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#37 保育における「対話の可能性」の探究

昨年末から書き進めている保育における対話に関するnote。(有料|公開予定10月22日)

子どもと保育者
子どもと子ども
保育者と保育者
保護者と保育者
などの関係において、

対話が機能することで、時間が経つにつれて固定化されていく認識や関係性を揺らし、望ましい状態に近づいたり課題の解決や解消に向かったり、ゆたかな未来へとつながっていくのだと考えています。

また、保育の営みがそもそも対話的であり、望ましい保育者のあり方も非常に対話的であると言えます。このときの「対話的」が何を意味するのかを文章化しているところです。

この対話のnoteを公開するまでの過程で、調べたことや考えたことなどを、このマガジンに残していきたいと思います。

今回は、対話とは何か?という根本的な問いを探究するうえで参考にしている書籍の一冊、

『幼児教育と対話―子どもとともに生きる遊びの世界ー(岩波書店)』

から、加藤繁美さんの保育における対話に関する内容をもとに書いていきます。

《 加藤繁美さんの著書例 》
対話的保育カリキュラム〈上〉理論と構造(ひとなる書房)
対話的保育カリキュラム〈下〉実践の展開(ひとなる書房)
0歳~6歳心の育ちと対話する保育の本(学研プラス)


保育における対話

加藤繁美は保育においては対話的関係が重要であるとして、保育実践を「対話的保育カリキュラム」の展開として構想し、保育現場の実践を踏まえてその理論を展開している。

『幼児教育と対話―子どもとともに生きる遊びの世界ー(岩波書店)』

加藤さんは、保育現場の実践を踏まえて
子どもを「意味を作り出す主体」と捉え、
その「意味」の世界を保育者が受け止め、
保育者の思いを子どもに伝えていく関係を、
対話的関係と呼び、

対話とは、この関係での両者のやりとりだと捉えています。

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私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

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