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子育て支援員研修受けてみた
昨年、弊社にて子育て支援員研修を実際に受けたスタッフに「どういった内容だったのか?」「どういったところで活躍できそうか?」についてインタビューしました。
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子育て支援員研修とは?
子育て支援員は2015年より国が新たに設けた制度です。「子ども・子育て支援制度」がスタートし、地域の子育て支援を担う人材の確保と質の向上が求められています。子育て支援員として認定された方は、家庭的保育や小規模保育、利用者支援事業などでの活躍が期待されています。
自治体により様々なコースが設けられているそうですが、今回スタッフが受講したのは、「地域保育コース:地域型保育」です。こちらは、少人数の子ども(主に未満児)を預かる家庭的保育や小規模保育をはじめとした保育事業で勤務する方に向けたコースのようです。その他ファミリーサポートや放課後児童など幅広くコースがありますが、ご自身が今後就きたい仕事や今のお仕事に活かせるに合わせて内容を選択することができます。
▼詳細は、各自治体のご案内をご確認ください°˖✧
研修開始前に準備したこと
研修テキストは当日もらえるので、特別な準備は不要です。
ただ、(1)受講票(申込決定通知証と一緒に郵送されてきます)に証明写真が必要ということと、(2)現場実習に行くときは直近3か月内に受診した健康診断の結果と直近1か月の腸内検査の結果が必要ですので、実習を早めに希望される方は受けておいた方がいいかもしれません。
研修スタート ~座学編~
久しぶりに長時間研修を受けるので不安でしたが、実際受けてみると楽しく受講が出来ました。講師の先生は科目ごとに違います。どの先生も自身の経験・体験をもとにお話されていたのでわかりやすかったです。
また科目によっては隣の席の人と一緒に考えたり、グループディスカッションで様々な意見交換をする時間もあり、「あっという間」に終了しました。
スケジュールや仕事の都合上受講が出来ない科目も複数ありました。今回は未受講が5科目以内であれば運営事務局でDVD受講が出来ました。予約制でしたが、自分の都合に合わせて調整できました。
一つ大変だったことをあげるとするのであれば、受講後に記入するレポートです。A4用紙1枚程度、その日の科目ごとにレポートの記入が必須でした。講師によってはレポートを記入する時間をくれるのですが、それでも足りない時は休憩時間中に記入してました。自身の子育て経験がないので今の仕事を通して「こうかな?」と考え、それをまとめることに少し苦労しました。
今回の研修は女性の方が多く受講してましたが男性もちらほら見かけました。年齢層も20代前半から70代まで幅広い方が受講している印象です。
実習開始前に準備したこと
実習前に必要なことは、健康診断と腸内検査の実施です。幸い毎年の定期健康診断の時期とかぶっていたので余裕をもって健康診断を受診しました。病院によっては健康診断結果がもらえるまで数週間かかるところもありますので、事前に病院へ連絡するのがいいと思います。
また、実習は2か所で実施します。私の場合1か所は希望の園との都合がつかず、希望日にいける園を運営事務局から提案してもらい無事に希望日に実習ができました。腸内検査も実習を別々の月に行ってしまうと2回受けないといけない可能性がでてくるので、出来れば同じ月に実習に行くことをおすすめします。
そして、私個人的に準備したことですが、新たにエプロンを購入しました!
普段仕事の時は、会社規定のエプロンを着用していましたが、実習中はそれを使うことが出来ません。保育中のエプロンと給食中のエプロンを新たに購入しました。保育園の先生方がつけているようなかわいいエプロンをわくわくしながら探しました。
研修スタート~実習編~
1日目にお伺いしたのは、19名定員の小規模保育園です。私が実習に行った時は子どもが5名のみでした。更に1名休みだったので、結局4名の子どもを保育士の先生2名と私で見てました。まさかこんなに少ないとは・・!という思いもありましたが、とてもアットホームな保育園でしっかり子ども達に向き合えました。
午前中はお散歩にいきました。クリスマスの時期だったので、周りをみるとクリスマスのモチーフがたくさん。みんな喜んでいたのですが、0歳児がリアルなサンタクロースの置物をみると、途端に泣き出した時は微笑ましかったです。
2日目は同じく19名定員の保育園に伺いました。こちらは定員いっぱいのお子さまが入園してました。
外国人の慣らし保育中の子がいました。日本語でのコミュニケーションはどうなのかな?と思い、先生方へ尋ねると「日に日に日本語がわかるようになって、リアクションが一番いい!」とお話されていました。子どもの成長スピードは早いなと実感させられました。
全体の感想
今回の研修中に私がお話した人の多くは、すでに保育業界で働いている方々でした。それぞれのお仕事の内容や保育施設での方針なども違ってとても興味深く、20代から70代まで幅広い年齢の方と保育について意見交換や意識共有ができました。
今後についてですが、久しぶりに勉強したり、違う保育所に行ったりとわくわくする気持ちや「子ども達にもっと笑顔になってほしいな」と実感することが多かったので、次回は保育士試験にも挑戦してみたいと思います!
▼子育て支援員となり活躍できそうなところ
・保育園(役割:保育士さん達の補助的なお仕事をおこなう)
・学童保育(役割:支援員の補助を含め、子ども達の安心安全な活動のサポートのお仕事をおこなう)
▼今後保育士資格をとろうとしている方にもぴったり!
子育て支援員制度を通じて、保育士資格を持たずともまずは補助的なお仕事で保育の現場にたち、日頃から保育士さんのお仕事に関わり、知識や技術を習得することで経験を積みながら保育士資格取得を目指すことができます。
▼テノ.グループでは、ベビーシッターとしてのお仕事をおすすめしています!
子育て支援員研修と並行して、テノ.スクールで開講している「ベビーシッター養成講座」を受講いただきます。今後育児関連のアドバイザーとしてもご活躍いただけるようにマンツーマンのカウンセリングも好評です。
ベビーシッターは一つひとつのご家庭とコミュニケーションをとり、お子様の成長を一緒に見守ることができます。基本契約やお仕事の依頼などはテノ.の担当者とお客様の間でおこなうので初めての方でも安心です。
テノ.スクールの詳細やお申込みはこちら
https://www.teno.co.jp/ja/business/other/school/babysitter-training-program.html
▼子育て支援員資格をお持ちの方も、お仕事探しは保育のとびらから!
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