あなたが知らない、わたしの30のこと。
こんにちは、アリサです。
一度、わたしのブログ『Hoi, Arisa』を訪れたことがあれば、わたしが誰なのかすでにお分かりかもしれません。そうです、スイスでの生活について綴り、フリーランス・ライターとしてのキャリアを築こうとしているあの日本人女性です。noteの自己紹介記事やブログ上のAboutページを読んだことがあれば、わたしが何者なのかが何となく知っているかもしれません。
それじゃあ、なぜこのタイミングで再度、自己紹介をしようと思い立ったのでしょうか?
それは、ブログをより興味深い読み物にしたいという欲が湧いたときのこと。まずはインスピレーションのため、ブロガーの投稿やライターの記事、とにかく「書き物」に関係するものすべてを探るべく、 だだっ広いインターネットの海へ潜り込むことに ー Medium, Note, Youtube動画、Instagram……思いつく限りのプラットフォームが主な行き先だった。掴みのあるタイトルに引き込まれてはクリック。記事を読み、参考にしては、ライターが書かれた他の記事たちにも目を通してみる ー この一連のプロセスの繰り返しに、丸二日の時間を費やしていたことはここだけの話。何を書けばもっと魅力的なブログを作り出せるか渇望していました。
インプットした情報はとにかく多かった。多すぎて、脳みそがオーバーロードし、頭痛がしてしまうほど。不健康な領域に達するほどの情報過多でした。そんな頭を抱えつつも、彼ら彼女らの書き物から得たもの ー それは、書き手に「パーソナリティがある」ということでした。
彼ら彼女らは好感が持たれやすく、伝えたい「声」がある。頭の中で何を考えているのかがはっきりしていて、それを包み隠さず表現している。二次元でしかない言葉の数々から、彼ら彼女らはどうにかして自分たちの特色をうまく形容しているのです。
では、わたしはどうだろうか ー 自分はどのような人物なのか、ちゃんと100%表現できているのだろうか?
もしかしたら、真に言い表していないような気がしてしまう。それどころか、理想の人物像になぞって、別の自分を作り上げようとし始めているような予感がしてならない。わたしはそう落ち着いた人でなければ、分析能力が高い人でもないし、こざっぱりとした性格の持ち主でもない。三次元でのわたしはどちらかというと、結構なおちゃらけ人間なんです。
自分自身をフルに表現することで得られる利点はまったくもって無視すべきでない。偽りのないあなたの性格・パーソナリティで、ともにお仕事をすべく方々や、書くべくクライアントと関わることができるからだ。特定の人々と磁石のように引き合え、真の自分で意気投合できる ー 本当の自分を押し殺してしまったら、そのような人たちと深い絆で繋がることはできないのです。
ブロガーであるCornett Barrは、自身が書かれた 33 Things I’ve Never Told Youにおいてこう述べていた。彼のメッセージに、わたしの柔な心がグッと掴まれてしまった。
そうそう、わたしがほしかったものはそれ! しっかりとした絆、磁石のように引き合う人との繋がり、意気投合すべき人たちとウマが合う魔法 ー それこそが、わたしに必要だったのです。
それに読者としても、わたしは書き手の個人的な性格を知るのが好きだったりする ー 彼ら彼女らのバックストーリーや趣味、書き手のプロなのに「これが下手だ」というあれこれ。赤裸々に自分自身をさらけ出せば、薄いパソコンの画面や携帯電話のディスプレイ越しでも、書き手がどういう人なのかが垣間見られるのです。
そこで、わたしもここは一踏ん張り、自分がどのような人物なのかを簡単に書き連ねてみることにしました。興味の有無関係なく、これはあなたが知らなかったわたし自身のあれこれです。
それでは ー はじめまして、アリサです。
1. わたしは、かなりの優柔不断です
