見出し画像

$2000いけるか?と今後(2023年7月20日)

現在価格$1985です(2023年7月20日 13:00)
一時$1987まで上昇しました

現在何を材料にゴールドは上がっているでしょうか?
それはドル安です
ドル安だけで上がっている相場になります
当然ですが利上げ停止などの憶測からも、買われていることではあるでしょう

さっそく結論ですが、$2000はありえると思います

ドル安以外ではどうでしょう
実はそれほどゴールド上昇のための材料はないのです
トレンドを作って最高値を更新していけるかと言ったらそういった状況ではないと思います

支援材料としては
・7月及び8月はシーズナリティ的に上がりやすい傾向
・名目金利高止まり(上昇余地なし)
・シルバー高騰(現在価格$25)
・ドル円下落

上記の支援材料だけでは$2000を超えてから、$2000をサポートにすることはできないと思っています
だからといって急落ということはそれほど考えにくいとも思っていますが

$2000をサポートとするための材料は
・リスクオフの株安・円高
・アメリカ経済低迷
・名目金利下落
・ドル安
・政策金利利下げ(雰囲気だけでも)
・金ETF残高減少

上記要素は現在まったくありません
利下げに関しては憶測だけで動いていますが、あっても年末から来年でしょう
この高金利でもアメリカ経済堅調で、株が下がっていなければ利下げする必要はありません
リスクオフ要素は全くありません
その証拠に債券市場は債権を買っていく(売りを買い戻す)方向に動いていません
憶測でドル安が進んでいるだけと思えます
憶測で動くのが相場ですが、アメリカの経済指標を見る限り、悪いものもありますが、どちらかというとポジティブな指標が多いです

テクニカル要素として、イールドカーブ(米10年金利ー米2年金利)とのサヤが気になっています

イールドカーブ(青) ゴールド(オレンジ)

これまでの関係性を否定して上がっていく相場になるかはわかりません
要所要所でサヤはでていましたが、結局はイールドカーブと同じ方向に進んでいます
もしサヤを埋めてくるようであれば、$1900トライもありうるでしょう
昨日の相場からかなりショートカバーで上がったものと思えています
それが解消されたのであれば、下がりやすい相場になっていることでしょう

また、逆イールドカーブはドル円上昇のサポートにもなっていました
先週まで円高局面が来ていたわけで、ドル円もサヤができている状況です
ドル円がサヤを埋めてくるのであれば、ゴールドは・・・と言えますよね


ゴールド単体ではどうでしょう

ゴールド日足

これだけで見ると、あまり強い相場に見えてこないんですよね
勢いがないというか、トレンドができているからさがりにくいとか、どうもそれほど強く感じません
RSIが現在66であり、上昇余地はまだあります
強い相場であれば、余裕で70は越していきますし
出来高も上がっていますが、OANDA単体の出来高で、先物は通常とそれほど変わりありませんでした
トレンドが出ている以上逆張りする必要性もないわけですが、そろそろ・・・といったなんとなくですが、個人的にそんな雰囲気をもっています


短期的に、短期トレンドが出ているので上がるとは思うが、それほど上がれないかと考えています
ま、そんなことからお試しでSしてみてます(すぐ切られる気がしますが・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?