【FGO】光のコヤンスカヤ〇〇説
◇ はじめに ◇
■注意
・この記事はFGOのネタバレを含みます。
・この記事は宗教的な内容を含みます。
・この考察は間違っているかもしれません。
■まえがき
2021年8月に6周年記念で実装された「光のコヤンスカヤ」
光のコヤンスカヤの正体について、自分なりの考えがまとまったので記事にしてみようと思います。
◇ 光のコヤンスカヤの正体 ◇
早速ですが、結論から私は光のコヤンスカヤの正体は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ」だと考えています。
■概要
エオストレはゲルマン神話(アングロ・サクソンの異教)の春の女神です。
春の他には「夜明けの女神・暁の女神・多産と豊穣の女神」などといわれており、エオストレの化身や使いは野うさぎとされています。
オスタラと呼ばれたりもします。この記事ではエオストレで進めます。
■伝説
1. 野うさぎたちが春の訪れを感謝するために、春色に塗り分けられた綺麗な卵をエオストレに贈りました。そのことをとても喜んだエオストレが皆に卵と春風を配った
2. エオストレが、冬に翼の凍ってしまった鳥を野うさぎに変えて救った
■イースター
英語のイースター(Easter)という名前は、エオストレ(Eostre)や、エオストレの名前を冠した春の月名エオストレモナト(Eostremonat)(4月頃)に由来するという説が一般的です。
アングロ・サクソン人はエオストレモナト(4月頃)にエオストレの名誉で祝宴(春のお祭り)を行なっていましたが、キリスト教が入ってきた際に、エオストレの伝説と復活祭のイメージの相性が良かったことから(卵は復活の象徴、ウサギは多産と豊穣の象徴)、エオストレの祝宴はキリスト教化され、現在のイースターとなったそうです。
そのため、イースターには卵(イースターエッグ)やウサギ(イースターバニー)がシンボルとして残っています。
ただし、東方教会では異教の女神と深く結びつくイースターバニーは排除されました。(西方教会では残ってる)
こうした経緯から、アメリカや西ヨーロッパでは、ウサギは異教の女神と関連が深いということで、不思議の国のアリスの「三月ウサギ」のように、秩序を乱す物、あわて者、怠け者、トリックスターとして描かれることが増えたそうです。
※トリックスターが後の考察で重要になるので憶えておいてほしいです。
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キリスト教に取り込まれたことで信者がいなくなったことと、東方教会でイースターバニーが排除されたことで、光のコヤンスカヤ(エオストレ)は人類に復讐心を抱いているのではないでしょうか。
■出身地ロシア
光のコヤンスカヤの出身地がロシアなのは、イースターバニーを排除した東方教会の中心国がロシアであるからだと考えています。
ビーストとは『人類が発展する際に生み出される業』によって生まれる悪であり、ビーストⅣ候補であったコヤンスカヤもそのひとつ。
このコヤンスカヤは『人類に迫害されたもの・人類が迫害に使ったもの』のうち、『迫害に使ったもの』
……即ち、『人類が創り出した殺傷道具』を網羅する神霊となった。霊基第三になると、玉藻の前を形成する文化をリスペクトし、兵器大神(いくさうつわのおおみかみ)を自称する。
◇ 能力 ◇
ここからは光のコヤンスカヤの能力について考察していきます。
■クラスがアサシン
光のコヤンスカヤのクラスがアサシンなのは、エオストレとイースターの話に出てきた「トリックスター」の概念からきていると考えています。
アメリカの人類学者であるポール・ラディンが、トリックスターについてまとめた研究書では、ウィネバゴ族のウサギ物語群が題材にされています。
トリックスター (英: trickster) とは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者である。往々にしていたずら好きとして描かれる。善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴である。
この語は、ポール・ラディンがインディアン民話の研究から命名した類型である。カール・グスタフ・ユングの『元型論』で取り上げられたことでも知られる。
