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ただ甘えたいんだよね

保育園での朝の光景より。

手洗い場でごねている年長さん。

ママは早く仕事に行きたい…
そして
子どもの方は、ママに何か言いたい…

手洗いして、あいさつして、健康カード出して、
上履きに履き替えて、お部屋に入る

この朝の一連の流れが
手洗いで、ストップしている状況

あー
わかる…

親としては、ささっと済ませたい
(多分この日だけじゃない、今までも何度もあるんだろうな)

話を聴いたら
多分次へすぐ進むような気もする、けど

わかるのです…

なんだろう
聞くという行為が、すっとできない時ってある。

だけどね
多分ね

ちょっと耳を傾けたら
多分すっと進むんですよ。

子どもは親に甘えたいんです!
ただ甘えたい。
言葉と気持ちを一旦受け止めてほしい。

わかっているけど
できない時ってあるんです。

それは大人の都合ではあるけれど
時間がなかったり
余裕がなかったり。

子どもからすると
知ったこっちゃない理由です。

結局その親子さんは
「先生が代わりに聞いてあげるから」
と親はお仕事へ行きましたが

そのあと先生に
「ママに言いたかったの…」と呟いていました。

毎日のことになるとね
ただ、聴くだけ、とは言ってもね
聴けない時ってあるんです。
周りで見てる分には、簡単に思えるんだけど
できない時もあるんです。

そんな時もあるよね。

できない時もあるけれど

ただ

帰りのお迎えの車の中ででも
「今朝はお話し聞くお時間なくてごめんね」
なんて
会話があると
いいな

と思います。


そして
もし自分1人で抱えて
いっぱいいっぱいでイライラするのなら

親も甘えて良いんだよ
とも思います。


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