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ズガアゴ のすゝめ

初執筆です。歩兵と申します。

先日、1/12ドラスタ2号店でのシティリーグでベスト8を獲ったズガアゴ構築と各々カードの採用理由、シティ当日マッチの試合運び、対環境マッチでの戦い方の記事になります。

前置きは短めに、構築から。

シティ当日の構築


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採用理由

・ズガドーンGX  3枚

…デッキの要。基本的にはバトル場+ベンチに1匹置いておきたいカード。場に2匹置いておきたい点や、1番スタートして嬉しいカードだったので4枚採用を検討しましたが、枠の都合上不採用。3枚でも特に困らないが、バーストGX時にズガドーンGXが落ちると苦しいのはご愛嬌。

・ベベノム 4枚

…どくえき派とかあいおーぷなー派とか居ると思いますが、"ぶっちゃけ"どれでも良いと思っているのでアイオープナー4枚。毒でビックリヘッドの確定数がズラせる可能性を取るよりは、サイドのエネの位置と取る順番を決めて、戦局を進める方が自分の性に合ってました。

・ミステリートレジャー 3枚

…4枚入れたかった。前日まで3枚か4枚で揺れていたカード。初動にベベノムを多く立てれる点と2ターン目のアゴGXの特性の使い易さ&安定さがあるので、泣く泣く減らしたカード。対三神戦では、いかに展開し切るかが勝負であるので、デッキ61枚で良いならミストレ入れてると思います。

・ポケモンキャッチャー 3枚

…対モルペコ戦でこのカードが無いと勝ち目が無いので採用。50%だが表が出ると勝利に結びつく点と、手札を切る際にも相手のベンチを入れ替えて妨害出来る可能性がある点が◎。結局シティリーグを通じてモルペコとは当たらなかったものの、相手をハラハラさせれた上に調理器具を持ってないザシアンを引っ張ってくれたりと活躍はしてくれたので、ポケキャ3枚採用は間違ってなかった…はず。

・しまめぐりのあかし 2枚

…ズガドーンデッキの低HPと特に相性が良い。ビーリンタイムの継続、対三神戦で3→3枚取りをさせ"にくく"出来、非GX戦でも打ち負けないので2枚採用。(因みにオドリドリGXに島巡りを安易に付け、戒めのほこらで倒されそうになり危うく2枚取りされることになりかねました。笑)

・マリィ 2枚

…博士の研究と枚数の兼ね合いで悩んだ枠。リセットスタンプを切ってるので結果的に2枚で良かったと思う。シティ予選最終戦の初手にアーゴヨン3枚抱えてた時は死ぬほど引きたかったカード。シロナよりは使用感は良いので、マリィ多投でも個人的にはアリ。


不採用カードたち

・ふうせん

…自分のポケモンが倒された際にふうせん付きポケモンをとりあえずバトル場に出せる強みや、フィオネの特性や、"三神側のGX時にベンチのデデンネ等をキャッチャー系でバトル場に出される"ケアになります。アブソルを出されてる時にベンチのポケモンを引きずり出されると逃げエネ要求が2エネになるので負け筋に繋がります。1枚入れても良かったのですが、局所的に強いカードは個人的には好みでは無かったので不採用になりました。連戦の中で手札事故を引き起こしたくなかったのも要因になります。

・カスタムキャッチャー

…強いのは重々承知でしたが、1試合に2回2枚同時使用出来るデッキ回しが出来る自信が無いのと、デデンネやドロー効果のある特性持ちポケモンでガンガン引いていきながら手札を投げ捨てるプレイング(※身内内ではホヘイズムと呼んでます)が好みだったので、ポケモンキャッチャー採用に至りました。

・リセットスタンプ

…1枚採用を検討していたカード。グッズで相手の手札を減らせる効果があるのは強いですし、実際採用されている構築の方が多いと思います。自分のズガアゴ構築に関しては、妨害するくらいなら回し切って勝てば良いし、序盤に引いてしまうと不要なカードになりかねないので不採用となりました。手札妨害はマリィ複数枚採用で誤魔化してます。


