インターナショナル保育園と公園でご一緒した話 まとめ
公園に散歩に行ったらインターナショナル保育園も同じタイミングで散歩に来ていて、その時に感じたことを2回に渡って書いた。
この2つを書いて、自分の中でまとめが書けそうだと感じたので3本目の記事を書くことにした。
今しばらくおつきあいください。
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結論としては、
幼稚園や認可保育園が課業として園内で英語教育をすることに一定の理解を持つことができた。
園のパンフレットなどで、「週に1回、ネイティブ講師による英語の時間を設けています」という園のことだ。
一度、転職を検討した時、見学に行った園で、たまたま英語の時間に遭遇したことがあった。
2歳児クラスが英語の先生の指示のもと、部屋の中を「Go over there」「Come here」と往復していた。
ちょっと恥ずかしがりやの子も、担任の先生に抱かれて、部屋をあっちにこっちにと走っていた。
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一方、今まで、勤めてきた保育園(私立、公立)は外国語教育に対しては、一線を引いており、「園ではやりません」というスタンスだった。
ただ、保護者に「幼児期に英語を学ばせたい」という意識はあり、平日の降園後や休日になんらかの形で英語を学んでいる子たちがいた。
何に気づいたのかと言うと、「時間のコスパが悪い」。
子どもが起きていられる時間は大人よりも少ない。
保護者の就労時間が8時間だとして、休憩1時間、仕事にかかる時間が9時間。
保育園から職場まで1時間かかるとすると往復2時間、合計は11時間にもなる。
朝7時からなら18時。
朝8時からなら19時。
園内で過ごす時間が長いのなら、園内で英語教育ができた方が時間のコスパは良いということに気づいた。
日々一緒に過ごす担任の先生が、分からない気持ちや不安な気持ちにも寄り添ってくれるなら、前に書いた子ども編のように、「泣きじゃくる子どもを英語でなだめる先生」というシチュエーションにはならない。
そのため、どうしても幼児期に英語に触れる機会をつくりたいという保護者の期待に応えて、子どもにも無理なく英語を取り入れたのが、「週に1回、ネイティブ講師による英語の時間を設けています」という園なのだと思う。
もちろん英語に触れる時間数が違ってくるので、英語漬けの環境で英語に慣れさせたいという保護者の支持を得てインターナショナル保育園にも需要があるのだと思う。
それも一つの選択肢だと思うし、いろんな形の教育があっていいと思う。
私、個人の見解としては、
外国語教育よりも世界にはいろんな国があっていろんな言語があるという異文化教育の方が大切だと思うので、インターナショナル保育園や課業に英語がある園では働いていない。
ただ、園には図鑑やパズル、カードなどが身近なものとして、世界に触れられる環境にはしてある。
おしまい