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「保育士向いてないから辞めたい」解決策や転職をすすめる理由。


保育士の皆さんこんにちは!
元保育士のゆうこ先生です:)
このブログでは保育士の皆さんのお悩みや不安に対して、有益な情報をまとめられたらなと思いはじめました♪

今回のテーマは「私保育士向いてない。辞めたい」ということで、色々と情報をまとめてみました。
私もこう思うことが多々ありましたが、現在妊娠・出産・育児で保育職を一時休職する十数年、楽しく保育士を全うしました。
あのとき辞めないで良かったな〜と今になっては思います♪

なので、ぜひ皆さんもこの記事を見て、元気を出してほしいと思います!

「保育士向いてないから辞めたい」そう感じてしまう時って?

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皆さんは一体どんな時に「保育士向いてないかも、辞めたい」と感じますか?
よくyahoo知恵袋などのお悩み系サイトにも「保育士向いてないから辞めたい」という悩みが投稿されていました。

仕事を辞めたいです
4月から保育士になったのですが、働いて3日目で自分は保育に向いていないと感じてしまいました。

まずは皆さんが「保育士向いていない」と思う原因から考えてみました。

「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき①「職場の人間関係に疲れた」

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保育士はまだまだ女性の割合が多く、男性保育士0という保育園もめずらしくありません。
そのため人間関係が難しく、なかなか環境に慣れられない、いじめやいやがらせのターゲットにされている…という方も。
そんな、女性が多い職場で働くことに適応出来ない、疲れてしまうことが原因で、「私って保育士向いてないかも、辞めたい」と感じる保育士さんも一定数いるようです。

保育士は女性の多い職場ですから、人間関係にとても気を使います。
若い保育士とベテランの保育士が組んでいる場合はベテラン保育士の意見がどうしても通りやすくなりますし、気が強い人の保育方針に逆らえず自分が望む保育ができないと悩んでしまうことだってあります。
嫉妬感情から、子どもに好かれている、指導能力があるといった有能な保育士がいじめや悪口のターゲットになってしまう場合すらありうるのです。


「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき②保護者の対応が苦手

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昨今ではモンスターペアレントという言葉が生まれたり、非常識な保護者や自分の子どもだけ贔屓や特別扱いしてほしい!と無理難題をふっかけてくる保護者も多いんですよね…。
私も保育士として働いている時に何度も保護者の対応に悩まされてきました。
でも、モンスターペアレントに限らずですが、保護者の対応がうまく出来ないといって「向いてない」と思う必要は全くないんです。

クレームはどのような職場でもあり得ることですが、理不尽な要求を突きつけてくるモンスターペアレントの存在に思い悩む保育士は少なくありません。もっともなクレームであれば、個人としても職場としても改善に取り組む必要がありますが、どうしようもない理不尽なクレームもたくさんあります。
運動会の順位や劇の配役などは、どうしようもない問題です。このような、保育士側には非が無い場合でも、常に頭を下げなければならないのが保育士の現場のリアルです。保育士側に過失がなくても突きつけられる、理不尽な要求にストレスを溜め、保育士を辞める人は多くいます。


「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき③子どもが言うことを聞いてくれない

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子どもが好きで保育士になったのに、いざ保育園に入職してみたら子どもが全然話を聞いてくれない、うまく関係が築けない、というお悩みもよくあります。
子どもが好き!という前提があるだけにかなりショックですよね。
私も新卒で入職した保育園では子どもにすっかりなめられてしまって、「さすがにこれは向いてないんじゃないか」と日々考えていました。
子どもとの関係がうまく築けないとき、「保育士向いてない」と思ってしまう気持ちはとっても分かります。

「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき④体力が持たない

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保育士ってかなり体力を使いますよね。
子どもを抱っこする、一緒に庭園で走り回る、また書類仕事、片付けなどなど。
更に子どもからよく病気や風邪を移されてしまって体調を崩してしまうことも、保育士ならよくあることです。
そこで主任や園長から「保育士向いてないんじゃない?」と嫌味を言われることも…。


他にも「保育士向いてないかも」と感じることは多々あると思いますが、まずはこの4つを挙げさせてもらいました:)
皆さんはいかがですか??


では実際に保育士に向いてない人ってどんな人?