その他、「ふつうのつりざお」「バクガメス」「フィオネ」等々…検討してました。この辺りのカードの検討優先度は低めでしたが。


当日のマッチアップ

三神ザシアン 後6-3 ○
ピカゼク 後6-0 ○ 投了
三神ザシアン 後6-5 ○
ルカメタザシアン 先6-1 ○
ルカメタザシアン 先6-2 ○
タチフサグマ 先6-2 ○

決勝トナメ
超ミュウミュウ 先6-2 ○
炎ミュウミュウ 先2-6 ×


1戦目 三神ザシアン

後攻バーストGXから、次ターン炎エネ7枚で御守り三神を倒し、その後は手札妨害を受けなかったのでビーリン加速して勝利。お相手はかなり強者と伺っていたので嬉しい勝利。対三神戦での理想展開を作れたので、良いスタートを切れました。


2戦目 ピカゼク

サンダーマウンテン◇とカプ・コケコ◇をサイドに沈めて勝利。笑 

完全に事故勝利だったので、また機会あれば是非フリーで戦いたいです。


3戦目 三神ザシアン

例のイカサマと疑わしかった試合です。

主観ですが、試合1戦において、ジャッジ案件になりかねないケースが2.3見受けられましたので、試合中常に相手方の手元や盤面を注視してました。Twitterで話題に挙がっていたカードを重ねてサーチした事象もその一つのケースの一つに挙がります。注視してたというよりは、せざるを得なかったのですが…こちらのターン中にも山札の上に手を置かれたりしてましたので。
その後も、実際にジャッジの方を1度呼ばせて頂いて、こちら側が不利になり得た事象(さくれつバーナー混乱のコイントス処理をせずにサイドを取った)の解決に繋がったので、正直な話、対戦しててかなり不安に駆られました。ただ、私も相手の盤面を常に注視してた分、相手方もそれはプレッシャーになったかもしれませんが。

Twitterで話題になってたカードを重ねてた件について言及したい思いは有りましたが、大型大会活動を自粛されるとのことで、詳細は伏せておくことにします。

ちなみに試合内容は、お互い事故。お相手が三神のGX技を打つ間にこちらはバーストGXとさくれつバーナーしか撃てず。さくれつバーナーの混乱効果も虚しく2連続表を出されてサイド1-5になるが、アーゴヨンGXでベンチのデデンネを処理して3-5。お相手がザシアンを出せていなかったお陰で倒し切れずに、番が返ってグレートキャッチャーで三神を倒して勝利。


4、5戦目 ルカメタザシアン

この試合辺りは記憶があやふやですが、先行2ターン目ないしは3ターン目に妨害を受けることなくルカメタを倒してから順当にサイドを取り切って勝利。鋼タイプは弱点ともありポケモンキャッチャーを使用して2〜3エネでザシアンを倒しやすかったのは記憶してます。


6戦目 タチフサグマ

初手非GXアーゴヨン3枚抱えている上に手札事故。何も出来ない手札だったのですが、デッキトップ引きでプレシャスボールを引けたのでデデンネ出してアーゴヨン3枚を捨てる強引なプレイングを強いられることに。この時点で負け濃厚だろうと思っていましたが、お相手も上手い具合にデッキが回ってないことやピッピ人形も出なかったお陰で、エネを極力節約しながら6枚取り切って勝利。タチフサグマはさくれつバーナーを打ち込んで凌ぎました。

予選は何とか全勝。細かいプレイングを1つでも間違えると落としていたマッチが有りましたので、ミス無く勝ち進めたことが何よりも嬉しかったです。


ベスト16  超(オーロラ)パーフェクション

お相手はかなり事故気味で、サポートが撃ててなくて辛そうな印象でした。こちらは思い描いたビジョンが見えるデッキ回りと、ポケモンキャッチャーの運にも恵まれて1(バースト)→3(キャッチャーでオロヨノ)→2(ベノムシュート)と取り切ることが出来ました。オーロット&ヨノワールの存在が負け筋に繋がる恐れがあったので、その勝ち筋を防げたのが大きかったのかなと思います。


ベスト8  炎パーフェクション

途中までは理想展開で回し切れたのですが、突然ズガアゴメタカードの「カプ・レヒレ」を出され、否が応でも倒さざるを得ない状況を作られました。(バトル場とベンチにズガが立っていたり、お相手のベンチにタッグチームが不在で1→3→2取りが出来なかったので。)

