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アイ・メッセージで自分の伝えたいことを自覚しよう

アイ(I)・メッセージとは、英語の私(I)を主語にしたメッセージです。
たとえば、「私は〜と感じています」「私は〜と考えています」「私はあなたに〜してほしいと思っています」・・・などです。

日本語は、主語がなくても意味が通じます。
「連絡がないから、(私は)とても心配になったよ」などです。
ただ、他者に伝えたいことや、自分の気持を自覚するためにアイ・メッセージを利用することができます。
そのために、英語のあなた(You)を主語にしたユー・メッセージをアイ・メッセージに変えてみましょう。

「あの人って、言い方きついのよね」(ユー・メッセージ)
⇒「私は、あの人の言い方がきつく感じるので、もう少し優しい言い方にしてほしい」(アイ・メッセージ)

ユー・メッセージは、他者に対して評価をしています。
一方で、アイ・メッセージは私が感じている事実が表現されています。
つまり、「私はきつく感じるけれども、別の人であればきつく感じないかもしれない」、という事実です。
そして、私の感じ方や受け取り方とともに、相手に対して「優しい言い方にしてほしい」という期待もあることが自覚できます。

他者に対して何かを伝える前に、自分自身が何を感じているのかを自覚するために、まずは自分の心の中でアイ・メッセージでつぶやいてみましょう。

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