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#2 僕のがんが見つかるまで(中編)

どうもみなさまこんにちはほげおです!
学校に行きたくてたまらないのに行けないのがすごくもどかしいです。BeReal.とかインスタとかで、みんな学校でめっちゃ楽しそうにしてるのがたまらなくうらやましいです…。
今回の記事は僕のがんが見つかるまでの記事の中編なので、まだの方は前編を見ていただけるとより話が分かると思います!


S病院での診察

土曜日の朝、寮で朝の点呼を済ませてから、眠たい目をこすって朝8時ぐらいに寮を出て駅に向かいました。寮の友達にはめっちゃ病院いくアピールをしていました。イヤホンで音楽聞きながら歩いていて、秋風と日の光が気持ちよかったのを覚えています。
朝8時ぐらい電車に乗って目的の駅まで行き、そこから歩いてS病院を目指しました。S病院には病院が開く30分前ぐらいに着いたのですが、なんだか早すぎる気がして近くの公園で蚊に刺されながらポケモンGOして時間をつぶしていました。
病院が開く10分前ぐらいになってようやく病院で受付をして、問診票書くのめんどくさいなとか思いながら順番が来るのを待っていました。

順番がきて診察室の中へ入り、診察が始まりました。
診察をしてくれたのは70歳ぐらいのおじいちゃんで、なんかお酒強そうな人でした。
まず最初に先生に喉が変形していることを伝えて、喉を直接見てもらったときに先生の口から出た一言目が
えぇーなんだこれぇ?
でした。この時はさすがに不安になりました。その後は人生で初めて鼻からカメラを突っ込んで喉を見たり(言葉では形容しがたい類の気持ち悪さでした)首を触られたりしましたが、普通の扁桃炎とは違うしなんの病気かわかりませんでした。
結局月曜日の朝にまた診察して、様子が変わらないようなら違う病院を紹介するとのことで、その日は採血だけして終わりました。

運命の月曜日

ついに迎えた月曜日。事前に母と病院で待ち合わせる時間を決めていました。友達に「早退できるし結構ラッキーなんじゃね」とか言って学校を早退し病院へ向かいました。
このときはまだ「早く帰りたい」ぐらいのことしか考えていませんでした。この後に起きる衝撃の結果を知る由もなく。

順番が来て中へ入り、診察が始まりました。
そこで告げられたのは血液検査の結果、細菌感染はなかったということ。
このことが意味するのは「溶連菌感染症ではなかった」ということです。
自分はかなり溶連菌感染症だと思っていたので衝撃的でした。それと同時に自分にとって未知の病気に自分の喉が侵されているという事実を受け止め切れませんでした。でもその日は鼻カメラの検査がなかったのでハッピーでした。
そのときもちゃんと喉を見たり、首を触ったりしましたが変化はなく、前回いわれた通り違う病院が紹介されることになりました。

診察が終わり、母に紹介状の手続きを任せて僕は近くのショッピングモールにお昼ご飯を調達しに行くことにしました。ショッピングモールに着いて、お惣菜コーナーでどんな組み合わせがいいかな~とか、最低でも2つほしいよな~とか、のんきなことを考えながら選んで、最終的にはチャーハンと焼きそばを調達して、病院に向かいました。

母は手続きが終わっていたらしく、車に戻っていました。
僕がご飯を食べようとしたら母が唐突に紙を見せてきました。そこにはA病院の名前。そこはがん専門の病院でした。

そこである程度悟りました。自分はがんであるかもしれない。焼きそばとチャーハンを楽しみにしていたのに急に上から岩が降ってきたような衝撃を受けました。まだ何も検査をしていないし「かもしれない」だけだから、と自分に言い聞かしてなんとか冷静を保とうとしました。

ただそんな努力もむなしく帰りの車で涙目になりながらチャーハンと焼きそばを掻き込みました。

                                                                                     to be continued  
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ほげおの戯言

今日はお昼ご飯に、豚肉378グラムともやし一袋をオイスターソースとしょうゆと一緒に炒めて、うどん二玉の上にのせて食べました。結構ボリュームあってめっちゃおいしかったです!
前から病院の先生に調子がいいなら運動したほうがいいと言われていたので今日は10キロほどサイクリングに行ってきました。意外と寒いですね。もうすっかり冬です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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