まろやかな狂気2 夢眠ねむ遺言集

買ったは良いもののなんか読むのがもったいない気がしてて、ずっと読めなくて置いといたのをやっと最近読むことができました。

というのも前作『まろやかな狂気 夢眠ねむ作品集』の内容が凄まじく良かったから。エネルギーの含有量がえげつなかったから。

どうしても読む前に身構えてしまった。

結構な緊張感を持って読み始めたのですが、10ページ目くらいでもう涙が溢れてきました。

「この本を買って読んでくれるぐらいの人になら、ここまで話しても良いかな」って気持ちが嬉しかった。

自分で自分の終わりを決めて、綺麗に幕を引けるってことはこんなにも美しく、カッコいいものなんだなということを改めて感じた。

今年の1月7日の武道館での夢眠ねむ卒業公演、友人にチケットを譲って貰えて奇跡的に観に行くことが出来たんですけど、ちゃんと望んだ形で終わりを迎えることができていた。思い出したらまた涙出てきた。

タイトルの『遺言集』とはそのものズバリで、言い残したこと、言っておきたいことが溢れんばかりに綴られています。

でんぱ組を好きになって良かった。

自分も死ぬ時は遺書書いて死にたいなと思いました。

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エイプリル
読んでいただいてありがとうございました。退屈しのぎにでもなっていれば幸いです。