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勉強時間が足りなくて悩んでいるなら1つずつ”捨てる”しかない
こんにちは。𝕏でUSCPAのことを発信し続けたらいつの間にか万垢になっていた背徳タイシ(@hodoyoihaitoku)です。
USCPAに最短で受かりたい人さ、
— 背徳タイシ (@hodoyoihaitoku) November 17, 2024
①テキスト1周
②MC問題3周
③TBS問題3周
④過去問5年分
⑤模試
これだけの勉強をサボらずにやり切ったらどの科目でも3ヶ月あれば絶対に受かりるよ。
failする人は間違いなくどれか1つ以上はサボってる。
10万円をドブに捨てたくないなら必ず実践してほしい。
今回はUSCPAに挑戦している人はもちろん、難関資格の勉強に日々奮闘している皆さまが共通していただいているであろう悩みについて取り上げてみたいと思います。
それが、
「勉強時間を増やしたいんだけど、実際やってみるとなかなか出来ないんだよね…」
というもの。
私が昨年末にリリースしてご好評いただいた「USCPA全科目攻略note」では、学習時間についてもボリュームをかけてアツく語っています。おかげさまで「私も週40時間勉強します!」と宣言してくれる方もいらっしゃいました。
2025年に運営を開始したコミュニティに入っていただいている受験生の皆さんは非常に意識が高く、週末は10時間勉強する人も出てきました。ただ、そのレベルに達するまでには一定の時間を要したことも事実です。
それほど勉強時間の確保というものは難しく、受験生の皆さまにとっては永遠の課題と言っても過言ではないと思います。
そこで、こちらのnoteでは学習時間を最大化するための方法について論じていこうと思います。
本気で合格したい人だけこの続きを読んでください。
アナタの勉強時間が一向に増えない本当の理由
ここまで読み進めたからには「もっと勉強時間を増やしたいんだ!」という強い意志を持って興味を持っていただいた方々ばかりだと思います。
ただ、そんな人であっても、勉強時間に関しては意志だけでどうにもならない。実態はそんなものです。わかります。私もUSCPAの勉強を始めた当初は同じような悩みを抱えていました。
「今週は仕事が終わってから3時間集中してやろう!」
そう決めて始まった1週間。月曜日は早々にタスクを終えて3時間きっちり勉強したものの、火曜日には想定以上の残業によりリズムを崩され、水曜日には目標など忘れています。
仕事を終わってから勉強なんか到底できない。残業と会食で一瞬の如く時間が過ぎ去っていき、気づいた時にはもう金曜日を迎えているもの。
「土日で挽回するぞ!!」
焦って早朝からカフェに行こうと思い立ったけど、慣れない長時間の勉強に嫌気がさして早々に帰宅。友人と飲んでまた翌週を迎える…
ここまで極端ではないかも知れませんが、共通するところもあると思います。
そもそも仕事をしながら資格勉強の時間を確保することのハードルが高すぎるんですよね。特に平日は残業や会食がある方も少なくないでしょうし、仕事の量なんて自分ではコントロールできるものではない。
ただ、そんなことを言い訳にしていると、改善の兆しが見えてこないことも事実。実際に、意識の高い受験生は毎週30時間以上確保している。
それでは、上手く時間をマネジメントできる人とそうではない人とで何が違うのでしょうか。
ここからは、あなたの勉強時間が増えない理由を3つ述べていきたいと思います。
理由①今までの生活習慣を続けたがる
まず1つ目は生活習慣について。
そもそも勉強っていつするつもりですか。仕事のあと?時間が空いたら?
1日24時間、皆さんのスケジュールは常にパツパツだと思います。何なら、試験勉強を始める前からすでに隙間時間ってほとんどなかったのではないでしょうか。
空き時間があれば何か予定を埋めるものですからね。筋トレ、英会話、飲み会、家事、育児、趣味、サウナ、、、あげようと思ったらキリがありません。
そう、皆さんの予定はそもそもすでに埋まっている。
この前提を忘れてはいけません。
それなのに、いつまで経っても学習時間が増えない人に限ってそれまでの生活を続けます。いざ、勉強時間を創ろうと思っても、もともと余裕がないスケジュールなのでどこにも猶予がないんですよ。
だから、気づいた時に1日は終わっているし、週末も3時間程度の勉強時間が限界なわけです。
理由②自分の中で勝手に限界を作っているから
受験生とお話ししているとたまに違和感を覚える時があります。
「8時間勉強できました!今日はもうやり切ったのでリフレッシュしてきます!」
「8時間の勉強」と聞くと、一般的にはかなり頑張ってる数字ですよね。労働時間とほぼ同等です。これは個人の感覚ですが、何となく「やりきったぞ」って思える数字です。間違いなく”頑張って”います。それは認めます。
ただ、リフレッシュとサボるは表裏一体。人間は誘惑に弱く、平気でラクをする生き物であることは周知の事実。
本当にリフレッシュするほどに自分を追い込んでいるのであれば思う存分に疲労回復に努めていただきたいと思います。サウナなんて最高ですよね。
ただ、大抵は整って気持ちよくなりたいがためにストレスホルモンを分泌しに行っているだけです。リフレッシュとは聞こえがいいですが、理由は後付けです。
何が言いたいかと、人は”それっぽい”目標を達成するとすぐにサボってストレスを感じにくい方にアクションを起こします。「もう限界!」と勝手に壁を作ってそれ以上はやらないもの。
