[24-04-06]水窪森林鉄道の痕跡を辿る(3)
さて、もう一つの水窪森林鉄道の隧道に行こうと思うのですが、その前に単な位置関係を示しておきます。
ただし、当方のポリシーで詳細な位置を示せないため殴り書きした手書き地図になることをご了承ください……。
杭(距離標)も集めるなら、省略区間の探索も必要ですが、下見探索必要なことと、今回の目的は隧道なので、省かせていただきます。
簡単な道のり(?)
今回の隧道は、スタート地点からそんなに遠くなかったことは覚えています。
何もしていないのに、道が消えました。
とりあえず、慌てず真っ直ぐ進みます。
切通らしき場所を抜けると
やっと、人工物が見えました。
本来の役割を忘れ、土砂や大きい石を食い止めるのが役割になっているフェンス
でも、さすがに本来の使い方ではないので、耐えきれなかったようです。
最初で最後の難関
斜めです。
どう見ても、斜面です
目を凝らすと、もう隧道が見えるんだよね……。
もう、行くしかない。
全然、近づかない……。
唐突に現る
気づいたら目の前に「杭(距離標)」が落ちてました(?)
道なき道を進むのに必死過ぎて、危うく見逃すところでした……。
それよりも(?)隧道が目前だ!( ´∀` )
素掘り隧道じゃない。コンクリートで固められた隧道。
内部はどうかなぁ?
ちょっと、コンクリートがヤバそう。
途中から素掘り隧道に変わります。
若干、左カーブしてる。
こちら側は完全素掘り隧道のようです。
ちょっと、後ろを見てみる。
地面を這う黒いパイプのようなものは一体何なのか……?
電線を固定するための腕木が残っています。
碍子は無くなってしまったようです。
隧道を抜けると、ただの山の緩やかな斜面ですね。
隧道を見ると、こちら側からですと
岩に穴を開けた素掘り隧道に見えますね。
見る角度を変えると、ただの洞窟にしか見えない(笑)
こちらの水窪森林鉄道の隧道は、およそ10年ぶりに訪れましたが、
未だに残っていて良かったです。(そこまでの「道」は絶望状態ですが……)
最後に……
実は、今回の隧道より、さらに山深くの方(水窪ダムの上流)にも水窪森林鉄道の痕跡が残っています。
むしろ、そちらの方がより簡単に見つけられると思います。
(確か、本に載っていますし……)
興味がある方は、事前調査と山装備をきちんとして探してみてください。
【水窪森林鉄道の痕跡を辿る】 終
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