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子どもへ日記⑧2022/2/27 12:31
君の目にはとんな父親が映るのかな?
一緒に沢山遊んでくれた父親だろうか。
公園に連れて来てくれるけどベンチに座ってる姿だろうか。
ちょっとしたことですぐに怒る怒りん坊のパパかもしれない。
寝る前にいつでも愛情の言葉と温もりをくれる父親像だったらいいな。
怒るのも必要。子どもがストレス感じることも必要。全部が全部ポジティブな影響なんか無理だし、むしろ不健全。
僕らは不十分で、不完全で歪だ。そんな僕らのつくる世界も歪だ。
今はロシアがウクライナに侵攻している。ウクライナは元々世界第3位の核保有国だった。放棄したから抑止力が薄れ、自国が戦火にさらされている。
日本も同じ。
コロナのようなパンデミックも予想外。予想外のことばかりだけど、「あり得た」事態。「想像し得ることは全て起こり得る」とはジュールヴェルヌだが、良くも悪くもその通り。
こんな世界で何が君らに遺せるかな。ずっとずっと頭にある。僕は君たちに誇りに思ってもらいたいというエゴもあるし、見栄もある。他の人にどう思われようが気にしない。
万が一、ウクライナのような戦火に巻き込まれ、君らが命を落とし、僕だけ生き残ってしまったら僕の胸は押し潰されて、張り裂けて血塗れになってしまう。
そんな世界だし、理不尽、不平等が当たり前だから君らににはそんな世界を泳ぎ抜く体力と精神力を育んでもらいたいと父は思っているよ。