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言葉の発達 マスクの影響?

コロナが拡大し始めた2020年から、職場の園では保育士は全員マスクを着用して保育に当たっています。

昨年(2021年)から気になり始め、今年(2022年)に確信に変わりつつあることがあります。
それは「マスクによる子どもの言葉の発達への影響」です。

職場は0~2歳児クラスのみなので、個人差が大きいことはもちろん理解できるのですが、それを考慮しても、1歳児クラス、2歳児クラスでペースが遅いと感じます。

特徴としては、昨年度から在園している子どもの方が、新入園児よりも発語が少ない傾向にあります。
そして、こちらの話している内容は理解している様子があるため、理解力ではなく発語の問題ではないかと考えられます。
かと思えば4月から新たに入ってきた子どもたちは三語以上の文をスラスラ話していたりして、職員の内では「職員がマスクをしていることが原因ではないか」という意見がちらほら出始めていました。

調べてみたところ、NHKのニュースサイトでコロナ前後の幼児の言葉の発達に関する研究が紹介されていました。

このニュースによると、コロナ以降の2021年に幼児の言語機能を調査した結果、基準値の100を大きく下回る60という結果が出たそうです。
詳細の研究結果はこのサイトでは紹介されていなかったので鵜呑みにはできませんが、100に対して60というのは想像より大きなインパクトで、これが年長、小学校と進級していく際に解消されていくのか、それとも何らかの影響が残ってしまうのか、今後の研究を注視したいと思います。

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