定員60人の認可保育園が増えている

認可保育園について書きます。

新規開園の園

3～4年前までは、新規オープンの園といえば小規模認可保育園が多かったと思う。

ここ数年、60人定員の園が増えてきたので、比較とともに、その背景について書いていきたい。

【小規模認可保育園】
定員12～19人
0～2歳児のみ
美容院や飲食店が閉店したところやビルの1階テナントの居抜き
園庭なし

【60人定員の認可保育園】
定員60人
0～5歳児
平屋もしくは2階建ての新築
小さいながらも園庭あり

60人定員の園が増えた背景

背景としては、小規模認可保育園が増えて、卒園する2歳児の人数も多くなり、近隣の認可保育園の3歳児入園枠に行くことが増えたのかなと。

私の住んでいる自治体では、小規模認可園を卒園する2歳児は必ず近隣の認可保育園に入れるように枠が確保されている。

中には幼稚園にいく子もいるんだろうけど、確保枠を除くと3歳児入園の枠はとても限られてしまう。

そうすると、上の子3歳児、下の子1歳児で仕事復帰しようとする人などが入園できないという問題になり、だったら0歳～5歳までを預かる園を増やそうということになっているのではないかと予想している。

私の家の近くにも約5年前に1園、最近1園できた。2園の間は大人の足で5分くらい。とても近い。

家の近くの園に通えるのは親にとっても子どもにとってもよいことだと思うし、途中で園を変わらなくてよいのもメリットだと思う。

これからもどんどん増えていき、小規模認可園の数より多くなると思っている。

1クラス12人もしくは4歳児と合同で2学年24人で過ごした5歳児クラスの子どもたちは、小学校でどうなんだろうと思う。

近隣の数十年前からある認可保育園や幼稚園は、20人以上在籍の5歳児クラスが複数ある。全園児は数百人規模だし、運動会でクラス対抗リレーをしたりしている。

もちろん子ども一人ひとりの性格もあるから、どちらが良いなどとは言えないけど、経験してきたことに差が出るんだろうなーと思っている。

もし、機会があれば、この点について小学校の先生と話し合ってみたいと思っている。