特徴
トリックスターは、時に悪意や怒りや憎しみを持って行動したり、盗みやいたずらを行うが、最終的には良い結果になるというパターンが多い。抜け目ないキャラクターとして描かれることもあれば、乱暴者や愚か者として描かれる場合もあり、両方の性格を併せ持つ者もある。文化的に重要な役割を果たしているとき(例えば、火を盗むなど)や神聖な役割のときでさえ、おどけてみせたりもする。文化英雄であると同時に既存概念や社会規範の破壊者であり、あるいは賢者であるが悪しき要素を持つなど、一面的な定型に納まらない存在である。文化圏によってはコヨーテやワタリガラスと関連づけられる。
多くの文化では、トリックスターと文化英雄は結びつけられることが多い。例えば、ギリシア神話のプロメーテウスは、人間に火を与えるために神の元から火を盗んだが、彼はトリックスターとしてよりも文化英雄としての性格の方が有名である。一方、北アメリカネイティヴアメリカンの伝承では、コヨーテの精霊が神(もしくは星や太陽とも)から火を盗むが、こちらはトリックスターとしての性格の方が大きく現れている。これは他の話においてはプロメーテウスは知性のある巨人だが、コヨーテは単なるいたずら者と見なされる場合が多いことからきている。
「トリックスター 」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年10月25日21時(日本時間)現在での最新版を取得。
いたずら者をクラスに当て嵌めるのであればアサシンですよね。
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トリックスターの説明文を読んだ時、ストーリー中でのコヤンスカヤの在り方はまさにトリックスターだったなと思いました。
■兵器との関係
光のコヤンスカヤが兵器を扱うのは、トリックスターに紐づく「文化英雄」の概念からきていると考えられます。
文化英雄とは
神話のなかで、人類に役だつ、あるいは有意義な発明・発見をもたらし、世界の文化的秩序の設定に寄与する存在をよぶ神話学上の用語。文化英雄は、至高神や創造神とは異なり、既存の世界のうえで、特定の文化要素の創造や秩序の設定を行う存在で、人の形だけでなく、動物の姿をとることも多い。民族の始祖としての性格をもつことがある。代表的なものにギリシア神話のプロメテウスがある。彼は、天神の意志に逆らい、天神を欺いて、火や穀物の恩恵を人間にもたらした。しかし結果において病気や災厄も導入されたように、その働きは両義的である。両義性は、神と人との中間の位置を占める文化英雄自身の性格でもあり、このことは、彼が、神話の構造上、媒介者の機能をもつことを意味する。それゆえ文化英雄は、しばしばトリックスターとしても登場する。
引用ページの文化英雄とは - コトバンクに入っているテキスト
文化英雄は見方を変えれば、その時代の人類以上の文化や技術をもっている者ということです。その概念を人殺しのスキルにしたものが光のコヤンスカヤの「殺戮技巧(人)」だと私は考えています。
○殺戮技巧(人):A
数学の祖のひとり、アルキメデスが
保有しているスキルの亜種。
アルキメデスは本人が望まぬまま『その時代の技術水準以上の殺戮兵器』を創り出してしまったが、コヤンスカヤは望んでこのスキルを手に入れた。
その時代にある人類の兵器を自在に使い、威力は『人類が使う場合より数倍のものになる』というスキルで、自然の因果応報のサイクル(本来はゆるやかな、数百年かけて行われるもの)を瞬間的に行使したもの。
元ビースト幼体のスキルに相応しく、理論上、『その時代の人類では太刀打ちできない』事を示している。
とはいえ所詮は人類にマウントとる為のスキルなので、サーヴァントやモンスター相手ではそこまで絶対性のあるスキルではない。
上記マテリアル中に「コヤンスカヤは望んでこのスキルを手に入れた。」 とありますので、「○殺戮技巧(人)」はコヤンスカヤ(女神エオストレ)が元々持っていた能力ではなく、後天的に手に入れたものだとわかります。
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第一スキルの「イノベーター・バニー」も直訳すると「革新するウサちゃん」ですから文化英雄の概念にぴったりですね。
