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保育園の理事長から見た良い保育士さん、変な保育士さん

1、まずは!
個人的な見解として、そもそも保育士さんは士業の方々となんら劣ることない立ち位置であるべきです。

だってあんなちっさい生き物を死なぬように怪我せぬように目を離さず、同時に何人も目配りしながら保育してます。母親でも難しいことをプロとしてやるには幅広い知識と経験値が必要とされます。それゆえ国家資格なのです。

当然子どもが好きじゃないと出来ないし、子どもが好きなだけでは到底務まりませんし、かなり体力も要ります。保育士さんは腰痛持ちが多い理由です。なので僕は保育士さんに深い敬意を持っています。

2、変わった保育士さん
パパママから見ると保育士さんと幼稚園教諭との違いがあまり分かりませんが、幼稚園教諭は「先生っぽい」感じ。保育士さんはもっと暖かく包んでくれる感じという漠然としたイメージで捉えてもらうのが良いかもです。乳幼児期には暖かく包まれる方が間違いなく良いです。その中でも変わった保育士さんはいます。

・なんだかやたら金カネしてる保育士さん
→家賃補助が月85000円(条件あり)出るのですが、正社員のみです。ですので試用期間には付きません。いきなり正社員はお互いにかなりリスクありますので試用期間なわけです。ですが、面接時にしっかり説明していても採用後に「やっぱり家賃補助もらえませんか?」と食い下がり、無理ですと伝えると出社してこなくなる人が50代のシングル保育士に多いイメージです。

・保育士さんに在らずんば人に在らず
→保育士の資格を人格よりもなによりも高い価値として考える保育士さん。子育て支援員や看護士さんを「保育士じゃないから」という一点のみで下に見て我を通したい保育士が少なからずいます。アホかと。

・やたら怒る保育士さん
→「〜しなさい!」がやたら多い保育士さん。子どもを「このくらいできるでしょ」大人と同列に扱う局面があると思ったら子どもの感情や意見よりも自分の考えをやたら押し付けてくる保育士さん。同様に、自分の過失を何があっても認めない保育士さんもいます。そしてやたら上から目線の保育士さん。子どもに「教える」という立ち位置から抜け出せない人に多い。たまに、子どもを立たせておくというとんでもない人もいます。それ虐待レベルだから。

3、良い保育士さん
基本的なことですが、「子ども目線」になれる保育士さん。基本的なことだからこそ、ここを重視してくれる保育士さんは有難いです。

保育士さんはいつも抱っこを年中複数から迫られるのでエンドレスになりがちですが、やはり温もりを重視してくれると有難いです。

良い保育士さんは言葉使いが柔らかいままキープできるし、感情的になりません。大きな声を子どもは嫌うので結構重要なポイントです。

また、自分のクラスだけ見てればいい保育士さんもいますが、周りの子たちまで目配りしてくれる保育士さんは助かります。ただ、口出しされるのが嫌な保育士さんがいるとギスギスしてきます。

と、ここまで書いていて気がつきましたが、資格云々よりも性格による部分が大きいですな〜笑


3、園の経営者としては?
うちは「持ち帰り」と「残業」を一切無くしました。書類仕事はほぼテンプレ化して作業の絶対数を減らし、有給消化率100%。3日にいっぺんは休む体制にしてます。そのため、人件費は上がりましたが…やってゆける範囲です。多分に他の園が無駄に内部留保つくりすぎて従業員に還元しなさすぎかもしれません。

4、保護者さんとしては
まず、園見学に行った時に園長さんやそれなりの職位の方とお話すると思いますが、

・話を聞いてくれそうな雰囲気か?
・園が散らかってないか?
・他の先生の雰囲気はどうか?

を観察しましょう。カリキュラムなどはどこでもそれなりに謳っています。それでもしっかりそれが実行できるかは別問題です。それは「人による」ので。

ただ、やたら追加料金が多い園はどうかと思います。うちの園では毎月の写真は無料ダウンロードにしてますし、花王さんと提携してオムツの使い放題や花王製品をほぼ原価でお分けするサービスも行っています。非認知能力を育てるプログラムも外部講師招いて毎月行ってますが無料ですし、英語もネイティブレベルの先生が普段の生活に取り入れているのでごく自然にネイティブの音に慣れ、ごく自然に英語を学んでゆきます。英語を覚えさせるには「話す合理性」が子どもには特に必要です。これはグループ会社でオンライン英会話スクールを経営しているからこそわかることかもしれません。
→初心者専門のオンライン英会話スクール(宣伝)

何気に有名人の方にもご利用いただいてたりします。

と、最後に宣伝入れときます笑

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