増田大輝選手の中継ぎ投手温存のためのリリーフ登板、及びこれからの野手登板について!
8月6日の巨人vs阪神戦、巨人の投手陣が打ち込まれ11-0で迎えた8回裏1アウト、マウンドに立ったのは内野が本職の増田大輝選手だった。
正直多くの野球ファンが驚いたであろう出来事だったが、メジャーではイチロー選手や青木選手が同じように投手としてマウンドに立っていることを知ってるファンが多いこともあってか、それほど大きな反発もなく試合は続けられた。しかし、時間が経ってみるとやはりこの出来事に対する多少の批判は耳に入ってくる。
新しい価値観というものは当然全員に受け入れられるものではない。一方、柔軟に、多角的な視点で考えることは重要だ。この試合の采配をする原監督はペナントレース優勝のための作戦として取り入れた。一方、これに反対している人は、1試合、1試合にも価値をおいている。チームの目標はリーグ優勝であるが、個々の試合にはお金を払って観戦しているお客さんがいるためであろう。
結論から言うと私は野手の中継ぎ登板に賛成である。もちろん状況次第だが、今回ほどの大差がついてしまえばリーグ優勝する上で、全力で抑えに行って逆転するより中継ぎ投手温存の恩恵は大きいと考えるからだ。では、その日来てくれたお客さんの期待を裏切っているのか。私はそうではないと思う。まず、試合をすればどちらかのチームは負ける。球場に来た、あるいはテレビ、ネット等で応援する勝利を期待しているファンの半分の期待には答えられないことになる。それが今回のように10点差程度の大差になってしまえば、微かな勝利する可能性にかけるより、その試合の勝利以外の価値、例えばシーズンでのリーグ優勝や、野手登板の物珍しさを目の当たりにできたファンの喜び等に価値を置くことができるからだ。
プロ野球はファンありきで成り立つものだ。そのファンの多数が受け入れるなら、積極的に新しいことも行っていくべきだと思う。
今回は初めてnoteに書いてみたので長く固い文章になってしまいましたが、これから試行錯誤しながら続けられればなと思います!よろしくお願いします!もし気に入っていただけましたら、いいね、フォローなどもよろしくお願いします!