雀のCDレビュー道場Vol.6「Alice In Chains」
高校時代、「どういうジャンルが好きなんですか?」と言う質問に僕は「グランジです!」と胸を張って答えていました。なんて無邪気だったんだろう。そんなグランジ大好き期のときに聴いたなかでもトップクラスで刺さらなかったバンド、それがAlice In Chainsでした。
Alice In Chainsといえば、90年代のグランジカルチャーの代表格な感じでまず名前の上がるバンドで、当時グランジを必死で掘ってた自分も早々にバンドの存在を知りました。大好きなグランジのなかのビッグネームならまあ大好きに違いない、ということで期待に胸膨らまして買ったのがこちちというわけです。
そんで、いざ聴いたら全然分かんねえ。低音効いてるけど、スローでちょっと暗いし、なんか違うなってなって、以降全く聴かなくなっちゃいました。自分があまりヘビメタ聴かずに来たので、このノリに馴染めないんだろうなぁ。
久々にこのアルバム聴いて、俺そんなにグランジ好きじゃないんじゃないかって思ったんだけど、サウンドガーデンとか聴いたら「あーこれこれ!」ってなったので、あの時の感受性は間違ってなかったと安心しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?