[20-02-08]藪に埋もれ、忘れられた旧道(1)
静岡県道38号線(掛川大東線)沿いには、幾つか有名な明治隧道が存在する。
その一つである『巌井寺隧道』(以下、岩井寺隧道)
この岩井寺隧道に関係する驚愕の事実を「Twitter」で見てしまった……。
えっ?岩井寺隧道の近くに『素掘り隧道』?
地元民の自分は、そんなの
(´・ω・`)知らんがな
もう、これは地元民として、
確認しないわけにはいかない!
ということで、
(展開が早過ぎるのですが……)
例の『素掘り隧道』の南側に来ました。
後ろを振り向けば、こんな感じなので、「一体、ここまでどうやって来たのか?」と思われるかもしれませんが、お察しください……。
とてもじゃないけど、道に見えない道を進みます。
ここまで来れば、分かる人には分かるかも知れません。
今回の目的の隧道が現れました。
とりあえず、周りを見渡して情報収集します。
『隧道名』は流石に書いてないですね……。
地面に何かありますね。
「ブルーシート」の切れ端でしょうか?
この隧道を塞ぐために設置されていたとか?
さて、いよいよ隧道の中に入って行きます。
現地では気付かなかったのですが、
写真で見直したところ、どうもこの天井部分を掘ろうとした跡がありますね。
後々、紹介しますが隧道途中に明らかに掘ろうとして、無理だった跡がありました。
隧道入って、すぐの場所で目線の高さで撮影した写真です。
崩れて埋まっているためかもしれませんが、天井が低いです。
高さ1.7mくらいかと思われます。
横幅は意外と広く、2.0m前後ありそうです。
ちゃんと、貫通してくれているのはうれしいですね。
振り返って一枚。
次回へ続きます。