生日だったから、ホテルでお祝いした。
オタクの心は旅先でも失われず。
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先述の事情により4日目は割愛して最終日。
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充実した土曜日の朝は、熱い珈琲とタマゴサンドウィッチから始まる
今まで、京都に来てスマート珈琲店でモーニングを食べずに帰ったことは一度もない。一人でも、友人とでも、家族とでも、必ずここでモーニングを食べないと気が済まない。
絶品タマゴサンドウィッチと、固めプリンを是非食べてみてください。
あと、レジ横で売っている文房具がめちゃくちゃ可愛い。(買った)
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本日の目的は御朱印帳を手に入れること。この旅行で、いくつかのお寺で御朱印をいただいていたけれど、書置き式のものだったのもあり、御朱印帳はまだ手に入れていなかった。
今まで使っていたものもあるけれど、どうせなら犬王聖地巡礼にぴったりなものを!と探して見つけたのがこちらの圓徳院。
ひょうたんの表紙の御朱印帳がいただけます。
チケット売り場のお姉さんに声をかけないと出してもらえないので注意。授与所みたいなものは見当たらず。
こちらは、秀吉の正室ねね様が晩年を過ごされた縁もあり、ひょうたんを模したものが多いのだそう。瓢箪と秀吉といえば、の千成瓢箪もここなんだっけ。
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圓徳院は、展示品だけでなく建物の構造も複雑でとても素敵でした。
迷路のような回廊、いつの間にか別の棟にいる…隣のお店の屋根をかすめる渡り廊下…、他のお客さんがいない静かな空間で、妖怪絵巻に囲まれて過ごす贅沢な時間だった。
今回の旅で1,2を争うレベルで気に入った場所です。犬王のきっかけがなかったら絶対来てなかったと思う。思いがけない出会いがあって良かった。
フラ~と入った宝物展で、巴形薙刀が展示されててびっくらこいたよ。
オタクやってるおかげでどこを見ても楽しめる!
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![](https://assets.st-note.com/img/1663909736365-8DuFnbY2nd.jpg?width=1200)
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御朱印帳をゲットしたので、次は京都御所へ。
友人に待っていてもらい、御所の中にある「白雲神社」で1ページ目に御朱印をいただいた。
こちら、神主さんのお宅と隣接していて、御朱印の授与にはインターホンを押さなければいけないので注意。長押しした方が良い…と思う。
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ここは、芸能や音楽をつかさどる妙音天(弁財天)を祀っていて、琵琶を生業としていた西園寺家の鎮守社だったことから、琵琶がモチーフの絵馬やお守り等が扱われています。
#ほいむの犬王聖地巡礼 旅で得た御朱印たち〜!! pic.twitter.com/ghkZLggk3R
— 🦄ほいむ🦄0923い06 (@hoim805) August 24, 2022
今回の旅でいただいた御朱印たち
サラリーマンの身で、約一週間も旅行に充てることができた幸運と、犬王という作品と出会えた幸運の時期が重なって、こんなにもたくさんのいい思い出ができた。夏休みの思い出にしては上出来すぎる。
今回はやむを得ず省略した聖地もまたの機会に!きっと近いうちに行くと思う。年内とか。
京都なんてね、夜行バスで行けば0泊3日ですよ。
犬王仲間と聖地巡礼旅とか憧れる。
以上、WEBオンリー開催記念
展示するものがないからエッセイでも書こう企画でした!
開催時間内に書き上げられてよかった~~~~!
最後まで読んでくださってありがとうございます。私はあなたのファンです。
2023.04.17
久しぶりに読み返して修正・追記。