インターネットのつかいかた
むかしむかしの物語。ニュースについて匿名でいろいろと語り合うインターネットがあったのね。そこでね、フザけたことばかりする人達がいたんだ。だからそんな人達の為にあたらしい実装がされたの。でもね、その実装もフザけたつかいかたをするから、その人達は隔離されちゃったわけ。
もちろん私もそこにいたよ。その隔離された場所でもフザけたことばかりしてたから規制されちゃってシベリア抑留とかもよくあったけどね。でも楽しかったよ。意味もなく、うまい棒を買い占めたりね、全国にガムテープを貼ったりね、田代まさしを TIMES の表紙にしようとしたりしてね。
だけどね、もう時代の流れで匿名から実名になったし、その人達は歳をとってるの。だからあの頃みたいなことはやらないけれど、今でもインターネットをしているの。だって完全にインターネットに依存してるんだから。でね、現代のインターネットを見て思うことがあるの。
それはね、インターネットでニュースを読んだり、SNS をやったりするだけじゃなくて、もっと面白いつかいかたを考えてみようねってこと。でもいきなりそんなことを言われても、むずかしいよね。個人が世界へむけて、情報を発信できるメディアをつかえるんだ。
だけどつぎの世代にそれを教えていくのは大事なことなんだよ。みんなはどんな風にインターネットをつかっているのかな。まぁ、私には関係のないことだし、なんだか考えるのもめんどうになってきたから、近所で夕食でも食べてこよう。明日も晴れるといいな。
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