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Geminiのサイドパネル機能(アルファ版)の試用

他の方のnoteを見ていると、日本語版なのにGoogleworkspaceでGeminiのサイドパネル機能を使えるようになっている・・・
これは試してみねば!

noteは、自分の興味のある分野で先行しておられる方の記事がとても参考になると感じている。

Googleworkspaceの管理画面でアルファ版を使えるように設定しておくと、サイドパネル機能(アルファ版)を使えるようになるようなので、さっそく使ってみた。

アルファ機能を有効にすると、Googleドキュメント等の各種サービスの右上のGoogleのアカウント名あたりにGeminiの十字の星マークが表示される(星マークがマウスをもっていくと、キュルンと動く)。

Googleドキュメントに十字星マークが出現

Geminiサイドパネル機能でできること

できることは、大体以下のようなかんじ。

  • Googleドライブでファイルの要約

  • Googleドキュメントで、Geminiに作成してもらった文章を挿入

  • Googleスプレッドシートで、タスク管理表を自動生成

  • Gメールで、メールの内容を要約・返信案を作成

なお、Googleスライドには、2024年10月14日時点で、Geminiのマークが表示されないので、まだ使えないようである。
他のユーザーは表示されるのかもしれないが・・・残念無念。

以下、少し試してみた感じを説明していく。

Googleドライブ

試しにテストで作成した借用書のファイルをドラックアンドドロップすると、PDFの内容を要約してくれる。
まあそれだけなので、あんまり用途がないかもしれない・・・

Googleドキュメント

いつもやっているGeminiでやっていることが、サイドパネルでできるようになる。

試しにパワーハラスメント防止で講演資料を作ってみる。

挿入ボタンで内容を入れることができる。
プレビューボタンを押すと、も少し大きい画面で見られる。

最初の内容だと、ちょっと記述内容があっさりしていたので、Geminiのサイドパネルに、骨子の一部分を選択して貼り付けし、『もっと詳しく』と表示して、内容に肉付けをしていった。

その結果は以下の通り。

Geminiのアプリと行きつ戻りつしなくていいので、『少し』便利かなってくらい。

ちなみに、普段仕事場では、デュアルディスプレイ環境(ノートパソコンを手前にしてディスプレイにつなぐスタイル)なので、別のディスプレイでGemini表示させればいいので、実はあまり便利になったわけではない😊

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートでは、『タスク管理表を作って』と頼むとそれっぽいものができた。

Geminiサイドパネルからタスク管理表を作ってもらった。挿入ボタン押すと内容が確定
タスク管理表のメモ欄の幅を調整後、拡大したもの。

どこかで使うときもあるかもしれない(タスク管理等は、Googleカレンダーの方が便利)。

Gメール

Gメールは、メールの要約と、メールの返信案を作ってくれる。

スマートリプライ機能(Gメールの返信をアシストする機能)の強化版といった感じで、これは割と使えるかもしれない。

気が付いたデメリット

使ってみて、以下の点がデメリットと感じた。

  • GeminiのGems(カスタム版)を使うことはできない。

  • サイドパネル機能で使うときは、Geminiの応答が若干遅いような気もする(これは将来的に早くなるかもだが)。

特に、GeminiのGems(カスタム版)は、かなり業務で使っているので、これが使えないのが痛いかなあ。

まとめ

Geminiのサイドパネル機能の印象は、ちょっと便利かな~ってくらいな感じ。

もっとも、現時点では、普通にGeminiアプリの方を使ったほうがいいかなと思っている。


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