[24-04-07]北遠の山の上に残されたアパート(3)
次は、「2号棟」を見て行こう。
と言っても、部屋の間取りとかは同じですが……
アパートの入口
そもそものアパートの入口は、それぞれの棟の北面にあるのですが、
1号棟(南側の建物)と2号棟(北側の建物)の間には、諸事情により不要になった土砂やら木材が散乱しているので、1号棟では10号室の窓からお邪魔したのですが、2号棟の方は、普通に入れそうです。
階段横に水道の蛇口があったようです。
共同で使用していたのでしょうか……?
階段が気になりますが、とりあえず下から、覗いていきましょう
入ってすぐ横の壁に、各部屋の電力量を計る電力計を入れる箱がありました。
中には引込開閉器(安全器)が残ってました。ここから各部屋に電気が送られていたはず……。
入れるけど、入れない
さて、2号棟の7号室を見て行こうと思います。
Σ( ºωº )「うええええぇ?」
土石流が発生したのか?(違う)
ほぼ土砂で埋まってしまった(南側の)部屋。
もう一方の(北側の)部屋は、まあ、それなりに荒れていますが、土砂はそこまで無いですね。
埋まっていない部屋を見よう……。
というわけで、土砂があまり入っていない2号棟10号室に来ました。
七輪が残されていました。
土砂は流れ込んでいませんが、畳が荒れ果てています。
窓が開いてたので野生動物が入ってきたのでしょう……。
こっちの部屋も荒れ気味です。
上に行くほど、野生動物や土砂の影響はなくなってきてます。
ですが、何だか写真映えの為に人為的なが加えられている……?
植物による浸食は高い階でもあるようです(苔むした畳)
ここに住めば見れた景色
さて、最後に屋上からの景色を見て行こう……。
柵の周りは植物で覆われていますが……
絶景が見えました。
小さく映る白い建物……あれは「(元)龍山中学校」ですね。
で、こちらに見えるのは(旧)龍山町の瀬尻地区(かな?)
鉱山が活発だったころは、さらに右の方を見ればインクラインが見れたのでしょう……。
さて、次回は誰も公開していない(?)部屋の紹介となります。
何故、誰も公開していないのか……?
その理由は一体何なんでしょうね……?
続きます。
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