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伊良クレオール語の例文

漢文編はこちら。


世界人権宣言・第一条

  • 国連

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語

  1. ら゚くすヲラ○ワㇻ、キラ゚イ自由ゾォユテ、

    • Laksó-ra-hwra, ǿklai zǝ́'iyk-iá-té, 

    • すべての人々は、生れながらにして自由であり、かつ、

  2. 尊嚴ソ゚ンケ゚ムチテ權利グェンリチテ平等ベイ゚ トォウ゚キゴ。

    • Conŋemt-té gyenlít-te beŋtíŋk-go. 

    • 尊厳と権利とについて平等である。

  3. ら゚くすアラ○ワㇻ、理性リセイ゚ヲテ良心ラソォムヲテテ、

    • Laksá-ra-hrwa, líséŋo-te lasǝmó-te ǿk-ia-te, 

    • すべとの人々は、理性と良心とを授けられており、

  4. 同胞ドウ゚パウたげキゴ。

    • Doŋpaus-tagés-tek-go. 

    • 互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。

バベルの塔の物語

  • 聖書

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語

  1. ○とぉつコォ、チ○ワㇻ、言葉ケ゚ンエヴルル

    • Þǝt-kǝ́, dít-hwra, ŋen'iév-ŕl-ia. 

    • (あの時)全地は、一つの言語、同じ言葉であった。

  2. ら゚くすヲラ播遷パスェントウ゚チラ゚イとふステ、シンア゙ルぐる゚くスガテ、コォスゴソォチ。

    • Laksó-ra pasens-tøŋtlái-tops-te, Şíñqalŕ dít glúko mís-ga-te, kǝs-gó-sit.

    • 人々は東の方から移って来て、シンアルの地に平地を見つけ、そこに住んだ。

  3. コ゚ォたげスガ。「さあ、シ゚ェンサ゚クスラ゚テやくスラ゚。」トォオ、ゼキシ゚ェン○かりぃスギチテ、ソォル瀝青レキセイ゚○かりぃスギチ。

    • Ŋǝ́s-tagés-ga. « Sáa, çyenó cáks-la-te iaks-lá-ia. » Tǝ́ǝ, jekó çyená xális-gít-te, sǝ́lo lékseŋá xális-gít. 

    • 彼らは互いに言った。「さあ、れんがを作り、よく焼こう。」こうして彼らにとって、れんがが石の代わりとなり、アスファルトが漆喰の代わりとなった。

  4. コ゚ォたげスガ。「さあ、まちヲテ○タヴたつスラ゚。塔頂○タヴテイ゚○テンス゚ェヴスラ゚。トォオ、メイ゚シォウ゚スリㇽテ、四方よにハウ゚チソリサンすぇりあう゚ロ゚。」

    • Ŋǝ́s-tagés-ga. « Sáa, méto-te þávo tats-lá. Þávtéŋo þené cévs-la. Tǝ́ǝ, meŋó şiǝŋs-lŕ-te, iønfeŋtsǿl sáns-sels-áŋ-lo. » 

    • 彼らはさらに言った。「さあ、我々は町と塔を築こう。塔の頂は天に届くようにして、名を上げよう。そして全地の面に散らされることのないようにしよう。」

  5. シ゚ュア、まちヲテ○タヴたつス○コ人子ら゚くすこアラ、ゔをるとふステ、

    • Çiú'a, méto-te þávo tats-xó laksko'á-ra, mís-mus-vols-tops-te, 

    • 主は、人の子らが築いた町と塔を、見ようと降って来て、

  6. コ゚ォスガ。「たみルルゴテ言葉ケ゚ンエヴルルゴテ、はじぃんストガタリ。き゚むスヲガ○ワㇻ、とぉむそ゚あう゚何者にぉもんアモ。

    • Ŋǝ́s-ga. « Tem-ŕl-go-te ŋen'iév-ŕl-go-te, os-fajíns-to-ga-tel. Ŋim-iá, os-múso-ga-hwra, tǝ́ms-cos-áŋ-ñiǝmon'a-mo. 