ベッドシーツの色選びから、土曜日の優雅な夕方に観る映画選びまで、正しい判断を下すためにかかる時間はもう、キリがありません。正直、自分に対するイライラ要因でもある。何が好きなのか、何に対して絶対なのかがまだはっきりしていないせいかもしれないのですが、とにかく間違った判断で損することがイヤなんです(例えば5,000円のシャツを買っても、来年には着なくなっているとか。心が痛くなります)。
2. わたしは昔、大の映画好きでした
東京に住んでいた頃は、毎週のように一人で映画館に通ってはTSUTAYAでDVDを借り、少なくとも週に5本の映画を観ていました。ひとたびHuluとNetflixが日本上陸すると、通称「自宅用制服」のパジャマから着替えず、毛布に身を包み、自宅から一歩も出ないような週末プランがスタンダードに。
年間を通して鑑賞した映画は合計120本ほどだったでしょうか。映画雑誌を読み、出演する俳優・女優・監督のフロフィールや他作品を調べ上げるのも好きでしたし、オスカー受賞候補の発表やカンヌ国際映画祭の開催、その他の映画祭の開催に毎年ワクワクしていました。インタネット上でのレビューもよく読み、映画好きの友人と議論も一つの楽しみで、とにかく映画の虜でした。
今ではペースを落とし、気が向いたときだけ映画を観るようにしています。というのも、映画の総制作費は恐ろしいほど莫大で、もったいないことが多いことに気がつき(車の爆破シーンにOKが出るまで50車両を爆発させるとか、うそでしょ?)、このような産業を支持したいと思わなくなったからです。それでも映画からは得られたものはたくさん ー 生きる上でためになるライフレッスン、鑑賞時に涙を流す勇気、そして不適切なジョーク・スラング・悪たれ口を得られたことに感謝しています。
好きな映画:
ビフォア・サンライズ (とその他続編も) / エターナル・サンシャイン / アデル、ブルーは熱い色 / わたしはロランス / ブルー・バレンタイン / ジョセと虎と魚たち/ ゆれる
(好みの映画でわたしがどういう人間なのかを勝手に決めつけないでください……個人的には感情揺さぶるエモーショナルな映画が好きなのですが、もちろん馬鹿げたコメディや芸術性溢れる映画、サスペンス・スリラーもよく観ます。ホラー映画だけは、勘弁。)
3. わたしは、Dirty Dancingを観ると必ず泣いてしまいます
なぜだか最後のシーンを観ると、条件反射のように涙を持っていかれてしまいます。素面であれば涙がちょちょぎれる程度なのですが、泥酔時だともう大洪水。実は、自分の結婚式で最後のダンスシーンのパロディを披露することが夢だったのですが、残念ながら叶わずでちょっと後悔。いやしかし、あの名曲はたまらないです。
4. わたしは、3ヶ国語が話せます
日本語、英語、そしてドイツ語。日本語が母国語です。また北米に8年間住んでいた関係で、全面アメリカン・アクセントの英語が話せます。チューリッヒに移住したときにドイツ語を習得したのですが、これまた大変でした。とはいえ、人生での大きな達成であったこと、これに関しては自分を褒めてあげたい。
他に学びたい言語として挙げられるのが、
韓国語 ー 時々K-POPを聴くから。
スペイン語 ー とにかくセクシーな言語だから。
イタリア語 ー スイスの公用語のひとつであり、ピザが大好きだから。
スウェーデン語 ー 訪れたストックホルムが素敵だったから。
きっとわたしは、世界中の言語を理解できるスーパー能力が欲しいんだと思う。
5. わたしは、読書が好きだけど、読書家ではありません
「映画オタク」のタイトルから卒業してから、今度は電子書籍リーダーのKindleで読書をよくするようになりました。洋書が主なのですが、決して日本の書籍を避けているわけではありません ー 日本作家の本ももちろん読みます(英訳版を読むことが多いのですが)。昨年はドイツ語で書かれた本を一冊読了したので、自分の肩を叩いてあげたいほどの達成感があります。
