園長は置いて帰れ
どうも!保育士園長まゆあです。
保育園あるある(どちらかというと保育士あるある?)の話で、「先輩が残っていたら残る」というものがあります。
もしかしたら他の業界でも同じようなことが起きているかもしれませんが、私は「変な慣習」だなと思ってるんです。
この変な慣習、実は私が今の園に異動になった当初存在していて(まさかと思いました)、マジかって思ったんですよね。
まさに百害あって一利なし。何のメリットもない慣習です。
そんなベテランの感覚、昭和の感覚が残る感じの保育園でしたが、時は平成から令和に変わるころでしたのでこのままじゃいけないと思って改革に乗り出しました。
効果的だった取り組みとしては…
・残っていたら残業をつける
(サービス残業をしていたので、有無を言わさず残業をつける)
・残っていたら「早く帰れー」と連呼しまくる
(若干ニュアンスは違いますが、イメージとしてはそんな感じ)
・業務量、作業量を減らす
(行事などの内容を見直す)
こんな感じで取り組んでいたら、いつの間にか残る雰囲気が無くなりました。
たまに「何か手伝いますか?」と優しい言葉をかけてくれる保育者さんもいますが、個人的には園長を差し置いてささっと帰ってほしいんですよね。
居られるのが嫌というわけではなく、早く帰って休息をとって欲しいですし、プライベートも充実させてほしいと思っているからです。
帰りづらい環境は働きやすさにもつながってきますし、何より変なプレッシャーも与えてしまいます。
だからそんな雰囲気は皆無にしたかった。
「園長は置いて帰れ」というタイトルは紛れもない本音です。
実際自園はみんな私を置いて帰ります(笑)
でもそれが正常だとも思います。
今の園、早い人は3分後には園を出ていますし、前にいた小さい園では1分後に出ていった方もいます。
最初はさすがに早すぎと思いましたよ。
でもそれくらいが良い。
まだまだ園長、先輩が残っていたら残る、残らざるを得ない園は沢山あるかもしれませんが、そんな風潮が早く廃れればいいのになぁ…。