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読書日記

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読んだ本についてのレビュー記事です。
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#保育士

「叱る」ことに効果はない。スッキリ腑に落ちた本

子育てや保育において、「叱る」という行為はごくごくありふれた行為です。 また、社会人とし…

読書日記 保育士が読む「保育士よちよち日記」

見も蓋もないお仕事の裏側を描くシリーズの保育士版、以前から気になっていたのですが、やっと…

影響を受けた育児本②ママたちが非常事態!?

一つ前の投稿で、佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」を紹介しました。 タイトル通り子ど…

影響を受けた育児本①子どもへのまなざし

子どもが生まれるまで、私は子育てについて、柔らかな粘土をこねて子どもの姿を作り上げていく…

読書日記:衝撃だった小説「夏物語」

以前から好きだった川上未映子さんの「夏物語」、ちょうど夏だし、と安易な気持ちで読みました…

読書日記「去られるためにそこにいる」

娘が今年小学校に入学して一番初めに感じたことは、「分からないことが増えた」ということです…

実も蓋もない読書日記「利己的な遺伝子」

リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」、本屋で見かけてたまたま購入したのですが、とても有名な本だということを読み終えてから知りました。(進化生物学や遺伝関連の本によく引用されているので) 生物の行動は遺伝子の利益が最大になるように決定されるという論なのですが、その中で特に男女(雌雄)の性戦略についての箇所が非常に衝撃で、かつ説得力のあるものでした。 親の言う「あなたのため」というのは、当の親は本気で言っていますが、その影には「あなたの(成功=私の投資の成功の)ため」と

子どもの好き嫌いを考える 「定本 育児の百科」

何度か記事で触れていますが、私が働く保育園には、一定数「子どもには大人の言うことを聞かせ…

育児で子どもの人生が全て決まる訳じゃない。肩の荷が降りた本

以前の記事でも触れましたが、私は、子どもを産んですぐの頃、子どもの人生は親の育て方で全て…