■宝具
光のコヤンスカヤの宝具は「霊裳重光・79式擲禍大社(イズトゥーラ・セブンドライブ)」です。
この記事では、カタカナの方の「イズトゥーラ・セブンドライブ」を考察していきます。
まずは「イズトゥーラ」の部分から
「トゥーラ」はロシアの都市の名前で第二次世界大戦中に兵器を大量生産していたことで有名です。イズはロシア語で「〜から」という意味らしいので、イズトューラで「トューラから」という意味になります。
続いて、「セブンドライブ」の部分について
「セブン」は尻尾の数を表していると思います。その理由は2部5章のコヤンスカヤ戦で流れるBGMのタイトルが「Nine Drive」だからです。5章の段階では、九つの尾の獲得を狙えていましたが、6章でトラブルが起きたのと、主人公のサーヴァントになり、マスターを取り込めなくなったため、最終的な尾の目標数が2つ減って、7つになったため「Nine」から「セブン」になったのではないでしょうか。
ドライブ(drive) はゲルマン語起源の動詞であり、元々は「(動物を)追い立てる」という意味だそうです。(ここでもゲルマンが出てくるのが面白いですね)
まとめると「トューラから七つの尾を(で)追い立てる」です。(間違ってそう)
↓マテリアルの尻尾についてのテキスト
八つ目の尾には『異星の神』を、
締めくくりとなる九つ目の尾には
『カルデアのマスター』を取り込む予定だったが、
六つ目の尾でトラブルが起き、その場で予定変更→最終目的である『ある計画』に業務を変更した。
◇ 見た目 ◇
ここからは光のコヤンスカヤの見た目について考察していきます。
■玉藻の前
光のコヤンスカヤの考察で、避けては通れないのが玉藻の前との関係です。
光のコヤンスカヤはマイルームで、玉藻の前との関係について下記のようにお話ししてくれます。
玉藻の前様……でございますか?確かに私のコピー元、オリジナルにあたる神霊です。ですが、私はあくまで、彼女の影。玉藻の前様が自ら切り落とした尾とは違うものです。感覚的に言うと、私は別の世界の玉藻の前……異世界転生した玉藻の前……とお考えください
サーヴァントがコピーとか正直よく分からないですけど、玉藻前が異世界転生したら光のコヤンスカヤになり得るということですから、似たような存在であろうことが推察できます。
そこで、「エオストレ」と「九尾の狐」の接点について調べてみましたが、獣に関連があるくらいしか見当たりませんでした。
しかし、「エオストレ」と「天照大御神」で考えるとそれっぽいのがいくつか出てきました。
知らない方のために
Fateにおける玉藻の前は「天照大御神」が転生した姿であるとされています。天照大御神(あまてらすおおみかみ)は日本神話に主神として登場する太陽神です。
まず、エオストレは「夜明けの女神」でもあるので太陽と関係があります。
つまり、「天照大御神」とも関係ありです。
天照大御神の有名な話である「天岩戸神話」。
「天岩戸神話」では天照大御神が洞窟の中に引きこもってしまい世界が暗闇に包まれてしまいます。その後なんやかんやあり、天照大御神が外に出てきて、世の中に明かりが戻ったとされています。
この「世の中に明かりが戻った」というのは太陽が戻ってきたということですから、これは夜明けと言ってしまってもいいのではないでしょうか。
「エオストレ」と「天照大御神」でもう一つ、
夜明けの時、太陽は東から上がってきます。「天照大御神」は日本の太陽神なので極東の島国の太陽神ということです。このことから「エオストレ」と「天照大御神」には東の太陽という共通点がある思います。
「ケツァルコアトル」と「天照大御神」のような太陽神同士の関係よりかは深い関係に思えます。
こういった、「エオストレ」と「天照大御神」の接点から玉藻の前が光のコヤンスカヤのコピー元になったのではないでしょうか。
■翼
光のコヤンスカヤの大三再臨の姿には、背部に大きなピンクの体毛が出現します。実装された当初は尻尾だと思って気にしていませんでしたが、バトルモーションをよく観察してみると肩甲骨のあたりから生えているように見えます。(スキルのはちきれそうでしょーが分かりやすい)尻尾は別で白いものがありました。装飾である可能性も考えましたが、モーションで伸びたりするので体の一部っぽいです。なので、ピンクの体毛は翼だと思います!