レヒレを倒してからは島巡りあかしの存在のお陰もあり、サイド差に猶予を作ることが出来、勝てそうな状況になったのですが、デッキ内の超ホロンエネルギーを炎エネルギーと見間違える凡ミスをここへきてしてしまい、ズガドーンGXが2エネ技を撃てずに負けてしまいました。笑


最後の最後にプレイミスで負けてしまう辺りは、まだまだ熟練度が足りていない証拠だなあと、試合内容を内省して、今後のプレイングに活かしていきたいです。


対環境マッチアップの戦い方

・三神ザシアン

バーストGX(1枚)→三神(3枚)→適当な2枚(デデンネやザシアン辺り)を狙うマッチング。理想展開は三神のアルティメットレイ前に三神を倒すプラン。

三神に技を撃たれると展開はまずいです。とはいえ勝ち筋としては、「島巡りのあかしの活用でサイド3→3取りをさせない」「三神GX技の返しのターンに三神ではなくデデンネかザシアンを狙い2枚取りをする1→2→3取り」。この2点になります。

上記、島巡りを付ける点は気休め程度の抵抗になるので過信は禁物です。1→2→3取りの良い点は必要炎エネ枚数が格段に楽になる点、以降ビーストリング加速から三神を倒していける点、2枚取りの際にザシアンを取れるとアーゴヨンGXを倒せるポケモンが居なくなる可能性がある点になります。

気を付けるべきなのはこちらのベンチポケモンを引っ張り出されながらオルタージェネシスGX技を撃たれることになります。良くあるケースとしてはフィオネ、グレキャでの引っ張り出しになるので、その点を意識する立ち回りが必要になります。


・ピカゼク

バーストGX1枚→タッグチーム(恐らくピカゼク3枚)→デデンネ2枚 プラン。

対ピカゼク戦では、2ターン目にはズガドーンは倒れると仮定して動くことが必要になります。エネ付けはベベノムと後ろのズガドーン優先で、バトル場ズガドーンGX技を打つための1エネのみをズガドーンに付けることになります。以降ビーストリングor溶接工展開でピカゼクを倒せると勝利に繋がります。前のズガドーンに1枚と後ろのズガドーンに1枚付けているのが理想になります。

負け筋はピカゼク技の返しで落とせない点に尽きるので、その際は島巡りでビーストリングタイムの継続を狙うか、エネ付けの場所管理でエネを極力残しつつサイドを取り切ることが重要になるかと思います。


・ミュウミュウ系統

タッグチーム3→ターニングポイント3枚(まずさせてくれない)

1→3→2取りor 1→1→2→2(イカかレヒレ、恐らくウルネク取り) プラン。

対超ミュウミュウでは、「ギラティナ」「レヒレ」「ウルネク」「オロヨノ」「アゴキング」を意識する必要があります。相手のプランニングに合わせて、適材適所サイドを進めていくことになるので、相手の展開を止める為にシステムポケモンを狙うのか、サイド枚数を進めていく為に複数枚取りを狙いつつオロヨノのケアをするのかを決めることが重要です。突然出てくるゲンミミも頭の片隅には入れて置かないと痛い目に遭います。(戒め)


対炎ミュウミュウでは、「レヒレ」「ビクティニv」「マグカルゴGX」辺りは警戒する必要があります。ビクティニvを倒すのにエネ4枚要求、レヒレには3枚要求を強いられるのはなかなかに厳しいものがあるので、ベベノムは多投ベンチに置いておくことが重要になります。


・モルペコ

ポケモンキャッチャーを採用していないと勝てません。サイド取りとしては強引にでもポケモンを取りに行くことが大事になるので、バトル場にピッピ人形ではなくポケモンだった時は無理矢理取りにいきます。キャッチャーの対象先はシステムポケモンではなくVポケモンを狙わないとサイド6枚を取り切れないのでモルペコかコケコを必然的に取ることになります。

理想としては1→2→2→1(バーストGX)になります。ピッピ人形と極力相手をしないようにデッキ進みとアーゴヨンGXが必要になるのかどうかの見極めが必要になります。



以上になります。採用カードやプレイングや他デッキとの戦い方等、何でも構いませんが御質問や不明点などのメッセージ御座いましたらDMで送って下さると幸いです。私で良ければ極力御対応させて頂きます。


歩兵@ポケカ(@hoheiGX)



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