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それでは、上記に挙げた内容は一旦置いておいて、実際に保育士に向いていない人というのはどんな人なんでしょうか?
こちらのサイトでは以下のように掲載されていました。

★保育士に向いてない人一覧
* 子どもが嫌い
* 一人で何でもやろうとする
* 書類なんて無意味と思っている
* 子育てをすべて代行していると思っている(保育園の役割を理解していない)
* 自分の保育観とか保育論が強すぎる
* 収入ばかりが気になる
* 彼氏が出来ると仕事がおろそかになる
* 朝に弱い
* ピアノ・歌・絵・文章の全てが嫌い


例えば「ピアノや歌が苦手で保育士向いていないかも…」と思う方はいても、「嫌い!」という方は少ないというか、そもそも保育士になっていないのではと思います。
ですから保育士になりたい!と保育士を目指し、今向いていないかも、と感じている方は向いていないわけではないと私は思います。
ただちょっと自信をなくしているだけ。特に入職してから1〜3年の新人保育士に多いと思います。なのでまずは「自分は向いていない」と思わずに、時には息抜きしながら保育の仕事に向き合ってみてほしいと思います♪

次からは上記に挙げた4つの「保育士向いてないかも」と思ってしまう原因の解決策についてご紹介していきたいと思います。


「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき①「職場の人間関係に疲れた」の解決策

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やはりどの保育園にも保育士間の人間関係トラブルはつきもの。
日頃の挨拶からコミュニケーションを始めてみて、何か業務のことでキツく言われても、「自分のために言ってくれてる」「この保育士を追い抜けるように頑張ろう!」と変換してみてください。

ですがいじめやパワハラなど、さすがにおかしいと感じたら、転職することをおすすめします。
人間関係ばかりはどうしようもないこともありますし、せっかく保育士になったのに人間関係で「向いていない」と悩むのはあなたのせいではありません!
早急に転職して、新しい環境でノーストレスで保育士として働くのをおすすめします;)


「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき②「保護者の対応が苦手」の解決策

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保護者の対応は難しいものですが、何かトラブルが起きる前にしっかりコミュニケーションをとってみてほしいです♪
日々、気がついたこと、子どもの成長を感じたこと、その他世間話でも何でもOK!「今日の○○ちゃんのお洋服かわいいですね!」「今日はお友達と○○をして遊びました♪」などなど。

このような日々のコミュニケーションの積み重ねで、保護者も保育士に「ちゃんとうちの子を見てくれている」と信頼してくれます。
何か怪我や事故が起きてしまったときでも、「〇〇先生は信頼できる人だから、何か理由があったのかも」とそこまで攻め立てることはしないはずです。
ですが一定数モンスターペアレントがいることは事実。
そのようなどうしても手に負えない保護者がいる時は主任や園長に相談。上が何もしてくれない、自分にすべて任されるといった状況なら、転職をおすすめしたいです。
本来なら主任や園長が相談に乗ってくれたり、代わりに対応してくれるもの。
それがないならこの保育園にいて、「向いていないかも」と感じるのはもったいないです!

強いハートを持って”先生”として毅然とした態度で振る舞う事です。
ただ、親は大切な我が子を心配するのは当たり前の事で、自分が見ていない場所で子どもがどう過ごしているか心配で仕方ないのです。
まず、その気持ちを察してあげて下さい。 保護者に不信感を抱かせてしまったらどんなに努力をしても攻撃してくる一方です。 不信感を抱かせない様に、日常の子どもの様子をしっかり把握しましょう。
そして、どんなに小さな事でも、園の様子を話し伝えてあげて下さい。
そうすれば「この先生はしっかり見てくれている」と安心してもらえるようになります。 万が一ミスやトラブルがあった際は誠心誠意謝罪をする事です。 子ども達の次に保護者は大切にしなければならない存在ですからね。


「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき③「子どもが言うことを聞いてくれない」の解決策

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子どもが言うことを聞いてくれない、子どもがなついてくれないという時にはこのような解決方法がおすすめです。
子どもに興味を持つこと、子どもだからといって適当に接しず、真髄に向き合うこと。
懐いてきてくれない子どもにはどう接していいのかわからず、懐いてくれる子どもにだけかまってしまう…というのは新人保育士にありがち。
私もどう接していいのかわからず放置…という言い方は悪いですが、関係が希薄になってしまっていました。

ですが子どもは自分から心を開くのが難しいと感じる子、恥ずかしくて避けてしまう子、人見知りをしてしまう子も大人と同じようにいるのが事実。
ですからこちらから特に気にして声をかけるなどのコミュニケーションを積極的にとっていくことをおすすめします!