この翼が、エオストレの「冬に翼の凍ってしまった鳥を野うさぎに変えて救った」という伝説が元になっているとしたら、飛ぶことに使わないのも納得できます。
■大三再臨の衣裳
大三再臨の衣裳を細かく見ていくとキリスト教の祭服と軍服が混ざったものに見えます。以下箇条書きで
・服とブーツだけなら、女将軍
・帽子がミトラといわれるキリスト教の司祭が被る冠
・白金はキリスト教の祭服に見られる配色
・額の宝石と翼のキラキラが十字になっている
(重心が中央ではなく上より)
キリスト教の要素はイースター関連から、軍服は兵器を扱うからだと考えます。
■第一再臨
かっこいい
■第二再臨
可愛い、春色コーデ
◇ その他、細かな考察 ◇
ここからは光のコヤンスカヤの細かな要素について考察していきます。
■なんでトゥーラ
「トゥーラ」が宝具名に選ばれた理由として、兵器を生産していた他に「生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう)」というキリスト教の大聖堂があるからなのではないでしょうか。
「生神女」は聖母マリアのことです。古代には、ウサギは雌雄同体だと信じられており、ウサギは処女性を失わずに繁殖することができるという考えから、ウサギは聖母マリアと関連付けられるようになり、絵画などで聖母マリアと共に描かれることも多かったそうです。前述したものとは逆に、ウサギの象徴する「色欲」に、マリアの「純潔」が打ち勝つことを示しているとする説もあるそうです。
■額の宝石はサファイア
第三再臨の額の宝石についてです。
キリスト教で、サファイアは聖母マリアを象徴するとされており、「マリアさまのこころ」という聖歌には「マリアさまの こころ それは サファイア」という歌詞があります。
なんでトゥーラの項にも書いた通り聖母マリアとウサギには関連があることと宝石が青色であることから、第三再臨の額の宝石はサファイアなのではないかと思われます。
■ストーリーの宝石はバイオレットサファイア
2部序〜6章のコヤンスカヤの身に着ける宝石はすべて紫色です。
バイオレットサファイアの石言葉は華麗なる変身だそうです。
(フォックスに化けてた)
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紫色の宝石といえば、アメジストを思い浮かべてしまいますが、アメジストについて調べてみてもお酒の話しか出てきませんでした。
■トランプ
序章でコヤンスカヤが連れてきた警備兵はクローバー隊、ハート隊、フラッシュフォーなどトランプ関連の名称が付けられています。光のコヤンスカヤの最終再臨のイラストにもトランプが描かれています。これはエオストレとイースターの流れから不思議の国のアリスが元になっていると考えられます。
最終再臨のイラストで一番目立つトランプは、光のコヤンスカヤが持っているジョーカーで、次いで♡J、♡7(たぶん)、♤J、が大きく描かれています。♡7は、宝具のセブンドライブからだと思うので納得できるのですが、Jの目立ち具合に違和感を感じ、調べてみたところジャックにはトリックスターとしての形態?があるそうです。
トリックスターとしての形態
ジャックは伝統的に、絵札の中では最弱のランクのカードであるが、エースやキングが普通は一番強いランクとなる所に、この2つを差し置いてジャックが最強もしくはそれに同等するランクの物として登場するゲームもある。知られるかぎり最初のヨーロッパのゲームであるKarnöffelでも、より新しいゲームであるユーカーでもこの現象が見られる。ジャックが最強とされるゲームには以下の物が挙げられる。
「ジャック (トランプ) 」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年10月24日18時(日本時間)現在での最新版を取得。
なんならジョーカーも敵でも味方でもないからトリックスターらしいです。
■79
宝具名の「霊裳重光・79式擲禍大社」の79は春分の日から来ているではないかと考えています。年始から数えて79日目は3月20日です。春分の日はだいたい3月20日か21日です。2021年は3月20日でした。エオストレの祝宴は春分の日から行われていたそうです。
