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研修は「参加者が何を体験するのか」について想像しデザインする

参加・対話型の研修を実施する場合は、「参加者が何を体験するのか」について想像しながら、研修の内容や流れをデザインしましょう。
気をつけなければならないのは、今までやってきた馴染のある方法を安易に選択してしまうことです。

たとえば、小グループで話し合った内容を模造紙にまとめ、順番に全体発表をする光景をよく目にします。
その方法が悪いわけではなく、そのやり方によって「参加者が何を体験するか」を想像してみましょう。

全体発表をする場合、多くの場合、グループのメンバーの一人が発表者となり、その他のメンバーは模造紙を持っているだけになります。
つまり、発表者以外のメンバーにとってその時間はあまり意味のないものとなってしまいます。

もちろん、学びや気づきが全体に共有されるという効果はあるでしょう。
しかし、参加者をできるだけ受け身にせず、充実した時間を過ごしてもらうためには、どのような方法が最適なのかを考えて選択しましょう。
全体共有であれば、ジグソー法などを用いてみてはいかがでしょうか。
(ジグソー法についてはこちら→https://note.com/hoikufa/n/n54f16cc14b56?sub_rt=share_pw)

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