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Voiceアプリがプロダクトに組み込まれ出したのでメモ
2020年に一気に進んだ感があるVoiceとプロダクトの関係性についてメモ
2020年はさまざまなタイプの音声アプリをローンチされた。明らかに一気に進んだこの領域は、主にUSと中国と東南アジアで進んでいるように感じる。*探してもデータがないけど肌感
最初、車や家で活用されることが多いのではと思い、生活環境からUSが伸びるのは納得できるが、アジアはなぜか不明だった。が調べてみると移動中、料理をしながらというユースケースが大半を占める訳ではなく、何か軽い用事を済ます時に、気軽に接点を保つためのチャネルとなっていることがわかった。
これは、podcastのユースケースと似ている。おそらく耳と口で用事を済ませる時に活用するプロダクトはユースケースが似てくる。
最も多いのはサービスの質問に答える音声アプリ50%程度が占める。これは数年前からあり違和感なし。次が、サービスを拡張するために設計され質問に答える系が40%程度。次が音声やテキストコンテンツを配信するものが約35%となっています。* 重複して回答するので100%は超える
約5人に1人の割合で、音声アプリが消費者の商品選択をサポートしているのに対し、音声での購入に直接的に結び付けているのは10%未満と未だ少なめ。
ショッピングカテゴリーで比較的低かったのは、AlexaやGoogleアシスタントのショッピング体験のサポートに限界があったことが影響している可能性が高い。ただ増加傾向にあるようで今後は時間の経過とともに音声アプリをショッピングに結びつけることが増えていくはず。
特徴的なのは、音声アプリの中でユーザーに何らかの「行動喚起」を提供しているものが少ないという点。これは、音声アプリがカスタマージャーニーの一部ではなく、点として捉えていると個人的には仮説立て。また、顧客の音声体験を他のチャネルとどのように結びつけるかについての理解が不足していることを反映しているのかも。
活用されているデバイス(US)
Voice searchをするケース
*voice bot ai / THE STATE OF VOICE ASSISTANTS AS A MARKETING CHANNEL参照
音声サーチなど、インプットに使う接点はすでにUSではレイトマジョリティのフェーズらしく2023までに一気に成長する市場と見られている。おそらく音声のチャネルがプロダクトにハマってくのはUSが最速で、そこにほとんど送れずアジア各国で実装されると思う。
ただ、USや東南アジアも個別の事情で音声アプリが組み込まれてくるのに対して、日本は音声アプリを活用する文脈があまり見えない。
今後、数年でまた一つ日本とそれ以外の国で区別しないといけない接点だなと感じるけど、どうなるか。
SDKなどで支援するサプライヤーも2019年から結構増えてきている。が、日本はまだない。