保育士を辞める年齢やタイミングってどんな時?転職におすすめな時期も!
保育士として働く皆さんこんにちは1
元保育士のゆうこ先生です:)
このブログでは自分も保育士時代に感じていた悩みや不安、保育士の方によくあるお悩みについて解消・解説できないか?と始めたブログです。
もし保育士として何か不安や悩みがあれば、ぜひ参考にして頂ければと思います!
今回まとめた内容は「保育士を辞める年齢について」。
今すぐ保育士を辞めたい!という方や、この保育士という仕事は好きだけど長く続けるのは厳しそう。いつ頃辞めるか常に考えている、という方にぜひご覧になっていただきたいです!
保育士は離職率が高いって本当?辞める理由は?
それでは早速、保育士の離職率を見ていきましょう。
こちらのサイトによると、保育士の離職率は10%。
1年に10人に1人の保育士が退職していうという計算になりますね。
更に公立保育士と私立保育士で離職率を比べてみると、私立保育士の方が離職率は高。
そこにはお給料や残業、休日出勤の差が関わってきているように思います。
・離職率
「保育士~出入の状況~」によると、常勤保育士の数は320,196人で離職者の数は32,823人となり離職率は10.3%だそうです。
そのうち私営、つまり私立保育園などの民間経営の保育園の保育士に限っては12.0%と公立保育園で働く保育士よりも離職率が高くなっているようです。
公立保育園の保育士さんは「公務員」という立場ですので、定期的な昇給や産休・育休などを取りやすいといった待遇面で優遇されていることが一因かも知れません。
・勤続年数
公務員は給与面や待遇面で優遇されていますので離職率は低く、勤続年数も長くなります。
それに対して私立保育園の保育士さんは、昇給も少なく産休や育休も取りにくいと感じる職場が多く、中途退職する人が多くなるようです。
実際、勤続年数14年以上の保育士さんは私立では20.2%なのに対し、公立では40.4%と2倍の開きがあります。
また、保育士を辞める理由についても調べてみました。
自身でも私の周りの保育士を見ていても、辞める原因や理由は以下の通り。
・お給料の少なさ
・残業や持帰り仕事の多さ
・人間関係の問題
・保育方針が合わない
・結婚・妊娠などの家庭の事情
以下のサイトからも引用しましたが、やはり保育士は人間関係の問題で辞める方も多くいます。
実際私も新卒で入職した保育園は人間関係がうまくいかず(いじめやいやがらせのようなことにまで発展しました)4ヶ月で辞めるという結果に。
友人保育士の話を聞いていても人間関係で悩む保育士が多くいます。
▼保育士の辞めたくなった瞬間の体験談はこちらです。
では実際にどのような時に仕事を辞めたいと感じるのでしょうか。調査によれば、その原因して最も多く挙げられているのが、「上司・同僚との人間関係上の問題」で63.9%、次いで「業務量や残業の多さ」が19.8%、「園長・施設長に対する不満」が16.7%。園長や施設長との関係性も含めると、実に80%もの方が、職場内の人間関係が原因となり、不満を持っていることがわかります。
そのほかにも、辞める理由やタイミングに関して、このような提案があります。
こちらはカナダの編集者が考えたもので、このように思うときは即刻今の職場を辞めよう!転職しよう!というものです。
皆さんもよかったら参考にしてみてくださいね。
1. 現在の職場が経営の危機にありそう・・・リストラが多い、ボーナスが出ないなど
2. 上司が最悪である・・・非協力的で人格を尊重しないなど
3. 収入を得るためだけに働いていると思う
4. 仕事そのものが嫌になっている・・・不愉快で退屈、同じことの繰り返しなど
5. 毎朝出勤するのが苦痛で仕方ない
6. 上司や同僚が自分をつぶしにかかっている・・・責任のなすりつけ、陰口などがあり味方がいない時
7. 職場の風土が自分とあっていない
8. 仕事の影響で私生活もぱっとしない
9. 成長を感じられない・・・その仕事の市場で求められるスキルが身につかない
10. 他の仕事のオファーを受けた・・・自分の成長につながるならぜひトライを
▼離職率が低い保育園の特徴はこちら!
