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福祉現場の”リアル” 新入社員 Interview vol.2

就職活動中の学生の皆さんへ
高齢化社会の到来により福祉業界は今後も成長が予想される 注目の業界と呼ばれています。また、”やりがい” ”社会貢献” の面からも就職活動の視野にいれている学生さんも多くいるのではないでしょうか。
しかし「仕事がハードそう」「職場環境きびしそう」「専門知識がないから無理かも」など業界を志望するうえで不安要素も多いかと思います。
"新入社員インタビュー" から "福祉業界のリアル"  に触れ、そんな不安を少しでも解消していただきたいと思い、note にまとめました。

自分の中のモヤモヤの回答を ”ほほえみ” でだす為にー。

<新入社員 interview vol.2>
21年入社  米田芽久美さん 日本福祉大学卒の場合

ーー大学時代は何を学んでいたのか教えてください

米田さん:社会福祉学部 社会福祉学科にて、子ども分野について学びました。子どもや家庭が抱える問題などを理解して適切な支援をするための勉強がメインでしたね。専門は子ども分野でしたが、もちろん高齢の分野も学ぶことはありました。

ーー就職活動では福祉1本で決めていたようですが理由を教えてください

米田さん:理由は2つあって、1つ目は大学では子ども分野を学び、アルバイト先でも子どものサポートをしていたので、新しい分野にチャレンジしたかったから。 そして2つ目は、大学の高齢分野の実習先での経験がモヤモヤしたまま消化出来なかったからです。

ーーどんな経験が消化できなかったんですか?

米田さん:実習先で重度の利用者様と触れ合うことがあり、その利用者様が「もう死にたい」とかネガティブな発言や行動を繰り返しているのをみて、私はただ見ることしかできなかったんです。
その光景が脳裏から離れなくて、、そのモヤモヤした答えを出したくて。
それが福祉業界に就職しようと思ったキッカケです。

ーー 福祉業界に絞ったあと、”ほほえみグループ”  を選んだキッカケは?

米田さん:ほほえみの理念に ”ほほえみと感動を届ける” というものがあり、ここならモヤモヤした思いの答えが見つかるかもしれない!と思ったことがキッカケです。  また、福祉業界をマイナビで調べていて、ほほえみグループを見つけて目に止まったこともありますが、日本福祉大学の先輩も多く入社されていることも理由の1つです。

ーー選考を振り返って、いかがでしたか?

米田さん:説明会での映像が印象に残っています。選考が丁寧でわかりやすかったです。また他社さんと選考が重なっていたのですが、人事の方に相談してスケジュールを調整してもらったりもしました。選考は少し長かったですが安心して受けられました。

ーー将来の目標はなんですか?

米田さん:まずは自分の中のモヤモヤの回答を ”ほほえみ” で出したいと思います。私が利用者様に感動をもらうことが多いから、私がその感動を利用者様に届けたいと思います!
利用者様と話していて、今が楽しい、嬉しい、ありがとう。と涙ぐんでいるときに、私も同じ感動をもらっているんですよね。3年後になるか5年後になるかわかりませんが、感動を広げられるような人間になりたいです。

ーー感動を生み出すには何が必要ですか?

米田さん:相手を知ることが一番大事だと思います。どれだけ興味を持って話を聞けるのか、寄り添えるのか、言葉にすると簡単そうですがとても難しいことだと思います。

100人 100通りの対応で、利用者さんに感動を届けたいー。

ーー今はどんな仕事をしているのですか?
米田さん:私は ”あるけるデイサービス” で働いています。特徴としては、利用者様の数が多いことです。100人以上はいますね。今はコロナの関係もあり常時20人前後が入れ替わりで施設にこられています。利用者様の目的は様々ですが、いつまでもご自身で歩けるような運動をとおして、生きがいをみつけてもらっています。

ーー ”あるけるデイサービス”は施設にも特徴がありますよね?

米田さん:はい、砂場のあるフロアや足湯、珍しいトレーニング器具などがあります。利用者様には、施設にきてもらってドリンクを飲みながら落ち着いてもらって、それから足湯にはいって、砂場や器具を使って歩くためのトレーニングをしてもらっています。同じ目的の仲間がいますので、仲間や私たちと共に、生きがいをみつけてもらいたいですね。

ーー仕事のやりがいについて教えてください

米田さん:私のやりがいは利用者様が出来るようになったことを一緒に共有できること。成長を共有できる瞬間は嬉しいですね。 ただ課題も沢山あって、大勢の利用者様の顔と名前と性格が一致していないところもあります。あとは送迎の運転で、道を覚えるのも・・・。 利用者様1人ひとりに気づかった声かけ、適切な声かけ、100人100通りの対応で感動を届けられるようになりたいですね。

ーーどんな人と一緒に仕事したいですか?

米田さん:まずは私が「一緒に働けて良かった!」と思われるようになりたいです(笑) そして、一緒にお笑いあえる人と働きたいなと思います。

ーー入社して良かったことはありますか?

米田さん:そうですね、現場の仕事以外ですと研修が良かったです。研修をとおして沢山の社員さんと話をする機会が増えるのですが、自分の将来像がイメージできたり、同期と話す時間が増えて、本当の仲間になれたり。会社の理念がマインドセットされたことも良かったです。今では日常生活にもマインドが浸透しています(笑)

ーー最後に就職活動中の学生にアドバイスをお願いします

米田さん:笑顔が大事だと思います。自分自身が笑顔になれる会社、自然に笑顔がこぼれる仕事を探してもらえたらなと思います。そんな笑顔になれる仕事と巡り会うキッカケになれたら嬉しいです。
ありがとうございました。

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