ブラタモリ日記 その8 「京都 清水寺 #69」 (2017.4.8 放送)
清水寺の舞台はもちろんだか、清水寺が建っている崖の交差点を確認したい!
あと六波羅蜜寺の空也上人と平清盛の像。それから六道珍皇寺の閻魔大王と小野篁の像。ついでにあの世につながる井戸も。
めっちゃ地味だけど、こういうのがおもしろいんだなぁ〜。
人はなぜ清水を目指す?
奈良時代末に開かれた本堂の舞台が有名、世界遺産
年間600万人が参拝
平成の大改修 → 50年ぶりに本堂の屋根が葺き替えられる(2020年の完成を目指す)
清水寺の舞台は最初はなかった
平安時代後期(1100年ころ)藤原成通(ふじわらのなりみち)が本堂の舞台高欄の上で蹴鞠(けまり)
本堂舞台 → 奉納などの行事に使われる舞台。参拝者を迎え入れる場所としても機能。
前立ち → 厨子(ずし)などの中の本尊の前で安置される仏像
本尊が観音様
観音信仰によって多くの人が目指した
清水の舞台から飛び降りる(高さ12m)
237件が記録に残っている(85%が生還)
観音様に自分の深い思いをかけて飛び降りる
滑稽都名所(こっけいみやこめいしょ) 清水寺 → 京都の名所・清水寺を紹介する浮世絵
音羽(おとわ)の滝 → 清水寺の清水。学問上達、延命長寿、恋愛成就の3つの水。どれも同じ湧き水。
嵐山周辺と清水寺周辺は、もともとは同じ地層で平らに続いていた。
約100万年前、地層に力が加わり断層ができた → 京都盆地
本堂の崖は川の浸水でできた
うまいこと2つの谷の直角のところに清水寺舞台。崖の交差点。
観音様が住まれる補陀落(ふだらく)をイメージして建てられたのが清水寺
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)→ 平清盛、空也上人(くうやしょうにん)の像。この世とあの世の境。鴨川が三途の川。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)→ 閻魔大王と小野篁(おのたかむら)。本堂裏手にあの世につながる井戸。
小野篁 → この世とあの世を行き来していた人。百人一首に「参議篁」として登場。夜になると井戸から冥土にかよって閻魔大王のそばで裁きの手伝いをしていた。
六道 → 仏教の教養にある地獄道・飢餓道・畜生道・修羅道・人間道・天道の6つの世界。どこの道に行くのか振り分けるのが閻魔大王。小野篁は人間の弁護役を担っていた。
六道まいり → お盆の前に六道珍皇寺で迎え鐘をつき、先祖の霊をむかえる。
巨大墓地 → 観音様(清水寺)とご先祖様(巨大墓地)。生の世界と死の世界が混在している。
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