それでもわたしは、自分自身のことを読書家とは定義していません。小さい頃から本をよく読んでいたわけではなく、いつも図書館にも通ってはいませんでした。本を開かない日はあるし、「もう、読書中毒なんだよね」と言ったら立派な誇張表現になっちゃいます。平均で月に1,2冊を読む程度です。
どちらかというと、作家でよりもあらすじで読みたい本を選ぶ派。漫画も読みます。ただ、古典文学や、500ページ以上もあるどっしと重たい本に手を伸ばすのに躊躇する傾向があります。
好きな本:
ライ麦畑でつかまえて(J.C Salinger) / Normal People (Sally Rooney) /
A Little Life (Hanya Yanagisawa)
6. わたしは、クラブに行かないクラブミュージック好きです
EDM、テクノ、耳に残るポップ・ミュージックのリミックス ー 電子音であれば何にでもノッちゃいます。同じくクラブミュージック好きが周りにいない上、チューリッヒのクラブは恐ろしいほどバカ高いので、残念ながらクラブには行っていないです。あと、眠くて夜通し踊り続けられないのも大きな要因かと ー こういう顧客のために、お昼の時間帯にオープンして深夜にクローズするクラブを作った方がいいんじゃないでしょうか?
7. わたしは、せっかちだけど刺繍するときだけやたら穏やかです
スパゲティが茹で上がるまでの10分が待てないし、次の電車が7分後に来るのに一本逃すとイラだってしまうほどせっかちです。一方で、わたしに針と刺繍糸を渡すと、椅子に腰掛けては黙々と刺繍を何十時間もやっちゃいます ー 泣き止まない赤ちゃんにおしゃぶりを与えるように、黙ります。何ででしょう、刺繍はわたしにとってセラピーのようなものなんです。
古いTシャツに刺繍をした作品のひとつ。ちょっとしたお気に入りです。
8. 環境問題は、わたしにとって永遠のテーマです
「人間は絶えず変化する」とブッダは一度言ったが、わたしの環境問題に対する懸念は15歳から変わっていません。ことの始まりは、高校一年生の生物の授業で出された「ドキュメンタリー映画の『Earth』を観た感想文を書く」冬休みの課題から。
このドキュメンタリー映画はとても興味深い内容だったとはいえ、最後のシーンに心が痛むばかりでした ー ホッキョクグマが大海原であてもなく泳いでいる姿を鳥瞰でとらえられたシーン。カメラを引いても大地は見当たらない中、ひたすら冷たい水の中でもがいていて、ホッキョクグマの目はどこか死んでいた。そんな絶望的な姿を観ていて辛かったです。
『Earth』は、地球に生息する多種多様な生物に焦点を当てた映画ですが、最後の数分間は地球温暖化への警鐘と、人為的な活動がいかに他生物に悪影響を与えているのかを危惧する間接的なメッセージが込められていたような気がして、心なしか罪深い気持ちにさせられました。これがきっかけでわたしは大学で海洋環境学を専攻し、どうやって生物にとって、そして人間にとってより良い地球にすべきかを学びたい意欲でいっぱいでした。「環境に優しい」とは程遠い暮らしを送った時期もありましたが、15歳の自分に戻り、現在はエコな生活を送るように心がけています ー ゴミを極力作らない。プラスチックを避ける。生分解性の素材を消費する。セカンドハンドの洋服と中古の家具のみ買う。自分で堆肥を作る。そしてミニマルに生きる。
インスタグラムでよく「これをすればエコな生活ができる!」みたいな投稿を見かけるが、わたしの暮らしぶりはまさにそれです。
9. わたしは、ベジタリアンです。でも、ときどき肉魚を食べます。
環境問題への懸念を理由に、2017年からベジタリアンに。日本の友人たちは「肉魚を食べないなんて!」と言っては、わたしをエイリアンのごとく扱うのですが、ベジタリアンになったことは最も良かった人生選択のひとつであることは正直のところ。菜食生活に切り替えることで、自分に、そして地球に「良さ」を与えることはとても気持ちがいいものです。
