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晴れの日に長靴を履く子とアホな押し付け

日々の生活の中でそんな子を見つけると少し気持ちが和みます。

きっとお家出る時に「長靴がいい!」ってきかなかったんだろうな…と。お母さんが「長靴は雨の日だけなんだよ」と言ってもきかない。

ここで少しハッとしました。

ウチはどうしたろう?と。

あまり覚えていませんが、何とか言ってきかせたような気がします。

僕はバカだな。と思いました。なぜなら、今は言ってこないのです。あれだけ好きだった長靴を晴れでも履きたいと。

きっと、彼らの中では大人のつまらない「常識でしょ」なんて関係なくて、好きなものを履いてたら気分が良いから!なんでしょう。

つまり、僕は彼らにつまらない常識を植え付けて彼らの「好き」を封じたのです。

「たかがそのくらい」

とも思われる方がいるかと思いますし、僕もそうも考えなくはないです。

でも、一時が万事。きっと認識しないだけで僕は「大人の常識」を彼らに沢山押し付けていて彼らの溢れる好奇心や、大人には見えないものが見える「目」を摘んでいるのでしょう。

僕の母は結構な母でして、その話は後日に譲るとして彼女は僕の「したい!」という気持ちをとても尊重してくれました。

きっと母なら晴れの日長靴なんか満面の笑みで許していたに違いありません。

自分が親がましくさせてもらいながら親の偉さ(特に母)が骨身に染みる今日この頃です。

普段は顔を合わせばケンカばかりですが、あなたのような母が母親であることが僕の1番の宝物なのかもしれません。

お母さんありがとう。

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