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【ゴールド分析】2022年9月5日週 動画プラスアルファ

動画アップしておりますので、こちらもご覧ください

ゴールド月足

ゴールド 月足

月足が確定しました
5ヶ月連続の陰線。非常に珍しいです
現状買い手がいない状況となっています

金ETF保有残高

ウクライナ戦争勃発する前から資金がETFに流入していましたが、ここのところ毎日売られ続けています
1000TONの大台を割り込み、いまや973TONまで減り続けています
また、中国がまたロックダウンしたこともあり、現物のゴールドを買っていこうという、アジア勢も不足しています

一応は$1688で反発はしましたが、雇用統計でドル安になったことが追い風で$1700台には回復しました
動画内で話した実質金利との乖離もありますが、米ドルとの乖離も見逃せないものとなっています

ドルインデックス(逆目盛り) 週足

ドルインデックスは逆目盛りで、ゴールドとシルバーを表示しています
シルバーはコロナ前の水準に戻していますが、ゴールドはといえばかなりの強さを感じます
いろいろ不安材料はありますが、ゴールドはシルバーと比べると過去ゴールドのほうが強いという傾向があるようです
ゴールドを現物で保有している人は特に売る必要なく持っていればいいですし、シルバーは工業用途が多いので不景気になるのであれば売られてしまいますね。上がりだすとシルバーはすごいんですけどね

ユーロが今非常に強いですね
ですが米ドルも強いため、ユーロドルが膠着状態です
ユーロドルの0.99を割り込むと、ドルインデックスはおそらく年初来高値を更新するでしょう
短期で見ているとユーロドルの動きにゴールドも最近よく反応しています(特にユーロドルの上昇に対して)

COT(重要!)

COTレポート 8/23
COTレポート 8/30

8/23(上)と8/30(下)のCOTレポートです
商業筋(Commercial)がショートの利食いしているようですね
そして、大口(Non-Commercial)はロングを減らしてショートを増やしています
ボリュームからすると、大口のショートが目立ちます(特に8/23)
レンジブレイクを狙った動きではないでしょうか
もしブレイクをしないようであれば、大きなショートカバーが来ることが予測できます

大口と商業筋のネットポジション

大口と商業筋のネットポジションですが、2012年にレンジブレイクして下落したときの状況に似ています(四角枠の下の折れ線グラフ)
お互いが0に近づいてきているのが2012年・現在と似ていることが読み取れます

0に近づくとどうなりやすいかというと、トレンドが出やすいと言われています(上昇トレンド・下降トレンド共に)
今現在急速に0に収束しつつありますので、レンジブレイクからの下落が起こりうる条件のひとつが整っていると思っていいと思います

結論として、どうみても下へ行きたがっているとしか見れないんですよね
一時的には上昇するにしても、データをいろいろ見れば見るほど下なんです
AIなどはいって単純に行かなくなっていることもあるとは思います
近い未来のリセッションやその他不安材料はあると思います
ゴールドのチャートを見ても「弱い弱すぎる!」のです
もしかしたらもう一度$1800へトライするのかもしれません
でもやはり下なんですよね・・・

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