統一協会騒ぎに見るアタマの悪い論点

政治家とカルト…マスゴミの誘導にかなり優秀な人でも引っかかるのはさすが歴史あるメディアの修練の賜物と言う他ない。

安倍首相と統一協会がキッカケになり、保守系政治家と宗教の絡みが沢山出てきて、そこら辺の是非が色々と話題になっている。もうこの時点で色々とツッコミ所満載。

統一協会が悪いことして、統一協会で政治家が講演したり、挨拶していたり、献金受けてたりするから彼らが利権を得てるような感じがして賄賂的な臭いかするから危ない！

統一協会みたいな日本人は大戦でKoreaに酷いことしたから沢山謝って償う必要があるから日本人には何してもいい的なカルトの罪と政治家の関係は俯瞰せねばなるまい。

まず、日本には憲法で保障された権利として

「信教の自由」

がある。カルトが変なことをして、政治家も共犯みたいなのは無理がある。そこは分けないといけない。

そもそも

国家、国民に害なす「カルト」と「健全の宗教」の違いを明確に定義できる人いるの？というか、まずそこを明確に定義して分けないといけない。犯罪歴のある団体はカルト認定や、主催者や実効的支配者の国籍(3代前まで)開示とか。(宗教は範囲限定的だが、政治家よりも信者の人生を左右する力があるので)が必要。

カルトと健全な宗教を分けた上でないと政治家たちは講演をお断りする理由もないし、献金を拒否する理由もない。してたら信教の自由に対して「差別」をすることになり、無駄に敵対することになる。

なので、法整備としてカルトと健全な宗教の区分けが先ず成されるべき。浄土宗の檀家になったり、浄土宗で講演するのは良くて統一協会ではダメという「理由」がない。政治家は国家、国民のために働く人たちなのでその国家国民から「除外」するにはそれなりに根拠が必要。

区分けされるまでは平等であるべきだし、差別されるのはいけない！というルールになってるはず。だから杉田水脈さんも問題ないといってる根拠となる。

膨大な数ある「お付き合い」の中の１つとして講演依頼や献金など支持してくれる人たち、団体に対して「否」という理由がない。また講演を通じてカルトの信者が正常化してくれるかもしれないし。

ネットワーカーたちが偉いさん達との「関係」の証左を利用して養分(信者)を集めて搾取するのと構造は何ら変わらない。

1票は1票だから。

なので、カルト認定整備して、カルト認定所属は選挙権無くしてもいい。そうすれば自動的に関係なくなるから。

根っこの話をせずに枝葉末節の話をしてる時点でマスゴミの誘導に引っかかっている。