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今日の芸術/岡本太郎

いやもうホントにもっと若い時に読んでおきたかったと心の底から思うほど、そりゃあもう凄まじく素晴らしい本でした。

様々な物事の本質を丁寧に説明してくれています。

何にビックリしたかって、この本が出版されたのが65年前ってこと。 そんな昔に出たとは思えないほど内容が新鮮でした。あと特に芸術に強い興味持ってない人が読んでも全然面白い。誰が読んでも面白いと思う。

逆に言うと65年も前にこんな素晴らしい本が出てるのに日本人全然進歩してねぇ。悲しい。

僕自身芸術、特に絵画にはほとんど興味無かったし、岡本太郎のこともよく知らずに読みましたが、1発で岡本太郎大好きになりました。

というか、多分今まで岡本太郎に対して誤ったイメージを抱いてた。なんというかどこかブッ飛んだ人ってイメージだったんですが、むしろ逆で、かなり理路整然としてた。一つ一つの物事の本質を丁寧に紐解いて考えてる人だった。

読み終わって改めて、時代が変わっても人間の本質ってそうそう変わるもんじゃないんだなと思い知らされた。あとなんか自信がついた。今まで自分が考えてたことがそんなに間違ってなかったことが確認できた。

ホントに出会えて良かったなと思った1冊。20冊くらい買い込んで知り合いに片っ端から渡して読ませたい。

興味ある人いたら言って欲しい。僕が買ってあげます。

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エイプリル
読んでいただいてありがとうございました。退屈しのぎにでもなっていれば幸いです。