    • 言われた。「彼らは皆、一つの民、一つの言語で、こうしたことをし始めた。今や、彼らがしようとしていることは何であれ、誰も止められはしない。

  7. さあ、ゔをるすぇりスロ゚テ、言葉ケ゚ンエヴル゚ヮンスギㇽラソォチテ、カㇻイたげそ゚スヘあう゚スゴラ゚。」

    • Sáa, vols-séls-lo-te, ŋen'iévo lwáns-gr-la-sit-te, kráis-tagés-cose-áŋ-go ós-go-la. » 

    • さあ、私たちは降って行って、そこで彼らの言語を混乱させ、互いの言語が理解できないようにしよう。」

  8. トォオ、シ゚ュア、チ○ワㇻら゚くすヲラサンスソォチラ゚イ。デエ、まちたつとぉむスソガ。

    • Tǝ́ǝ, Çiú'a, Dít-hwra laksó-ra sáns-sitlai. Dée, méto tats-tǝ́ms-so-ga. 

    • こうして、主は、人々をそこから全地の面に散らされた。そこで、彼らは、その町を築くのをやめた。

  9. 是故ジコまちヲ・バベリ・ヘメイ゚スト。シ゚ュチル○ワㇻ言葉ケ゚ンエヴル゚ヮンスラ゚イソォチシ゚ュチ○ワㇻサンスゴソォチラ゚イ。

    • Jíkó,  méto Bábelé meŋs-tó. Çiú'a dítr-hwra ŋen'iévo lwáns-lai-sit-ia. Çiú'a dít-hwra sáns-go-sitlai. 

    • それゆえ、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言語を混乱させたからである。主はそこから彼らを全地の面に散らされた。

伊良島の国歌

  • えけりん

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語

  • 曲はオーストラリア大陸に2020年まで存在したミクロネーション、ハット・リバー公国(Principality of Hutt River, 小屋川)の国歌を流用。

  • なるべく平仄(アクセント)が曲に合うように作詞した。

  1. 三山サムシㇻン 四海よに○カイトㇿウ゚ / Samşranŕ ié, iønhái'r troŋ; 

    • 三山(淺間・上林・名称未定)のすそ 四海の中

  2. 伊良イラカ゚イヴ スゥェニャウ゚ホウ゚ / Ila ŋá-ív, syé wa ñiáŋ foŋ. 

    • 伊良は我がむらざと 歳和やかにしてつち豊かなり

  3. 世居セコォすろ゚ 国造クォクザウすコウ゚ / Şékǝs-ló-ra, kwǝ́k-záus-za-koŋ;

    • われらよよ居り 自ら国を造り

  4. 田拓だ○タクす水治シュィヂㇽす 都立トたつす隧通ズ○トウ゚す / Da þáks şý dŕs, to tats zú þoŋs. 

    • 田を拓き水を治め 都市を立て隧道を通す

  5. 淺間あいし○らむ 峨嶙○かりん クォクユすりる / Áşhrámr Ŋalíña kwǝ́ko iús-lr-ra, 

    • 浅間*の峨嶙ガリン*がわれらの国を加護し

  6. のるすを 葦原あしわらパち をすりる / Nolsó Éş'wra'ŕ pet ós-lr-ra. 

    • 葦原*の波にわれらの祈りが実る

  7. のるすを 葦原あしわらズゥェンち をすりる / Nolsó Éş'wra'ŕ zyent ós-lr-ra. 

    • 葦原の泉にわれらの祈りが実る

  • 淺間山あいし○らむ (Áşhrám):伊良島の最高峰。「あいし」(áş) は「えし」(éş) の古形で、「○らむ」(hrám) は山の意味。和人が音が近いという理由から「浅間」という漢字を当てた。

  • 峨嶙ガリン (Ŋalíñ):伊良島の先住民が山神を指す言葉。上古漢語の「神」(鄭張:*hlin)と同系統か。 

  • 葦原湖あしわらオ゙ (Éş'wra-qo):伊良島の最大の湖。日本の琵琶湖に相当。和語の名前である。

伊勢物語・東下り

  • 作者不詳

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語

  1. スェキ○こる

    • Sék, xólo ǿk-ia. 

    • むかし、男ありけり。

  2. ○こるア、自身ゾォシン無用あう゚ヨウ゚キヘむう゚スゾサ、

    • Xóla, zǝ́şiño áŋ'iǿŋke muŋs-zó-sa, 

    • その男、身をえうなきものに思ひなして、

  3. ケイ゚あう゚ゴテ、コォキルクォクゾォムトウ゚スガ。

    • Keŋt ǿk-áŋ-go-te, kǝs-lékr kwǝ́ko zǝms-mús-toŋs-ga. 

