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PUBG MOBILEチームのマネージャーの仕事について(中級編)

先般公開した「初級編」に引き続き、次はプロチームでもアマチュアチームでも出来るならばやった方が良いこと、基本的な業務に加える+αの中級編。
※「初級編」はこちら
https://note.com/hodakana/n/nc0bcd8ca173b

「初級編」でも書きましたが、「マネージャーとして〇〇をしなければいけない」というものは一切決まっていませんし、「チームや選手がマネージャーに求めていることのなかで、自分に出来ることをやれば良い」と思います。
ここに書いてあるからって、ボランティアでやってくれているマネージャーの負担になるのであれば求めちゃダメです。

さて、以下「中級編」のマネージャー業務の紹介です。
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⑦チームや選手の紹介
チームや選手の良いところを一番よく分かっているのは、誰よりも近くで見ているマネージャーだと私は思っています。
人にもよりますが、応援されると嬉しい選手は多いもの。
強い選手やチームはそれだけでファンは増えます。
でも、選手やチームのファンになるのって、大会での実績や強さだけではなく、その選手の人柄やチームの雰囲気が好きという事がきっかけで応援しはじめてくれる方が多いのも事実です。
強いところを見せるのは選手自身に頑張ってもらって(笑)、マネージャーは主にチームや選手のことを知ってもらうための広報活動を行います。
簡単なものだとTwitter等のSNSで選手の人柄やチームであった面白い出来事を発信していくこと、あとは動画を作成・編集して公開するのも良いと思います。
まずチームや選手に興味を持ってもらえるような情報発信を行うことが重要です。

※ちなみに、Lag Radicalでは「#LARメン」というハッシュタグを作り、今までにあったチーム内でのやりとりや人柄が分かるような(?)ツイートの投稿や短い動画を公開しているので、もし良ければ見てみて下さい('Д'*)
*例1:Lag Radicalのクラシック配信の一部
https://twitter.com/hodakana/status/1303423096129351680
*例2:大会でのキル数&ダメージ数を競うLag RadicalのメンバーのLINE
https://twitter.com/hodakana/status/1302197151687032834
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⑧Twitterアカウントや配信先の広報、配信のお知らせ
選手やチーム公式のTwitterアカウントや配信先をまとめて宣伝します(私はTwitterでやってます)。
頻繁にやりすぎるのはNG。個人的な感覚では月に1~2回程度でOK。
何故定期的にまとめて広報をするのか?
強く興味を持っている場合は自分で検索してでもその選手の情報を入手しようとするものですが、ほんの少し興味を持った程度だとわざわざ自分で検索する人って案外少ないからです。
TwitterのTLにまとめて流れてきたら簡単にフォローできるし、チームの内の1人の選手に興味を持っている方がもしかしたら他の選手にも興味を持ってくれてフォローしてくれるかもしれません。
ファンになってくれる可能性がある方に検索の手間をかけさせずに、その機会をこちらから作ることがポイントです。
フォローさえしてもらったら、あとは選手の日々の投稿を見てもらってさらに好きになってもらうだけなのでね!

*Lag RadicalのメンバーのTwitterアカウントとYouTubeの配信先を下記のLAG公式Twitterにまとめているので、もし良ければこれを機にLAG公式とPUBG MOBILE部門の選手をフォローしてください!!(すかさず宣伝
https://twitter.com/LagGaming_GG/status/1335924164331327489
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⑨大会等の出場告知・結果報告
大会・賞金ルームに選手が出場する際は、出場メンバーや大会の日程・配信情報を宣伝します。
もし可能であれば結果報告も行った方がベター。
多く大会・賞金ルームは神視点配信がありますので、選手の活躍を見てもらえるチャンスです!
また、ファンの方にとっては、自分が応援している選手が出場している試合が観られるのは嬉しいもの。
選手のためだけではなく、ファンの方のためにも宣伝は積極的にしていきましょう。
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⑩メンバー募集・トライアウトの実施
所属メンバーが脱退や活動休止する場合や戦力補強のために新たにメンバーを迎え入れる場合の募集からメンバー決定までのサポート業務です。
Lag GamingではPUBG MOBILE部門に限らず、基本的に「書類選考→トライアウトの実施→代表との面談→合否の決定」の流れでやっています。
まずは選手と相談のうえ募集要項・応募フォームの作成を行い、Twitter等のSNS(チームのHPがあるならばそちらでも)で公募をします。
書類選考を通過した方にはマネージャーから連絡をとり、トライアウトの日程調整を行いトライアウトを実施するスクリムの情報を連絡したり、その時点でトライアウト受験者から質問があれば回答します。
トライアウトの実施後、不採用の方にはその連絡を、合格者には代表との面談について説明して日程調整を行います。
基本的に、代表との面談にはマネージャーも同席します。
この業務の続きは、後日公開する「上級編」の「チームと選手の契約関係(締結・更新・更改の手続き)」になります。
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⑪スクリムでの各選手の戦績統計
スクリムでの各選手の各マッチのキル数・生存時間・ダメージ量の統計をとる業務です。
エクセルやGoogleスプレッドシートでまとめるのが良いと思いますが、他のツールでももちろんOK。
【重要!】その数値が選手のモチベーションに繋がる場合もありますが、選手によっては萎える原因にもなるため、選手の内の1人でも望まないならやらない方が良いです。
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以上が「中級編」です。
やった方がベターであり、どちらかというとファンへの広報などチーム外部の方に向けた業務が多いですかね。
スクリムコミュニティといった、大会への出場をメインの目的としていないチームにはそこまで必要のない業務なのかもしれません。
ただ、もし競技シーンへの参加を目指していたり、将来的にはプロチームへの加入を考えている選手が在籍している場合はやっておいて損はないです。
対外的な業務になる分ある程度の一般常識的な知識は求められてくるかと思いますが、難しい業務ではないため出来ることから1つずつやっていきましょう。

ここでめちゃくちゃ余談なんですけども。
ボランティアでやっているマネージャーに対する選手からの「マネージャーなんだから、これくらいやってくれて当たり前」という態度は、マネージャーのモチベーションを確実に下げます。
私はこれまでに他チームのマネージャーからそのような相談を受けたことがありますし、それが100%の理由ではないにしろ実際にマネージャーを辞めた人も何人も知っています。
まぁ言ってしまえばマネージャー自身もやりたくてやってるだけなので「感謝しろよ!」とは言いませんが、せめて大事にはしてあげてください。笑

「上級編」の公開は結構先になると思います。
書き進めていたデータが消えちゃったので。。涙

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