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先輩保育士が怖い!?先輩たちと仲良くするための5つの関わり方
保育士が悩む問題として、人間関係はよく挙げられます。
特に「先輩の保育士からの目が怖くて、仲良くやっていくのに一苦労している」という方も少なくないでしょう。
今日は、そんな先輩保育士達と上手くやっていくためのちょっとしたポイントをご紹介していこうと思います。
先輩保育士は優しい?
保育園で、先輩の保育士から監視されていたり、辛く厳しい指導を受けたりしていませんか?
保育の仕事はチームプレーが基本です。
そのため、1人でもコミュニケーションが上手くいかない事は、先輩保育士たちを不安にさせてしまうものです。
その一方で、「しっかりとした後輩に育ってほしい!!」という強い思いから、本人たちにその気はなくても、厳しくしてしまう事は多くあるものです。
もちろん、みんながみんな怖い保育士ということではありません。
しかしながら、話し方が強かったり、厳しいことを言われたりすると、怖く感じてしまうのは事実です。
一体、どんなことに困っている人が多いのでしょうか。
・何も教えてくれない。
・ほとんどコミュニケーションを取ってくれない。
・いちいち言い方が強くて嫌になる。
・こだわりが強く、何をやっても「違う」と言われる。
・上下関係が厳しすぎる。
ドロドロした人間関係が垣間見えますね。
女性が圧倒的に多い職場だからこそ、良い人間関係を築くことが大切になってきます。
上手く付き合うための5つのポイント
先輩保育士とのトラブルを防ぎ、働きやすい環境を作っていくためには、自分から周りの職員に対して働きかけていく必要があります。
そういった行動は周りの職員から認めてもらうことに繋がり、良い人間関係を保つことができるのです。
それでは4つのポイントをご紹介していきましょう。
①言われたことは必ずやる
②仕事の期限を守る
③やっていることを真似する
④勉強している姿を見せる
⑤頼る
いかがでしょうか。
それでは1つずつご紹介していきます。
その1 言われたことは必ずやる
指示されたことをやらなかったり、できなかったりすると、注意されてしまうのも仕方ありません。
特にみんなで打ち合わせて決めたはずのことができていないと、信頼関係が壊れていくことに繋がってしまいます。
重要なことはメモに書き留めるだけでなく、定期的にそれらを見直す習慣を付けておくと良いでしょう。
また、保育の途中でどうしても分からなくなってしまった時には、すぐに質問して行動に移すことも大切です。
「言ってもダメだな」と思われてしまっては為す術がなくなってしまうため、なんとしても言われたことは守るようにしましょう。
その2 仕事の期限は守る
自分に任された仕事が期限内に終わらないという状況は、絶対に避けたいものです。
クラスの運営に影響が出てきてしまうため、必ず見通しを持って取り組んでいくようにしましょう。
しかしながら、ただ期限に間に合えば良いわけではありません。
前日に仕事を仕上げるのは、計画的に行動していないように見えてしまう可能性があるからです。
そうならないためにも、抱えている仕事は期限の前々日に仕上げておくのが理想です。
そうすることで、余裕を持って仕事をしているような印象が感じられます。
また、実際にトラブルが起こった場合にも対応する時間ができるため、気持ちに余裕が生まれます。
ただし、キャパシティを大きく超えていると思うような仕事に、無理して取り組む必要はありません。
その場合は上司に相談してみると良いでしょう。
どうしても一人で仕事をこなすことが不安な人は、仕事の期限を必ず聞くようにし、どうしても良い方法が浮かばない場合は、期限の半分が終わった位のところでアドバイスを求めに行っても良いかもしれません
その3 やっていることを真似する
やるべき事は、言われたことだけではありません。
「見て盗め」とは昔からよく聞く言葉ですが、ぜひ活用するべきです。
その人のやっていることを真似して取り入れていく事は、非常に大切な作業であり、保育の方向性を揃える事にも繋がります。
特にリーダーシップの強いタイプの先生には効果的な方法です。
「よく周りを見て勉強しているね」と認めてもらえるきっかけを作って行きましょう。
だからと言って、人の真似ばかりしていると、「自分でこんな保育がしたいという思いがない人だ」と捉えられてしまい、逆にマイナスのイメージになってしまいます。
そのため、何でもすぐ真似するという事ではなく、自分が良いと思ったことを毎日1つ、2つ取り入れてみるようにしましょう。
その4 勉強している姿を見せる
保育士たるもの、やはり自分の考えを持っていてもらいたいものです。
それは、一人一人が保育や保護者の子育て支援を行っていくわけですから、当然の事でしょう。
自分が勉強して、様々な知識を身に付け、その中で仕事をしようとしている姿を見せるのはすごく大切です。
例えば、会議の場面で考えてみましょう。
ここでは、発言する姿勢をどんどん見せていきたいものです。
ですが、大切になるのは、自分の意見を伝えるだけで良いということです。
その先の決定については、先輩の先生に譲りましょう。
大切なのは「なるほど!」と言わせられる提案者になることです。
しつこく自分の意見を押しすぎてしまうと、逆効果になってしまうため注意しましょう。
その5 頼る
「ああじゃない」「こうでもない」と口を出す先生に限って、頼られるのが大好きです。
頼られているという事は、自分の実力が認められているという事ですから、嬉しいに決まっています。
頼る時は、その先生の得意な分野についてたくさん聞いてみてください。
例えば制作物とか壁面が大好きな先生がいたとします。
そういう人には「ここはこんな感じで作ってみたんですけど、どう思いますか?」
「この辺が思っていたようにならなくて、何かアドバイスを頂けたら嬉しいです」
みたいな感じで質問すると、すごく役に立つようなアドバイスをもらえると思います。
ただし、この時に1から10まで全てのことを聞いていると「自分で考えない人なんだ」と思われてしまいます。
ある程度まで仕事を完成させてから、アドバイスをもらいに行くようにしましょう。
また、一度受けたアドバイスは必ず取り入れる必要があります。
そのアドバイスが難しかったからと言って、聞いた事をやらないのは、その先生との関係を壊すことになりかねません。
そのため、聞きに行くということは、ある程度の覚悟を持って行わなければならない事です。
まとめ
今回は、先輩保育士と上手くやっていくための4つのポイントをご説明しました。
①言われたことは必ずやる
②仕事の期限を守る
③やっていることを真似する
④勉強している姿を見せる
⑤頼る
本来、保育士であれば、保育だけに全ての力を使いたいものですね。
しかし、多くの職員が集まる職場である以上、良い人間関係を保つための努力も必要になるものです。
そんなところで嫌な思いをしないためにも、この5つのポイントを意識して関わっていくことで、先輩保育士とは良好な関係を築いていけるでしょう。
人間関係に困っている方は、ぜひ試してみてくださいね。