見出し画像

KaLPiNG選手にかかる問い合わせへの対応と経緯、私の考え方について

はじめに、本件は相手方および相手方のチーム運営との話し合いにより、既に解決に向かっている(このnote投稿をもって問題なく解決する見通しである)事をご報告いたします。
なお、この記事は相手方にも目を通して頂いており、経緯につきましては私の一方的な主張にならないように、かつ、齟齬がないようにしております。
(その後に記載している私の主張に関しては、あくまでも私個人の意見なので書かせていただきますが)
また、本記事は相手方へ無用な問い合わせをはじめ誹謗中傷等を助長することは一切目的としておりませんので、相手方のお名前やチーム名は伏せさせて頂きます。どうかお汲み取り頂きたく存じます。

再度申し上げますが、本件は既に両者の合意のもと解決に向かっております。
(大事な事なので2回言いました)

まずは事の経緯からご説明致します。
今回は、Lag Gaming Apex Legends部門のKaLPiNG選手について某氏から頂きました1通のDMから始まりました。

その内容を要約すると「KaLPiNG選手がコンバーター使用者とApex Legendsのランクマッチをしていたので、処分・対応を要求します。無視するならば公表します」といったもの(画像参照)。

画像1

まずは問い合わせ内容についてKaLPiNG選手と面談を行い、以下のことを聞き取りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・一緒にプレイした方がコンバーター使用の疑惑があるという事は全く知らなかった。
・配信でその方を含めてプレイしていた。もしコンバーター使用の疑惑がある方だと知っていたならば配信はしないし、そもそも一緒にプレイをする事はない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

また、それと並行して某氏が指摘している方が、コンバーター使用者であるか否かという事実の確認を行いました。
これは割とあっさり解決。
過去にも別のゲームタイトルにおいてコンバーター使用が強く疑われているという情報があったこと、そして何よりもその本人がコンバーターを使用した動画を自らアップロードしている事実を確認したため、Lag Gamingとしては「今回指摘された方は、ほぼ確定でコンバーター使用歴がある」と判断しました。

さて、ここで重要なのは「KaLPiNG選手が、コンバーター使用者もしくはその疑いがある方だという事を認知した上で一緒にプレイをしていたのかどうか」です。
加入当初からLag Gamingはその点についての指導は継続して行っていますし、状況的に考えて(KaLPiNG選手が配信を行っていたこと)、恐らくKaLPiNG選手はその事実を知らなかったものだと推測されると考えました。

ただ、このような主観的推測で判断を行うことは適切ではなく、KaLPiNG選手が「コンバーター使用者、もしくはその疑いがある方だという事を認知した上で一緒にプレイをしていたのか」という客観的事実の有無について調査しました。
が、見つからず、見つかる気配もありませんでした。
そこで、某氏は確たる客観的事実があるからこそ処分・対応を要求してきたのだと思ったため、情報を提供していただくべく以下の内容で返信をしました。

画像2

(上記DMの中央あたりで「KaLPiNG本人がランクを一緒に回していた該当者にコンバーター使用歴がある可能性が高い事実(もしくは、ランクを回している時に該当者がコンバーターを使用していた事実)を確認できる情報が見つかっておりません。」と書いてありますが、正しくは「KaLPiNG本人が該当者にコンバーター使用歴がある事を認知した上で一緒にプレイしていたということを確認できる情報が見つかっておりません」です。涙)

ちなみに、この時点で「話がこじれて厄介なことに発展した時に、チームとして正当性を主張するためにDMを公開する可能性があることも書いておこ」と思って、その旨も記載しました。

さらにこの時点で某氏はTwitter上で「プロゲーマーコンバーターとランク回すってま?????wwwwww」「どーしますか?晒した方がいいですか?結構有名なところだし、大変だと思いますけど。」「晒しちゃいます????」と投稿し、それに反応した複数の方にLag Gamingの名前を出したDMを送信して情報を流布しておりました。
そのDMを受け取った方が、さらに自身のTwitterで情報を発信している事実も確認しております。

そしてこの某氏は他のesportsチームに所属している方だったため、相手側のチームに「某氏にお問い合わせを頂いた内容は事実を確認している最中であり、貴チームとしてもきちんとした対応・指導をして頂きたい」という旨を連絡しました。
※この連絡に返信が来た後、某氏の上記で記載した投稿は削除されています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