    • 京にはあらじ、あづまの方にすむべき国もとめにとてゆきけり。

  4. さきラ゚イル友人ユニン一人ルルニン二人ニニンすぇりどむキガ。

    • Sék-lai'r iúñiño-ŕlñin-ñíñin séls-dǿmk-ga. 

    • もとより友とする人ひとりふたりしていきけり。

  5. 道里ダウリスルら゚くすあう゚キゲテ、迷行メラ゚ウ゚スゴ。

    • Dáulí'r trsŕ laksó éŋk-ge-te, meraŋs-gó. 

    • 道しれる人もなくて、まどひいきけり。

  6. 三河サムア゙クォクチ、八橋パㇻルゲゥチヘダㇻクとふスゴ。

    • Samqa'ŕ Kýkt, Prálgø'ŕ díte draks-tóps-go. 

    • 三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。

  7. 八橋パㇻルゲゥメイ゚スソ、つら゚い川水シュェンシュィ八枝パㇻルケステ、

    • Prálgø'é meŋs-só, tlái şyenşý'o prálke'é os-té, 

    • そこを八橋といひけるは、水ゆく河のくもでなれば、

  8. ゲゥパㇻルこしスラ゚イ、八橋パㇻルゲゥメイ゚スソ。

    • Gø'ó-prál kǿşslai, Prálgø'é meŋs-só. 

    • 橋を八つわたせるによりてなむ、八橋といひける。

  9. 澤辺ダㇻクペチル木蔭○こぉるけ゚チヘずゎゔをるスゴセテ、いたごんヲスガ。

    • Drakpetŕ xǝlŋeté zwás-vols-go-se-te, itágon'o gus-gá.

    • その沢のほとりの木のかげにおりゐて、かれいひ食ひけり。

  10. ダㇻク杜若ドニャク○かくスべるにゅるソォチ。

    • Drekt dóñiáko xaks-belñiúl-sit. 

    • その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。

  11. スソガテ、ク゚ォスニャサ、

    • Mís-so-ga-te, ŋǝ́s-ñiasa, 

    • それを見て、ある人のいはく、

  12. 「かきつばたデ五字コ゚ゾォ句頭クドとぉるステ、旅情ロォズェイ゚そう゚スヨ」

    • « KAKITUBATA-de ŋózǝ́'o kúdo'é tǝ́ls-te, lǝ́zeŋó soŋs-ió. »

    • 「かきつばたといふ五文字を句のかみにすゐて、旅の心をよめ」

  13. ク゚ォスラ゚イタリ、そう゚スゴ。

    • Ŋǝ́s-lai-tel, soŋs-gó. 

    • といひければ、よめる。

  14. ジャウ゚タㇻククㇻンニォソォネムカ゚ダㇻウ゚ラ゚イソォカ゚ンラウ゚ザイケイ゚西

    • Jiaŋ trák ú'i kwrán, ñiǝ-sǝ ném ŋá-se. Draŋdo lai sǝ́-ŋán, raŋ'ú zái keŋ-se. 

    • から衣きつつなれにしつましあれば はるばるきぬるたびをしぞ思ふ

  15. そう゚スゴタリテ、いたごんヘえしづるゔをるスギㇽ○ワㇻテゆる゚んスソタリ。

    • Soŋs-gó-tel-te, itágon'e-éş duló vols-gŕ-hwra-te iulúns-so-tel. 

    • とよめりければ、みな人かれいひの上に涙おとしてほとびにけり。

螢火虫

  • 黄雀飛

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・中国語・希頂語・日本語

  • 「希頂語」は黄雀飛の創られた中国語・湖南邵陽方言をベースにした人工言語。ラテン文字を拡張した独特な「希頂字母」で表記される。

  1. 螢子ほたるこトォウ゚スル / Fotálko-ia tǝŋó des'ŕ, 

    • 螢火虫,提着灯,/ Yyɞxhokȼɜͱ, tεɞ gzoɵ xdɞ,

    • 蛍や、灯りを持ちて、

  2. 月色ク゚ェリシォクチやる○てキほろスル / Ŋyélşíkt iálþek frósmés'r,

    • 在月色裏,輕輕地飛舞着,/ Zɤ yuehseȼ lε, qqɞiqqɞi de nfλ λwup gzoɵ,

    • 月色のうちに、軽やかに飛び舞いて、

  3. アイヲぷら゚う゚ステこぃスル / Ái'o pláŋs-te kǿ'o ies'ŕ. 