https://tenshoku-plus.com/hoikushi-rishokuritsu/
保育士が辞めるタイミング、年齢別に考えてみました
20代〜30歳の年齢の保育士の辞めるタイミング
新卒で入職してから30歳くらいまでの保育士の辞めるタイミングとしては、やはり結婚や妊娠が多いです。
保育士は女性が多い職業であり、やはり結婚するとなると配偶者の転勤に伴い転居するということも増えてくるでしょう。
もちろん保育士はどこの保育園、保育施設でも資格さえあれば働けますので、新天地でもう1度保育士として働くのもいいと思います;)
他にも妊娠することで保育士を辞めるという方もこの年齢では多いかと思います。
保育士として働いていると、妊娠中では避けたい身体的ストレス、心身的ストレスが多いのも事実。
重いものを運ぶ、子どもと一緒に走る、また子どもが急に抱きついてくるなどのトラブルも予測できません。
ですので妊娠中は早めに保育士を辞める、と選択する保育士さんが多いです。
仕事をはじめて数年経ち、結婚、出産が多くなる頃です。
保育士は女性が多いので、旦那さんの勤務の都合で退職せざるをえなくなることもあります。
しかし多くは妊娠、出産するにはハードな仕事なので、続けられなくて辞めると言うケースが多いと思います。
重いものを持つ、前かがみになる。
お腹に負担をかける姿勢をとることも多いですからね。
また、子どもが飛びついてきたり、といった危険を感じることも多いです。
さらに、職場の人間関係や保護者との関係でストレスが溜まります。
強度のストレスは特に妊娠中は避けたいものです。
また、スキルアップのために保育士を辞めて他の保育園に転職する、という方も多くいるのが年齢にすると20代。
ですが保育士はまだまだ人手不足ですし、経験や資格があればそんな年齢でも保育士転職は容易に可能です。
保育士として様々な経験を積むためにぜひ色々な保育園で働いてみてくださいね。
保育士が働く職場の多くは保育園ですが、保育園と言ってもその特徴や働き方は多種多様です。現在の職場で経験することができない職務はどんな職場にもあるでしょうし、20代でも後半に入ればそろそろ主任などの役職を狙っても不思議ではありません。
この年代で転職をする際には、現在の職場が嫌だから他で働きたいというマイナス目的の転職ではなく、別の職場でこんな風に働きたいというプラス目的の転職を心がけましょう。
保育士の転職はどの年代でも可能ですが、公立の保育園に転職するなら20代のうちが良いと言われています。公立の保育園で正社員として働く場合には、公務員という扱いになるため、応募する際には年齢制限などの条件が設けられているためです。
30代以降の年齢の保育士を辞めるタイミング
30代の保育士は、20代の保育士と同じように結婚、妊娠、またはスキルアップのために保育士を辞める、という方が多いと思います。
30代では特に、保育士としてこのまま働くか、または一般職へ転職するか、で悩む保育士が多いと感じます。
実際に私の周りでもお給料の低さや体力面、また残業や持ち帰りの仕事の多さで長時間の拘束に耐えられない、という理由で事務や営業、販売などの保育職意以外の一般職に転職していく保育士を何人も見てきました。
20代ではまだがむしゃらに働けてはいたものの、年齢が30代になり将来性、体力などを考慮すると、自然にそのような選択をする保育士が増えるのかと思います。
保育職→保育職の転職なら、資格や経験があるため容易ですが、未経験の一般職であると年齢を重ねるごとに転職は難しくなっていきます。
ぜひ保育士からその他一般職への転職をお考えの方は、出来るだけ早く、年齢が若いうちに実行することをおすすめします。
50代、60代以降の年齢の保育士を辞めるタイミング
この年齢になると、体力面でも保育士を続けるということが厳しくなってきますよね。
現在では定年退職が65歳まで引き上がり、もちろん65歳まで働く事はできます。
ですが以下のサイトの引用にもあるように、視力や体力に衰えを感じる保育士も。
こんなときは「もう引退かな」と考えてしまいがちですが、ヘルプやフリーというポジションで働くことも可能。
現在働いている保育園がそのようなポジションに就くことが難しそうであれば、その前に転職しておくことも選択肢の1つかもしれません。
もちろん保育園の中には60代歓迎!という求人を出している保育園もありますし、定年まで働けそう・働きやすそうという保育園を探してみるのもいいですね。
希望すれば65歳まで働くことはできますが、若い人たちと同じように仕事ができるかといったら、難しい側面も当然あります。
しかし、50代や60代の保育士がいないのかというと、実際に元気に働いている保育士もたくさんいます。
老眼で視力が低下し、連絡帳に書く時に、眉間に力が入ってしまったり、乳児さんを抱っこした時、いつもより腰に負担がかかったりするなど、体のあちこちに自分にしか分からないサインが表れてくるものです。
そんな時は保育士同士で協力しながら、体力がきつい時にはお互いに助け合うことで、カバーし合うことも可能!クラス担任は、受け持っているクラスの細部にまで気を使わなければいけませんし、何かあったらすぐ動かなくてはいけません。
その分責任が重く、やりがいもありますが、フリーやヘルプ対応などに回るというのも選択肢の一つ。体力面や精神的な負担は人それぞれ違うので、年齢を感じるようになったら、自分に向いているものを見つけ出すことが重要になってきます。
https://embodyimage.com/hoikushi_oyakudachijyouhou/retirement-age/
辞めた保育士さんの転職事情と年齢について
保育士を辞めたあと、他の保育園へ転職する!という保育士さんへ。
保育士の転職は資格や経験があれば比較的簡単に採用されることもあり、そこまで不安は要さないでしょう。
ですが、転職するなら20代のうちに転職を済ませておくことがおすすめです。
なぜなら20代で体力がある、更に子どももおらず時間的に余裕がある、更にベテラン保育士に比べるとお給料もそこまで高給を出さなくてもいい…というのが見解。
もしいま働いている保育園が合わないな、辞めたいなと感じているのであれば、20代保育士はその年齢のうちに転職を考えてみてはいかがでしょうか?
転職を考える場合、その年齢も重要な問題です。 ずばり、採用する側から見れば、20代の若い人は体力もあり長く勤めてもらえる可能性も高く採用しやすい人材です。
しかし、30代・40代あるいはそれ以降のご家庭をお持ちのベテラン保育士さんは、基本給もやや高めで経験がある分やや使いにくいと敬遠する保育園もあるようです。
特に小さいお子さんがいらっしゃる30代の方は、子どもの病気や学校行事などで休むことも多いから…と中途採用は40代以上を優先にしているという施設もあります。
転職に際しては、ご自分の年齢を考慮することも必要です。
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保育ひろばでは保育園との強いパイプを持った精鋭のキャリアコンサルタントが勢揃い。
待遇はもちろんのこと、出来る限りの園の雰囲気や人間関係問題などを伝えてくれるので、保育士転職の失敗が少ないんです。
ぜひ利用してみてくださいね。
それでは♪
【保育士を辞める年齢についてはこちらのサイトも参考になります♪】