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賢い子を育てる読み聞かせのやり方

我が家では小3、小2の上の子たちに毎日読み聞かせをしてます。

毎日1〜2ストーリー。

保育士さんのように情感込めて読むのも良いんですが、僕はそこまで上手くありません。


そもそも、読み聞かせは

▪️イメージ力を育てる
動画と同じで受け身ではありますが、言葉から情景を浮かべながら。という点が決定的に違いを生みます。

司馬遼太郎さんは天才の定義をこのように位置付けてました。

「雪が降る」という文を見てそのまま受け取るのが凡人。

そこから物語の如く情景を浮かべるのが天才。

いかにも作家さんらしい基準です。

でもこれってマーケティングにとても重要な能力。色んな人の考えや感じ方を「読む」力につながります。


▪️示唆っぽいことを擦り込む
昔話のよくばりばあさんじいさんの例にもれず、アホでもわかる示唆がどの話にも盛り込まれてます。

ここまでが普通の読み聞かせ。

より効果を高めるには「問いかけ」までやりましょう。

▪️問いかけ付き読み聞かせ
例えば、「大きなカブ」の話。

最初はおじいさん。抜けずにおばあさん呼びます。次に孫娘、次に犬、猫、最後はネズミです。

ネズミの力が加わることでカブは抜けます。

子どもたちに「どんなお話しだと思う?」と聞きました。

長男「みんなで頑張る?」
次男「カブ食べたい」

と、まあそれぞれの答えが返ってきます。

「ネズミすげー」もありましたw

僕なりの解釈を伝えます。

「諦めないという話だと思う」

おじいさんが諦めてたらカブは抜けない。おばあさんの時でもダメ。孫娘の時に諦めてもダメ。犬、猫と続き、ネズミの力を借りてカブは抜けます=目標達成‼️

ここで、力関係について考えてみます。

力の強い順に
おじい>おばあ>孫娘>犬>猫>ネズミ

です。つまり、ネズミのカブを抜くことに寄与する力は最小です。

ですが、その最小の力が加わることでカブは抜けます。achievedです。

つまり、努力は結果出すまでやることで意味が出る。ということ。


と、こういった解釈を教えます。もちろん僕なりなので正解でもありません。事実の一局面でしかありません。

子どもらの回答も一局面。ただ、誰でも見える局面はがりではなく、自分が見えてない局面、考え方を知ることで子どもの能力は向上します。

僕の生い先は短くとも彼らの先は長い!地道にタネを撒き続けましょう!

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