    • 期盼着愛人,追尋一份愛情。/ Eqεpəɵ gzoɵ 4ɤꟻrɞͱ, zuλzɜxuɞɞ yiı λfɞ 4ɤꟻɤqɞ. 

    • 恋人を待ちて、愛を追いかける。

  4. 螢子ほたるこトォウ゚ニムスル / Fotálko-ia tǝŋó ñims'ŕ, 

    • 螢火虫,提着灯,/ Yyɞxhokȼɜͱ, tɜɞ gzoɵ xdɞ,

    • 蛍や、灯りを持ちて、

  5. 月色ク゚ェリシォクチやる○てキもぉう゚くろ゚ぅむスル / Ŋyélşíkt iálþek mǝ́ŋo klǝ́ms'r, 

    • 在月色里,輕輕地眨着眼睛,/ Zɤ yuehseȼ lε, qqɞiqqɞi de ɵzza gzoɵ ɵȼ yəɵjɞe, 

    • 月色のうちに、軽やかに瞬きしつつ、

  6. よるもわステクヮウ゚ゾォムスル / Iǿlt mowás-te kwaŋó zǝms'ŕ. 

    • 在黑夜裏等待,尋找一份光明。/ Zɤ hλye lε ədɞɞλdɤɞ,ɜxuɞɞɞzπl yiıλfɞ вɵmiɞe. 

    • 夜中に待ちて、光明を求める。

北風と太陽

  • イソップ (Αἴσωπος) 物語

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語

  1. ○とぉつ北風ポォクかぜアテみつアテリォクなべ

    • Þǝt, pǝ́kkaje'á-te míta-te liǝ́ko nabés-mus-ia. 

    • ある時、北風と太陽が力比べをしようとした。

  2. デエ、とぷスル旅客ロ゚ォ○カㇻク外衣ク゚ヮイイヅヮルく゚ぇそ゚スヲアアウ゚ガ、競技ゲウ゚ギけむスガ。

    • Dée, topsŕ lǝ́xrákr ŋwái'i'ó dwals-ŋyés-coso-aáŋ-ga, géŋgís-kems-ga. 

    • そこで、通りすがりの旅人の外套を脱がせることができるか、という勝負をすることになった。

  3. はじぃん北風ポォクかぜかぜスみるたるテ、旅客リォ○カㇻク外衣ク゚ヮイイほろすぇりスガ。

    • Fajíñ, pǝ́kkaje'ó kajés-miltál-te, lǝ́xrákr ŋwái'i'ó frós-sels-mus-ga. 

    • まず、北風が力いっぱい吹いて、旅人の外套を吹き飛ばそうとした。

  4. ガア、旅客リォ○カㇻクア゙ンステ、外衣ク゚ヮイイラヴスしるかるガ。

    • Gáa, lǝ́xráko qans-té, ŋwái'i'ó rávs-şilkál-ga.

    • しかし、旅人が寒がって、外套をしっかり押さえてしまった。

  5. 北風ポォクかぜ旅客リォ○カㇻク外衣ク゚ヮイイヅヮルく゚ぇそ゚スタリあう゚

    • Pǝ́kkaje'á lǝ́xrákr ŋwái'i'ó dwals-ŋyés-cos-tel-áŋ. 

    • 北風は旅人の服を脱がせることができなかった。

  6. ソ゚ォオみつぶりぃスあるたる

    • Cǝ́ǝ, míto blís-altál-ia. 

    • 次に、太陽が燦燦と暖かな日差しを照りつけた。

  7. ソ゚ォク旅客リォ○カㇻクあつそ゚あう゚テ、トォオ外衣ク゚ヮイイヅヮルとふスザタリ。

    • Cǝ́k lǝ́xráko etk-cós-áŋ-te, tǝ́ǝ ŋwái'i'ó dwals-tóps-zá-tel. 

    • すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から外套を脱いでしまった。

  8. トォオ、みつシォウ゚キヲスタリ。

    • Tǝ́ǝ, mítt şíŋko ós-tel. 

    • こうして、太陽の勝ちとなった。

インターナショナル

  • Eugène Pottier, 佐々木孝丸/佐野碩(訳)

  • 伊良クレオール語の本文・ローマ字・日本語・フランス語

  • なるべく平仄(アクセント)が曲に合うように訳詞したが、全部合うようにはなっていない。

  1. たつスヨ世界セカㇻイチル○ワㇻ受難ジュナンスヲ たつスヨ奴隷ノレ飢餓キカ゚ス○コ

    • Tats-ió şékráitr-hwra jiúnánso! Tats-ió nolé'o kiŋás-xo! 

