ボディがザラザラするのが気になる人へ
この記事は『ほが@クルマのハナシラジオ』の台本です。
音声解説しておりますので、気になる方はリンクからご視聴ください
<<ほが@クルマのハナシラジオ
みなさんこんにちは!
くるまのハナシラジオの、ほがです!
この番組は、
『ちょっとだけクルマの知識あればそのトラブルなんちゃないよ〜?』
っていう事をモットーに、1日ひとつクルマのハナシをしていくラジオです
7/23金曜日
雨が続くから洗車を先延ばしにしてるんですけど、まあ汚い
でも大きい車って洗うのに時間がかかるんですよねー。
てことで、今日は洗車の話
■テーマ
洗車後の塗装がザラザラしている理由とは?
■ターゲット
・水洗い洗車して、砂や汚れは落としたけど、手のひらで触るとザラザラが残っている
・できればこのザラザラまでキレイにしたいなあ
■原因は何?
大きく2つ
・鉄粉
・ピッチタールによる油汚れ
深掘り
■鉄粉について
・泥や砂を流し落とした後に、素手で表面を触るとザラザラする
・鉄の粉が塗装表面に刺さっている
この状態でワックスやコーティングをしても、塗装表面が凸凹しているので、キレイに仕上がりません。
✔︎どこから鉄粉がやってくるのか?
・そもそも道路上に沢山落ちている
様々な工場に出入りする車のタイヤについていたり、
ブレーキをかけると極小の削カスが撒かれます。
そんな鉄粉を自分の車のタイヤが巻き上げてボディに付着する。
■ピッチタールによる汚れ
平たく言うと、油汚れのかたまり。
ブラックペッパーのような見た目
✔︎どこからくるのか?
車にはいろんな可動部分があって、その間には『グリス』が詰められてる。それが落ちてしまったりとか、
漏れているオイルとゴミが混ざり合って、道路に落ちていたりとか
そんな油汚れをタイヤが巻き上げて付着する
■どうやってキレイにするのか?
✔︎鉄粉 2つのパターン
・鉄の成分を溶かして落とす溶剤「鉄粉落とし」でキレイにする
メリット
溶剤をかけて『溶かす』のでキズをつけない
デメリット
時間がかかる(溶剤を洗い流すため、洗車の工程が増える)
・専用の粘土を塗装表面に当てて、鉄粉を巻き取る
メリット
時間が早い 溶剤の反応時間など待たなくていい
デメリット
塗装表面に直接粘土を当てるので、スリ傷を入れてしまう恐れがある。
✔︎ピッチタール
これは専用の溶剤で溶かす方法が一般的。
磨き成分が入っているコンパウンドで落ちなくもないけど、効率は悪い。
スプレータイプのものがあるので、それを使うといいですね。
■まとめ
車の塗装面には鉄粉と、ピッチタールがついているので、
水洗いだけだと、汚れは落ちていない。
落とす方法として、鉄粉は溶剤を使って溶かすか、鉄粉除去専用の粘土を使用する
ピッチタールはコンパウンドだと時間がかかりすぎるので、これも溶剤を使って溶かして汚れを落とす。
どれもホームセンターとかAmazonで簡単に手に入るので、ばっちり自分の車をキレイにしたい人は試すといいですよ。
掃除好きな人は、間違いなくハマるから。
それではまた明日お会いしましょう、バイバーイ
この記事は『ほが@クルマのハナシラジオ』の台本です。
音声解説しておりますので、気になる方はリンクからご視聴ください
<<ほが@クルマのハナシラジオ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?