間違いなく賢い子どもの育て方
以前の記事で「決定的に賢い子どもの育て方」を書きました
これは頭脳のストレッチですが、賢い子どもを育てるのに更に重要な要素をお伝えします。
我々親世代や祖父母世代と圧倒的に現代の子たちと違う点があります。
それは
「情報量」
です。我々の世代は情報量が現代と比べて少なく、入手方法も紙媒体かTV、ラジオ等のメディア主導でしたので必然的に「ステレオタイプ式」の情報取得でした。
ところが、ウェブの発達定着によりここ数年で目まぐるしく社会インフラは変化し、我々オールドタイプの時代では
「如何に情報を得てゆくか」
「如何に知識をつけるか?」
に主眼を置きました。オールドタイプ時代のインフラでは必要でした。
ところか、今は我々の時代と比べ、数百倍数千倍数万倍の情報が瞬時に取得できます。
このインフラの違いが決定的です。
つまり今の時代の子育てで養うべきは
「リテラシー」
です。ゲリラ豪雨のような情報量の中で「より正確な情報を掴み、取捨選択する能力」が最重要となります。
何が正確で正しい情報か?はそれぞれの立ち位置にもよるので一概には言えませんが
・情報疑う=鵜呑みにしない
・ダブルチェックを必ずする
・極力俯瞰的に捉える
が必要で、賢く生き抜くには更に
・情報を上手に活用して自らの生活、ビジネスに活かす
・自らが情報の発信源ソースにもなる
という点が必要になってきます。
このリテラシーを養うにはどうしても必要なものがあります。
親の教養、見識
です。子どもはご存知の通り恐ろしく「なんで?」「これどういう意味?」「これなに?」星人です笑
また、
「先生がこう言ってたから!」
「パパがこう言ってたよ!」
「ママに教えてもらった!」
事柄を「絶対的真理」として認識する純な生き物(美しいw)ですからそこにワンクッションを入れることを教えるのは親以外にいないからです。
「それはその人にとってはそうかもだけど、別の人にとっては違うかもね」
「じゃあ、そもそも◯◯の意味(定義)によるよね」
的な俯瞰させる、違う視点を持つキッカケをつくる
というのは親の仕事です。重要なのでもう一度言います。
・必要なのは情報リテラシー
・情報取捨選択に際して立ち位置による是非等の視点を親がアドバイス
・言葉の定義によって180度視点が変わり得るアドバイス
これが必要でして、その為には親自身がその視点、見識を持たねばできません。
子ども単体でそのような素地を持つには以前の記事のような叙情的想像力が良い下地になります。
「いや、俺そんなんないわ!」
という人は子どもと「一緒に」まてよ…と考えてみましょう。一緒に「ホントかどうか?」を考えるだけでも素晴らしい英才教育になると思います。