また、子どもが言うことを聞いてくれない、というお悩み。
子どもは「自信がない先生」「新人などで上下関係が下にある先生」を感じ取りやすいと私は思います。そんな先生になめたような態度をとったりする現場もよく見てきました。
新人のうちはなかなか難しいですが、自信を持って堂々と保育をしてみて下さい:)
また、子どもだと言って約束を破ったり適当なことを言うのも子どもでも不信感を感じ取ります。
しっかり真髄に、誠意を持って接してあげてくださいね。
これで子どもとの信頼関係を築いていくことが出来ると思います。

自分から「先生!」と来てくれる子の相手は簡単ですが、内気で話しかけてもすぐにどこかへ逃げてしまう子との関わりは結構苦戦します。
子どもとの人間関係の構築は難しいと感じる人もいますが、意外と簡単です。
とにかく子どもを観察して「何が好きなのか、嫌いなのか」「何が得意で何が不得意なのか」そういったことをわかってあげるだけでコミュニケーションがとりやすくなります。
幼児であれば「この先生ちゃんと私を見てくれているんだ」と気づき、一緒に遊ぶことで距離が縮まっていくでしょう。
無理して元気な先生、明るい先生にならなくても静かで優しい先生が好きな子もいますから自分らしい保育をすると良いですね。
子どもは敏感なので大人が緊張していたり、嫌だと感じていたらその気持ちに気づいてしまうのでリラックスしてこちらから心を開くように意識します。

「保育士向いてないから辞めたい」と思うとき④「体力が持たない」の解決策

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なるべく体力や免疫力をつけられるように努力しましょう♪
私も最初、保育士になりたての頃は保育で体力を使いすぎてしまって書類仕事が全然はかどらなかったり、休みの日は1日疲れでダウンしてしまったり。

そんな時、やはり食べ物や運動、筋トレを積極的に行ってきました。
まずは基礎体力をつける、栄養のあるものを摂る、睡眠も欠かさずしっかり取る!
保育士は体が資本なので、体力をつけることにまず精力してみてください:)

元気いっぱいの子どもと一緒に走り回ったり、子どもを抱っこしたりすることが多いため、保育士は体力がないと厳しい仕事であると言えます。
しかし、体力に多少の不安があっても、業務をこなす中でだんだん体力がついてきます。そのため、保育士として大切なことは、日常生活の中で自分の体調管理ができるかどうかです。
<保育士が行うべき体調管理>
* 睡眠不足にならないよう早めに寝る
* バランスの良い食事を取る
* 感染症にかからないよう手洗いやうがいを徹底する

▼こちらのサイトではその他のお悩みの解決策について掲載されています。

保育士向いていないから辞めたい。辞める前に転職してみることをおすすめします!

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あなたが向いてないと感じているポイント、実は転職することで解決する場合もあります!
例えば人間関係や保護者の対応。
またはあなたの成長スピードなどなど。

なかなか保育士として成長出来ず、「向いていない」と言う先輩保育士や園長もいますが、それって本当にあなたが向いていないだけなんでしょうか?
保育士の教育不足に問題があるのではないでしょうか?
なかなか思うように保育士の仕事ができず自信をなくしている保育士も多くいると思います。

そんな時は転職して、しっかりあなたの成長を見守ってくれる保育園、しっかり教育してくれる保育園で働いた方がお互いのためになるのではないでしょうか??

もしかしたら保育園との相性が合わない可能性もありますし、まずは「向いてないから辞めたい、辞めよう」ではなく「まずは転職してみよう!」に変換してみませんか?

辞めたくなるのは、保育士に向いてないからではなく、実は「職場が合わない」というケースも多いですね。園の方針や人間関係に違和感があることが本当の原因なのに、楽しく仕事ができないのは自分が保育士に向いてないからだと誤解していることもあるのです。
職場が合わないケースでは、保育士そのものを辞めるのではなく、他の職場に転職することで問題が解決します。自分に合った園に転職したところ、保育士に向いてないのではという悩みも解消し、仕事の楽しさを感じるようになった保育士はたくさんいます。


保育士に向かない、と悩む人の抱える問題を考えてみると、ほとんどが保育士という仕事が問題というよりは、その園との相性や、保護者や同僚・先生たちとの相性のようです。
せっかく目指していた保育士自体を辞めてしまいたくなるほど疲弊する前に、ほかの園に移ることを考えてみてください。
もう、無理かもしれないと思える状況だった時でも、職場が変わり相手が変われば解決することも多いですよ。


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「保育士向いてないから辞めたい」と思った時は、まずは相談だけでもしてみることをおすすめしますよ♪

それでは♪

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