それでもわたしは完璧ではありません。機会は少ないとはいえ、ときには肉魚を食べることもあります。ベジタリアン文化ががない国への旅行が主な機会だ。わたしの味覚を満たすためだけに自己犠牲してくれた動物に感謝しなければいけない週間は、避けたいとはいえ多少たりともあります。
それにわたしは寿司の生みの親である日本を母国としているので、日本帰国時、お寿司を無視するのは相当な至難の技。ちょっとだけ食べちゃいます。
10. わたしは、ピザに異常な執着があります
ピザは本当、ベジタリアンにとって救世主でしかない。毎日食べたいくらいピザが大好きです。
Photo by sammy joonhee on Unsplash
11. わたしは、1年間化粧をやめたことがあります
浪費社会と動物実験に歯向いたいがために、1年間化粧をやめたことがあります。それはそれは快感でした ー 起床15分後には出かけられるし、顔を洗わずして就寝ができるんだもの。ただ生活がシンプルになったメリットよりも、自分のオンオフが切り替えられずだらしない気持ちにうんざりしたデメリットが優ってしまったため、今ではお出かけするときだけ、5分でできるシンプルなメイクをするようにしています。メイク時ももちろん、すべて動物実験を行なっていない化粧品を使用。人生はバランスですね。
12. わたしは、顔にシワができる恐怖が理解できません
自然の摂理に対して恐れる必要はあるのでしょうか? むしろ、プラシーボ効果でしか効能の実感がない、何万円もの高級化粧品にお金を払う方がよっぽど恐ろしい気がしてしまう。シワは美しいもの ー どれくらい喜怒哀楽を表したかを示すインディケーターだと思うのです。
13. わたしは、元愛犬家の愛猫家です
犬しか飼ったことがない家族や親戚に囲まれていたので、愛犬家になる以外の選択肢がなかったと言った方が正しいかもしれません。ところがTutti(スイス版ジモティーのような中古売買プラットフォーム)で猫の里親を探しているファミリーの投稿を見つけたとき、ビビッと身体中に電気が走った ー わたしがこの子を救わなくちゃ!という使命感に駆られてそのまま応募。何ともまぁ奇跡的に抽選で当たり、今は愛猫となったアラスカにうっとしいほどまとわりついています。
猫を飼うのはとてもシンプルだ ー 猫は自分で身体を洗うし、静かで自立しているし、そこまで面倒を見てあげる必要もないから最高だ。とはいえ、犬も十分魅力的な生き物だけどね。
わたしたちの愛しき猫、アラスカ。
14. わたしは、子供が欲しくないです
この地球上にはもう、人間はいらないんじゃないかと。土地は残されていないし、地球にさらなる危害を加える人類をこれ以上作り出したくないのです。「2人が一つに」というロマンスに憧れを持つのもわかるけど、それだけではわたしは説得されません ー わたしは夫と、毛深い四つ足の愛猫との暮らしで十分幸せです。
15. わたしは、タトゥーを入れています
日本ではタブーとされながらも、若い頃からタトゥーへの憧れを持ち、いつか自分も入れたいなと思っていました。そんな願望が実ったのは、日本を離れることになった2017年。友人に会いに訪れたシドニーで、小さいタトゥーを初めて入れました。それ以来、また一つ、また一つと数を増やし、まるっきりタトゥーに魅了されています。
もちろん、タトゥーを得たことで失うこともあります。日本に帰国すれば温泉や銭湯に行けなくなってしまったのは悲しいし、母親がわたしの右腕に入れているタトゥーを見たときのリアクションは忘れられません(サインペンで入れたのかと勘違いし、指でひたすらゴシゴシされました。もちろんそれでは落ちません)。それでもわたしは後悔はしておらず、今後も少しずつ数を増やしていくと思います。
16. わたしの憧れの女性は、スキ・ウォーターハウスと
ソン・チェヨンです