■奉仕体質
そして一番重要な秘密として、どれほど人類の敵対者であり結婚願望がなかったりしても、玉藻の前が持つ『奉仕体質』だけは無くならない、というものがある。
マテリアルに、上記のようの文章があります。これはイースターバニーがサンタクロースのように良い子のところに贈り物をとどけるところからきているのではないかと考えています。
イースター・バニーは、しばしば服を着た姿で表現される。伝承によれば、このウサギは、カラフルな卵やキャンディ、ときにはおもちゃをバスケットに入れて子供たちの家に届けるという。祝日の前夜に子供たちに贈り物を届けるという点では、イースター・バニーはサンタクロースに似ている。
「イースター・バニー 」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年10月24日18時(日本時間)現在での最新版を取得。
■始皇帝
2部4章でコヤンスカヤは始皇帝のことが苦手そうでしたよね。
マイルームでは以下のようにお話ししてくれます。
始皇帝がいらっしゃる!?しかも、半分徒歩で来た?相変わらず、とんでもねえ人類ですね。あ、いえ、真人でしたっけ……。ですが、私は慌てません。なぜなら、光のコヤンスカヤ。あの方が「悪」と断じるのは、獣の私なのですから
私は、「真人」という言葉に注目しました。
1 真理を悟って、人格を完成した人。
2 道教で、理想とされる最高の人。俗世界を超越し、道の極致に達した人。仙人。
引用ページの真人とは - コトバンクに入っているテキスト
「真理を悟って、人格を完成した人」ということはキリストにも当てはまりそうですね。始皇帝がキリストと似た存在だったから苦手なのかなと思いました。
■月兎
アングロサクソン人が春分の日を月を見て計っていたことから、エオストレは月と関係が深いとされています。2部4章で薬を扱っていたのはこのことからきているのかもしれません。
■強化素材
霊基再臨素材
魔術髄液:ただの人間を魔術師に仕立て上げる霊薬。脊髄に打ち込むことで僅かな刻の間疑似的な魔術回路を形成する。
励振火薬:魔力を込めることで発火する特殊な火薬。わずかな魔力で爆発的な火力を得られることから魔獣を狩る銃の弾薬などに用いられる。
宵哭きの鉄杭:死した肉体が動き出さないようにと躰に穿たれた杭。血を吸うことで錆びることなく艶やかさを増す。闇夜に潜むこの世ならざる者をも穿つことができる。
暁光炉心:明け方の太陽のように眩く輝く動力炉。仙道を基にした技術が使われており、現代科学や近代魔術では解明できない謎を多く秘めている。
スキル強化素材
魔術髄液:ただの人間を魔術師に仕立て上げる霊薬。脊髄に打ち込むことで僅かな刻の間疑似的な魔術回路を形成する。
励振火薬:魔力を込めることで発火する特殊な火薬。わずかな魔力で爆発的な火力を得られることから魔獣を狩る銃の弾薬などに用いられる。
宵哭きの鉄杭:死した肉体が動き出さないようにと躰に穿たれた杭。血を吸うことで錆びることなく艶やかさを増す。闇夜に潜むこの世ならざる者をも穿つことができる。
禍罪の矢尻:数多の血、数多の罪、数多の穢れを啜り、災いを招き寄せる呪いを帯びた矢尻。
真理の卵:内に真理を秘めているという神聖な卵。その殻は硬く何人も割ることができない。
アペンドスキル強化素材
無間の歯車:永久機関の夢。一度回転しだすといつまでも回転し続ける歯車。
隕蹄鉄:隕鉄で作られた強靭な蹄鉄。構成原子は同じであろうと、地球上で作られたものではないため特別な役割を持つ。
九十九鏡:永い年月、人から人へ受け継がれやがて神霊や魑魅魍魎などの摩訶不可思議な存在を宿すようになった鏡。
煌星のカケラ:夜空にきらめく星がそのまま落ちてきたかのような形をした不思議な鉱石。
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暁光炉心とか真理の卵とか煌星のカケラとかエオストレっぽいですよね。
◇ さいごに ◇
ここまで、光のコヤンスカヤはエオストレだとつらつら書いてきましたが、イースターバニーが真名でも、この考察はなりたつな〜と読み返して気づきました。
ここはどういうことなの?とかあれば、コメントください。
読んでいただきありがとうございました!