[24-03-31]水窪森林鉄道の痕跡を辿る(2)
「軌一九九六」の杭を見つける少し前。
ここまで森林鉄道の痕跡の「杭」ばかり、見つけてきましたが、
杭ではない「違う痕跡」を見つけました。
川の中には……
サイクリングロードに整備されただけに、しっかりとした橋があります。
何となく、橋の上から川の中を見たところ……
さらに、もう一本。
水窪森林鉄道のレールは、水窪ダムより奥深くの林道の方で地面に刺さっているのを見たことがありましたが、
まさか、川の中に居たとは……。
再び杭(距離標)集め
橋を渡って、少し進むと道の脇に何かありました。
ひっくり返っているのは、
なんか、よく【通行止め】と書いてある看板と一緒に置いてある物ですね。
道の脇にあるってことは……そういうことなんでしょうね(?)
ここまでは、オフロード車が走ってこれそうな道でしたが、
ここからは、ちょっと大きめの石が転がっています。
進行方向の右側(山側)に例の杭を見つけました。
どこにあるかわかりますか?
下から覗くと……
「軌一八八」
次の杭は……進行方向の左側(川側)
「軌一九八七」
やっぱり、左側は数値が減ってきていますね……。
次の杭は……
岩場に隠れていました。
次の杭もすぐ近くにありましたが、これが今回の探索での最後の杭になりmした。
ただし、
岩と同化してる(?)ようで、残念ながら【解読不能】でした。
荒れる道
ここまでは、それなりにオフロード車、もしくはオフロードバイクなら走ってこれそうでしたが……。
何だか、急に荒れ始めました。
倒木まである。
さすがに、オフロード車ではここら辺は無理でしょうね……。
足場が悪すぎる……。
そしてこの後、最後の難関(?)が……
最後の難関。鉄骨渡りである。
左右、どちらかを渡る必要があります。
無事、渡りましたが若干揺れた気がします。
隧道登場
鉄骨渡りをクリアしても、まだ道は荒れたままです。
でもそれを超えると……
ついに
【隧道】が現れました
正面から見るとこんな感じ。
中はゴツゴツした岩の素掘りです。
腕木と碍子が残っています。
地面に落ちている碍子と腕木
反対側の出口はこんな感じ。
苔だらけ。
「道」の方は変わっていましたが、「隧道」の方は前回訪問時と
ほぼ変わっていませんでした。
目的は果たしたので帰ろうと思いますが、この先の「道」がどうなっているのか気になりますよね……。
さらに、進んでみた。
……うん、無理!
帰ろう( ´∀` )
【[24-04-06]水窪森林鉄道の痕跡を辿る(3)】へ続く
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