アーティスティックながらちょっとおちゃらけた女性に憧れを持つ傾向があるのですが、モデルのスキ・ウォーターハウスとK-POPグループTWICEのメンバーのソン・チェヨンがまさにドンピシャ。彼女らのような女性になりたいと切に願っています。女優のエミリー・ラタコウスキーも好きなのですが、彼女は同じ人類とは思えないほどかけ離れた存在 ー 「親近感のある美」がキーですね。
17. わたしは、Youtubeのドツボにまんまと引っかかっちゃいます
Youtubeの動画を見続けて気がつけば3時間が経っている、なんてことが多く、悲惨であることは重々自覚しています。観ているのも、工面しようもないトラベル動画や、顔の構造が自分とかけ離れたユーチューバーのメイク術動画などで、まったく参考にもならない内容ばかり。動画一つ観終われば次の動画をクリック ー この無限ループから抜け出さなければですね。
18. わたしは、自分を愛することを訓練している最中です
簡単ではないですが、少しずつ自分を愛せるようなマインドセットに近づいているところです。「自分自身を愛せないなら、どうやって他者を愛せるの?」ー わたしの大好きなドラッグクイーン・RuPaulが口うるさく言うこのフレーズ、ごもっともです。
19. わたしは、人間関係を保つのがとても下手です
「アリサって、性格がすごく変わったよね」ー ある友人はそう言っていました。彼女の言う通り、わたしも自覚するほどよく性格が変わったなと思います。価値観が合う人と一緒に過ごす傾向があるので、いざ自分の哲学が変わると、関わる人たちも必然的に変わっちゃうのです。
これは、繋がっていた人脈がぷつぷつと切れてしまうからちょっと悲しいことでもある ー 元彼、高校の同級生、大学の友達、会社の元同僚など、今まで知り合った人たちとどんどん疎遠になってしまうのも、わたしが冷たい性格の持ち主で、人への理解や同情、共感が乏しいからなんだと思う。人を大切にできないこと、思いやれないこと ー 自分のその欠点をうまく改善できていないのは今後の課題でもあります。
それでも現在はありがたいことに、ポジティブなエナジーを与えてくれる友人たちに囲まれているので、無理に良好な人間関係を保たなければならない努力をしなくてもいい環境に身を置けています。それと、4年という短いようで長い夫婦関係が保たれている夫には感謝しきれません。
20. わたしは、交流の場で居心地悪さを感じる傾向があります
知り合いのいないパーティや飲み会に参加するというのは結構躊躇しちゃったりします。「アリサって社交的だよね」と言われることが多いのですが、中では結構死んでいたりします。
21. わたしは、スイスに移住するとは夢にも思っていませんでした
過去に住んでいたことから「アメリカへ移住」は想像できていたし、訪れたときに見て感じた文化と人柄に惹かれたことから「ドイツへ移住」も検討はしていたかもしれないが、スイス? 世界196ヶ国の中からなぜ所縁のないスイスへ移住? 人生で何が起きるかわからないとはこういうことですね。
22. わたしは、大都会に住んでいながら「自然が大好き」という人に疑いをかけます
それじゃあ、なぜ自然があるところに住まないんですか? 大好きならば、なぜ自然があるところへ行かないのですか? 理解が難しい。
23. わたしは、自分が何歳なのかをよく忘れます
決して物忘れが多く、脳が退化しているからわけではありません。ただ単に、わたしが何歳であることはどうでもいいからです。年齢は数字にしか過ぎないと感じられるようになったのは、この名言がきっかけにあります:
「年齢」を「レベル」であると考えてみて ー そうすれば80歳になったときには、あなたは最強のレベル80になるのです。
年齢を言う代わりに、わたしはさすがに忘れることのない自分の生まれ年を言っています。その分、自分が何歳なのかを相手側が逆算してくれるのでちょっと楽チンです。
24. わたしは、今の夫としか外国人と付き合ったことがありません
