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サラリーマンを辞めてから襲いかかってきたこと

私がサラリーマンを辞めた理由は色々あるけど、その一つは
「うつ病がひどくなったから」
である。

今思えば、おそらく幼少期からパニック鬱の兆候はあった。
駄菓子菓子。。。それを若さでねじ伏せていたのだ。
(おかげでいろんな病にかかったが・・・)
あと、親が借金作った上に病気になったことから
「働かないと行けない」
という強迫観念が私自身を許さなかったのだと思う。
そして、アラカンを迎えたある日、私は家にいることも
出来ず、ひたすら雨が降る外を歩き続けていた。
そうで無ければ、家にいると強烈な焦燥感に襲われるからだ。
声を出すことも、息をすることも出来なくなるくらいの
「何かに追い詰められている間隔」
が迫ってくる。結局、歩き疲れて寝ることしか対処方法はなく
会社に出勤する時はなぜか治まっていたが、数日後仕事帰りの
交通機関でついにパニック状態が発症し、吐き気とめまいで
倒れそうになったことで、私は今でも続いている治療を始める
こととなった。

会社は私の鬱病を隠蔽した上に、色んな理由から私の給与を
半額にし、さらに厳しい労働条件を提示してきた。
そんな上司達のパワハラに苦しんでいた私は退職をしたのだが
有休消化中もほぼ毎日業務を引き継いだ担当から電話がかかり
何度も教えた引き継ぎ内容を聞かれた。そもそも私しか行っていない
業務であったこと自体が組織として異常だったのだが。。。

その頃から私は病気が増えた。睡眠時無呼吸症がひどくなり
CPAP装着となり、さらに健康診断で腸内出血が検知され、結果
内視鏡検査でポリープが見つかり小さいポリープは切除されたが
大きめのポリープは後日入院での対応となった。

悪い事は続くもので、私は先日の夜家の近くにゴミ出しに
行った時、無意識に後ろに倒れた。おそらくめまいだったのだろう。
なぜか受け身をとれたので頭は打たなかったが、どうやら無意識に
倒れた事がまずいらしく、心疾患や脳梗塞の疑いもあるらしい。
取り急ぎホルター心電図をつけて一晩測定後、エコー検査を受けた。
「心臓は問題ありません」
ドクターの言葉に安堵したが、もう一つの「脳」の問題の
確認で、本日はMRI検査で地元の医療センターに行ってきた。

MRIは閉所が苦手な私には鬼門だったが、今回の装置は
「私の体型でも余裕があるホールサイズ」
になっていて、検査中の音はたしかにうるさかったが
元々ハードロックやヘヴィメタを聴いていた私にとっては
「単なるノイズ」
だったので、なんと不覚にもうたた寝してしまった。。。
検査結果は次回のクリニック検診待ちである。

これで残るは未だ良性か悪性かわからないサイズ大きめの
大腸ポリープの切除手術の番となった。まだ予約は入れていない。
おそらく来月頃にはいったんは落ち着く予定だが
こうも立て続けに病が襲ってくると気が滅入る。
もし劣悪な以前の勤め先を辞めていなかったら、多分
もっとひどい形になっていただろう。
「命あっての物種」である。仕事は手段であって命には
変えられない。そういう意味では私は正しい判断をしたのかも
しれない。。。

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