    • 起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し

    • Debout ! les damnés de la terre !
      Debout ! les forçats de la faim !

  2. 熱血ネリ○ヱリすでに火口○ワ○コマンスソ トォ終末シ゚ョウ゚マル爆発パクハル

    • Ñélhyélo súdeñ hwáxǿt máns-so: tǝ́ çioŋmálr pákfál-to. 

    • 醒めよ我が同胞はらから あかつきは来ぬ

    • La raison tonne en son cratère :
      C’est l’éruption de la fin.

  3. 暴虐バウキ゚ャク毀滅○ヰメリキル悪汚アクヲ 奴隷ノレたつスヨたつスヨ

    • Báuŋiáko hýméls-tekr ák'o, nolé-ia tats-ió tats-ió! 

    • 暴虐の鎖 断つ日 旗は血に燃えて

    • Du passé faisons table rase,
      Foule esclave, debout ! debout !

  4. 手聯○たいレンステもぉヘモはたスロ゚ 世界セカㇻイわ゙るホクスラ゚ト

    • Þáiléns-te mǝ'é-mo fatás-lo, şékrái'o velt fóks-la-to! 

    • 海を隔てつ我等 かいな結びゆく

    • Le monde va changer de base :
      Nous ne sommes rien, soyons tout !

  5. 戦決セ゚ンクェリ最終末ス゚ヮイシ゚ョウ゚マルト 明日メイ゚ ニリソリ團結ヅヮンケリたつスロ゚

    • Çénkyélr cuáiçioŋmál-to: meŋñíl-søl duankéls-tats-lo.

    • いざ闘わん いざ 奮い立て いざ

    • C’est la lutte finale :
      Groupons-nous, et demain,

  6. あぁ インテルナショナル・ヲ 人間ニンカㇻンジョクスヨ

    • Áa Intélnáşionaló: ñiñkrané joks-tás-io! 

    • あぁ インターナショナル 我等がもの

    • L’Internationale
      Sera le genre humain !

註:ローマ字の発音

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|}
\hline
& 喉音 & 牙音 & 正歯音 & 歯頭音 & 舌音 & 唇音 \\
\hline
全 & \text{ッ =} & \text{ク k} & \text{シ° ç} & \text{ス° c} & \text{ツ t} & \text{プ p} \\
清 & \text{/C/} & \text{/k/} & \text{/tʃ/} & \text{/ts/} & \text{/t/} & \text{/p/} \\
\hline
次 & \text{°◌ h} & \text{°ク x} & \text{シ ş} & \text{ス s} & \text{°ツ þ} & \text{フ f} \\
清 & \text{/h/} & \text{/x/} & \text{/ʃ/} & \text{/s/} & \text{/θ/} & \text{/f/} \\
\hline
全 & \text{◌゙ q} & \text{グ g} & \text{ジ j} & \text{ズ z} & \text{ヅ d} & \text{ブ b} \\
濁 & \text{/ʕʷ/} & \text{/g/} & \text{/dʒ/} & \text{/dz/} & \text{/d/} & \text{/b/} \\
\hline
次 & \text{ン =} & \text{ク° ŋ} & \text{ニ ñ} & \text{ヌ n} & \text{ル° l} & \text{ム m} \\
濁 & \text{/N/} & \text{/ŋ/} & \text{/ɲ/} & \text{/n/} & \text{/l/} & \text{/m/} \\
\hline
開 & \text{ア a} & \text{エ e} & \text{イ i} & \text{オ ǝ} & \text{ル r} & \text{ヴ v} \\
口 & \text{/a/} & \text{/je/} & \text{/i/} & \text{/ǝ/} & \text{/ɻ/} & \text{/v/} \\
\hline
合 & \text{ヲ o} & \text{エゥ ø} & \text{ヰ y} & \text{◌. ◌} & \text{.◌ ◌́} & \text{ウ u} \\
口 & \text{/o/} & \text{/ɥø/} & \text{/y/} & \text{/˨/} & \text{/˦/} & \text{/u/} \\
\hline
\end{array}
$$

冒頭の伊良国鉄マルス券は、JRマルス券シミュレーターマルス券面ジェネレーターを利用して制作した。

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