「帰国子女は外国人好き」という勝手なレッテルを貼られがちですが、そんなことは事実無根。わたしは今の夫以外、日本人としか付き合ったことがありません。そもそも、パートナーは外見ではなく、内面で選ぶべきなのではないでしょうか。
Photoautomatで撮ったわたしと夫の写真たち。
25. わたしは、先端が鋭利なモノに恐怖を覚えます
包丁を垂直に持っているところで近づいてきたり、アイスピックを遠距離でも向けたりしないでください。逃げます。
26. わたしは昔、呑んべいでした
まったく自慢することではないのですが、東京に住んでいた頃は毎日お酒を飲んでいました。ビール、ワイン、日本酒、焼酎 ー アルコールが含まれている飲み物は、わたしの夕方をお供してくれる大親友でした。健康志向が高く、毎日のように飲んだくれる人が少ないスイスのおかげで、今では1、2週間に1回程度しか飲まないほど回数を減らすように。身体が軽くなってとてもスッキリした毎日になりましたが、ワインのお誘いがあればNOと言えないところは変わらずのままです。
27. わたしと夫は、いつか世界一周の旅に出ることを計画しています
もちろんスイスは第二の故郷ではありますが、この世界の美しいもの、醜いものをもっと見たいと思うのも正直。いつ、どこで、どうやって世界一周の旅に出かけるかはまだ決まっていないし、近い将来の話でもないのですが、未来の研究者・整備士が地球に優しい電気トラックや自然エネルギー自動車を開発してくれたら嬉しい限りです。
28. わたしは、習いたい・学びたい物事がたくさんあります
もしわたしが習いたい・学びたい物事を一度にやろうと思えば、2つの脳みそ、5つの身体、そして無限の時間が必要となることでしょう。わたしは答えを探りたい、事実を見つけ出したい、物知りになりたいという願望が強く、知的好奇心が旺盛な人です。
習いたい・学びたいあれこれ:
たくさんの外国語(上記参照)、環境学、森林学、植物学、パーマカルチャー、ヨガ、洋服の仕立て方、音楽の作り方、DJのやり方、泳ぎ方(本当、溺れがちなんです)、世界一美味しいピザの作り方、ワインの知識、など!
29. わたしは、特殊な母校から何も学ばなかったことを後悔しています
4年間、大学で何も学ばなかったこと。これには相当、後悔しています。大学で海洋環境学を専攻していたと述べた途端、クジラやイルカに関して質問されるともう赤っ恥で、身を隠したくなっちゃいます。そう、わたしはクジラやイルカの生態はよくわからないのです。
大事な親のお金と有限で貴重な時間を、毎日の飲み会と、間に何も通っていない脆い人間関係に注いでしまったことはとてももったいないことであり、すごく申し訳ないことをしてしまったと思います。お父さん、お母さん、ごめんね。将来またいつか大学で勉強したいなと思っているので、どうにか許してほしいです。
30. わたしは、美味しくない料理でも満足しちゃいます
「あそこのピッツェリアのピザ、全然美味しくない!」、「機内食にはがっかりしたわ」、「わたし、チェーン店には行かないようにしているんだよね」ー え、本当に? わたしはむしろ、自分で作ることができない料理を食べられることにありがたく感じてしまうタイプ。正直、食べられないほど美味しくない料理ってあるのかしら? それともわたしの舌がただバカなだけ? 目の前に出されたどんな料理にもハッピーになっちゃいます。
以上、これがあなたが知らなかったわたしの30のことです。項目数を増やし、もっと具体的に細かく書くこともできたのですが、そこまで欲しがりな方っているのかしら? ともあれ、わたしがどんな人物なのか、何が好きなのか、どんな強みがあって欠点があるのかが少しでも垣間見れていたら嬉しい限りです。
これからも、どうぞよろしくお願いしますね。
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この記事は、自身のブログ『Hoi, Arisa』上でも掲載中。