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キャラクターショー 着ぐるみの中の人のお仕事とは?
2023年のGW、感染症も落ち着いてキャラクターショー(着ぐるみショー)の現場も増えてきました。とある中の人のお仕事内容を時系列でご紹介します。
注意事項
本記事内に写真はありません、文章のみです(写真を掲載することは契約違反となるばかりか、キャラクターさんに対して失礼にあたるため)。また、事実に基づいて記載していますがキャラクターが特定されるのを避けるため、一部表現をぼかしたり、事実を改変して記載しています。
本記事は、興味本位で閲覧してほしくないという考えから、冒頭部分以外を有料としております。
有料部分の転載はご遠慮ください。
当日までの準備
本番の数週間前にキャスティングが発表されます。よく聞かれる質問に「異性のキャラクターを演じることはありますか?」というものがありますが、答えは「はい」です。実は私が最初に演じたキャラクターさんは「女の子」でした。ほかのメンバーとの身長バランスも大切ですよね。
衣装チェック・衣装合わせ 〜着てみないと分からないことも〜
衣装は事務所で保管しているわけではありません。イベントの開催が決まったら、そのつど「着ぐるみを管理している会社」から宅配便で届けていただきます。届きしだい、パーツが全部あるか確認して、実際に着用して感覚を確かめます。お面がグラグラするからクッションを詰めてみようとか、視界が悪いからステージの床に目印をつけておこうとか、脚が短くて動きにくいからステージ脇に階段を用意しなきゃとか。着用して初めて分かることがたくさんあります。
また、企業や自治体の「マスコットキャラクター」など、クライアントさんが直接管理している衣装は本番当日、現地で初めてご対面するというパターンも多いですね。意外かもしれませんが、着ぐるみには「説明書」があるんですよ。なので、現地でいきなりご対面しても「説明書」どおりに着れば…なんとかなります。
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