保育の転職シリーズ2-4【御礼や選考辞退のマナー】
このシリーズでは「保育の転職」をテーマに保育業界の現状や転職ノウハウをシリーズとして発信していきます。
今回は面接や園見学後のマナーとしてやっておきたい御礼や選考辞退連絡の注意点についてまとめてみました。
⋈ 御礼メールやお電話は必須なのか問題
結論からいうと「必須ではありません」。もちろん採否に影響するなどといったこともないかと思います。保育の現場を経験された方はイメージできると思いますが、日々どれだけ先生がいても“保育活動がスムーズにいかない”なんてことが多々あります。その貴重な時間を割いて、面接や園見学の時間をとり、スムーズに話ができるように働きかけてくださった園の先生方へまずは感謝のことばを伝えましょう。その伝えたいという気持ちをマイナスにとる方はいませんので、自身の言葉で想いを伝えたいですね♪
⋈ メール?お手紙?電話?
まずメールと手紙はどちらでも構いません。インターネットが普及しているといっても保育園によってはメールの使い方に不慣れな方もいらっしゃったり、“そもそもメールアドレスを知らない”といったこともあるかと思いますので、ご自身が作成しやすいほうですすめましょう。たまに「電話で御礼でもいいですか?」と聞かれることがあります。保育園は保育活動や給食・午睡時間などスケジュールが目まぐるしく、園の電話は保護者様や自治体の方とお話されているため、こちらの都合で電話をかけて時間をとっていただくよりかは、園の方がご自身のタイミングで確認ができるメールや手紙が好まれるかと思います。
メール・手紙について、注意点を下記にまとめました。
☑ メールは当日中に、手紙は翌日には投函しましょう。
☑ 「どんな文章を書けばいいかわからないから」と例文をそのまま使うのは避けましょう。→「自分の言葉で」想いを伝えるのがポイントです。
☑ 面接を担当してくれた方のお名前がわからないOR忘れてしまった場合は、「採用担当者様」などの表記でも問題ないです。
☑ 自分の名前も忘れなく!
先に保育園側からメールで連絡が入っているといったことも考えられますが、そちらのお返事も忘れないようにしましょう。
⋈ 選考や内定を辞退する場合のマナー
園見学や面接にいってみて、「なんか違うな」と感じることもあると思います。また保育園側も”辞退”があることも理解している方が多いと思いますが、今進んでいる選考をストップさせてしまう行為ですので、辞退連絡の際もしっかり相手に誠意を示しましょう。
御礼の連絡と異なり、マイナスのイメージしかありませんが、あなたにとっては人生を決める・保育園にとっては園の方針や運営にも関わる大きな選択です。双方に気持ちよく次へ進むためにも相手側に配慮することがポイントです。
選考や内定辞退について、注意点を下記にまとめました
(×)無断で次の面接を欠席したり、連絡がきているのに着信拒否をする
(×)当日の面接辞退は、電話で早めに連絡
┗できれば事前に連絡をとっておきたいところですが、選考が早いスピードで進みやむ負えず当日の判断になった場合は電話でその旨を伝えましょう。
☑お詫びとともに時間を作ってくれた感謝のことばを添える
☑預けている履歴書など書類の扱いもトラブルの元です。ハローワークの求人票などにも記載があるように自身が希望すれば返送OR園側が責任もって破棄なども選択できますので、ご自身でどうしたいかを明確にもっておきましょう。
いかがでしょうか?次回は面接編ラスト!「オンラインでの面接」について解説していきたいと思います。