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水道の水

ビニール袋に水を入れたい2歳児の女の子。
水が強すぎると勢いがつきすぎて水がうまく溜められません・・・

そこで女の子は気が付きました!!!

蛇口のレバーを上手に調節し、水の勢いを加減する事でビニール袋に水をためる事ができます。
袋にいっぱい入った水を嬉しそうに見る女の子。とても満足気な様子です。きっと透明な水はキラキラと反射してとてもきれいに見えるのでしょう。

その後、水をどうするのかと見ていると、砂場に穴を掘ったところに水を「ドバー」っと流します。

でも水はすぐに砂に吸収されてなくなってしまいます。

すると、もう一度水を汲みに行きます。
その繰り返しを何度も楽しんで遊んでいました。

その姿を見た1歳児の女の子が様子を見に来ていました。
2歳児の女の子は優しく水がどうやったら出るのかを教えてあげる姿にはほっこりしました。

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どうしても大人目線で見ると、ついつい「水がもったいないから止めて~!」
と口を出してしまいがちです・・・
でも、ちょっと視点を変えて、
「この子は何をしたくて水を出しているんだろう・・・」
としばらく様子を見守ってみると、面白い気づきや「なるほど!」と思える瞬間が子どもにはたくさんあります。

そして、子どもが自分で経験して学ぶ事がたくさんあります。
やってみて上手くいく事、失敗する事、悔しいこと、悲しい事、楽しい事・・・、色々な事があります。
そんな姿を保育士は、子どものいろいろな場面や感情面を踏まえ、
一番は子どもの行動を認めてあげる事が大事であると考えています。
そのあと、子どもがどうしたかったのか、なぜそれをしたかったのか、寄り添い一緒に考え、いろいろな選択肢を見つけ出し、
子どもが自己決定できる環境や関係性でありたいと思っています。

遊びの中や様々な生活環境の中で育つ子どもの力を大事に見守っていきたいと思います。
その中に笑いや気付きがたくさんうまれるのだと思います。
思わずクスっと笑ってしまうようなエピソードから、
保育や子育てに元気をおすそ分けできたらいいなと思っています。


「やってみる?」「うん!」

2023年4月24日  17:47

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