これを繰り返しているようでは厳しいです。試験勉強で上手くいっている人は満足などしません。確かに8時間勉強すると身体は相当疲労します。ただ、そこで簡単には家に帰りません。サウナに行きたい気持ちをグッと堪えられます。
本当に「これ以上やったら流石に体調悪くなるわ」というくらいに自分を追い込むことができます。イメージとしては筋トレと同じです。
「もう無理…これ以上やったらヤベェって!」くらいまで追い込んでみてください。「きつい!」と思ってからが勝負なんです。大丈夫です。人間の心理的な限界なんて、たかが知れています。
出来る時に徹底してやること。これくらいのスタンスでやらないと、絶対に勉強量はついてきません。
ちなみに、私は高校の部活動でコーチから「足が攣るまでダッシュな(ニッコリ)」と指導されてこのようなマインドが身につきました。生まれた時代に感謝ですね。(私の卒業後すぐにパワハラ騒動に発展した事案が起こったことは言及するまでもありません。)
理由③心のどこかで”どうせ受かる”と高を括っているから
難関資格に挑戦しようとする人は皆さんとっても優秀です。難関大学出身者、東証プライム企業で勤務されている方が多いですよね。本当に誰もが知っている超人気企業でバリバリ活躍されている方、これからMBAに挑戦しようと志高く普段から自己研鑽されている方を多く見てきました。
話を聞いていると、「この人すごい!」と思うことが少なくありません。
そう、賢いんです。挫折経験がないエリートがほとんどです。
「USCPAくらい、俺が勉強したらなんとかなるだろ」って心のどこかでは舐めた気持ちを持っていることが少なくありません。
ただそれ、マジで勘違いです。いくら賢くても、会計分野において知識がない限りFARに合格することだけでも思った以上に難しいです。この現実は落ちたその日まで気づくことはありません。なんとなく、3-4ヶ月勉強したら受かると本気で信じていますからね。
こういったマインドは日々の習慣に隙を作ります。ストレート合格できる受験生は勉強できる時間を見つけたらすぐに勉強を開始することができますが、舐めた受験生はスマホをいじっているだけ。
10分の移動時間を勉強に充てられない人は間違いなく落ちているはずです。
足せないなら”引く”しかない
それでは、勉強時間を増やすために、アナタが明日からやるべきことは何でしょうか。隙間時間を勉強に充てること。謙虚に勉強を継続すること。
当たり前のことを当たり前のようにやることは何にも増して重要です。みんなが口を揃えて主張するような「やった方がいい!」ことは積極的に取り入れたらいいと思います。
ただ、それだけでブレークスルーを起こすことは不可能です。1日の勉強量を10分増やす方法ではなく、1時間増やすこと。知りたい情報はこれですよね。
私のおすすめは「断捨離」です。つまり、日々やっていることをどんどん捨てていくんです。これ以上私たちが”やること”を増やすのは無理ですからね。
社会人として働きながらまとまった勉強時間を確保するためにはこれしかないと思っています。
パツパツに詰まったアナタのスケジュールにはもう余白がありません。今までの生活に「勉強」の予定を入れる余地はもう残っていないんです。
だったら、優先度をつけるしかありません。絶対に死守しないといけない予定(仕事、睡眠、食事、風呂など)以外にどのように時間を過ごすのか、ここに着目します。
明日からできるアクションプラン
では具体的にどのようにして断捨離していくのか。私がおすすめするアクションプランについて説明しておきます。
アクションプラン①可処分時間の視覚化
まずはアナタが普段どのように時間を過ごしているのか、整理してみることから始めましょう。起床後から就寝まで30分刻みでいいので、平日・休日で何をしているのか振り返って視覚化してみてください。
ポイントはグラフのようなカタチで示すことです。必ず目に見える形で表してください。頭の中で考えているだけでは何も変わりません。
アクションプラン②”やらなくてもいいこと”をリストアップ
アクションプラン①でみなさん自身のスケジュールを視覚化できたら、次は断捨離候補を見つけていきます。
1つ1つの行動について時間軸に沿って評価していきましょう。自由度が「高」「中」「低」と三段階に分けられるといいですね。
アクションプラン③不要なアクション・お金で解決できるものを見つける
②までで評価が完了したら、断捨離タイムのスタートです。自由度が低いアクション(睡眠・仕事など)はどうしようもないので、そのまま据え置きです。
自由度が高いアクション(余暇時間)は問答無用で”捨てて”ください。つまり、これまで何をしていたかよくわからないような時間は全て勉強に充てます。
問題は自由度が高くも低くもない「中」ですよね。無くしても大きなインパクトがないのであれば”捨て”ちゃいましょう。一方で、捨てるのは難しい、ということであれば、お金で解決することができないか考えるといいと思います。
例えば、「食事」の時間。今まではその後の休憩時間と合わせて1時間取っていたかもしれません。これって、お金でどうにかなりますよね。週に2-3回は外食で済まして、30分を勉強のために捻出してみてはどうでしょうか。これだけで1時間以上の勉強時間を確保することができます。
また、家事に時間を使っている場合も同様です。家事代行など、お金で解決する方法はいくらでもあると思います。
ぜひ、皆さんも今すぐに”断捨離”を始めてみてください。
𝕏でもしょっちゅう発信しているので、耳にタコができているかも知れませんが、私が資格勉強していた頃は毎週40時間ほど確保していました。USCPAに少しでも早く受かりたかったら”量”やるしかありません。
今回の記事によって皆さんの学習時間が少しでも増えることを祈っております。
それでは。