この時点で、一方的な情報の流布を看過するのは良くないと判断したため、以下の文章を私が作成してKaLPiNG選手にTwitterにて投稿するよう指示をしました。

画像5

待って、このペースで書いてたらやばいくらいの分量になっちゃうので、スピードアップして事の経緯を書いていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

某氏からの返信は、要約すると「KaLPiNG選手がプレイしていた時に該当者がコンバーターを使用していた証拠はない」「KaLPiNG選手がコンバーター使用者だと認識した上で一緒にプレイした証拠もない」「KaLPiNG選手は別のゲームでもコンバーター使用者と知り合いであり、コンバーター使用者だと知っていたのではないか」という内容でした。
そこで、以下の内容で返信しました。
要は「客観的事実が確認されなければ、あなたがLag Gamingに要求しているKaLPiNG選手への処分・対応は出来ないよ。でもチームとしては選手には引き続き注意喚起して指導を続けていくよ」って内容です。

画像3

で、それに対して某氏からきた返信は「KaLPiNG選手が該当者がコンバーター使用者だと知ったうえでプレイしていた証拠はないけれど、コンバーター使用者とプレイした事実は変わらない。それについてどう考えているのか?」という内容です。
その返信と私からの返信内容を以下に掲載します。

画像4

まぁLag Gamingとしては、繰り返しにはなりますが「根拠がないなら処分は出来ないよ」って返信です。
それに対する某氏からの返信で「ん?」と思う内容が。

「自分はKaLPiNG様が除名処分になることを望んでいません。」

正直なところ「えっ」ってなりました。
「まぁ除名まではいかなくても何かしらの"処分”を求めてきてませんでした?」って。

そして、すべての規約違反者を把握することは現状難しいとは言いましたが、「コンバーター使用者の方は有名ではない」とは、私、一切言っておりません。(小声
私は知らなかったのですが、知人に聞いたところ一部の界隈では知られた話みたいです。

この後は、テキストベースで話しても埒が明かないということでVCで話すことにしました。
で、VCで話した結果、お互い誤解している部分がありました。

Lag Gaming側が誤解していたことは「某氏は、KaLPiNG選手がコンバーター使用者だと認知した上で一緒にプレイしていたという、事実が確認されていない情報を複数人に連絡している」という点です。
某氏が複数の方にDMで伝えていたのは「KaLPiNG選手がコンバーター使用者と一緒にプレイしている」というものでした。
これに関しては、こちらが勝手に誤解をした部分なので謝罪をしました。
また、某氏は「"処分"を求めているというよりは、KaLPiNG選手がコンバーター使用者とプレイしたという事実を自ら公表してほしい」という事でした。
その点については、KaLPiNG選手が今後本件に関する経緯を報告するとTwitterにて投稿している以上問題ないので了承しました。
また、某氏からは問い合わせの時点での言葉が過分に強くなってしまった点については謝罪して頂きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

でもね、ここで私の主張を言わせて頂きたいんですけども(あくまでも個人的な意見であって、Lag Gamingとしての公式見解ではないです)、「相手がコンバーター使用者だと知らずに一緒にプレイしたこと」に対して罪を問えますか?
もちろん、コンバーターの使用を含めて規約違反はダメです。許してはいけません。
でも、コンバーター使用しているかどうかって、皆さん、一緒に遊ぶフレンドさんに確認してますか?
フレンドさんのフレンドさんとプレイすることもあると思いますが、その方が絶対規約違反をしていないって判断できますか?
そして、この世界中いる規約違反者すべてを把握して、自分が今まで絶対に規約違反者と遊んだことがないって言い切れますか?

私ね、それは無理だと思ってます。決して開き直るつもりはなく。
某氏にも聞きましたが、避けられる方法があるなら教えてほしいです。

例えば、ある泥棒が盗品を中古品販売店に売ったとして、それが盗品であることを知らずに買い取った中古販売店に罪を問えますかって話なんですよ。
もちろん、盗品だと認知した上で買い取っていたら問題ですよ。
それは責められるべきであり、謝罪もするべき案件です。
でも、実際に盗品かどうかって100%判断出来る方法ってないですよね。

で、もし知らなかったとはいえ盗品を買い取ってしまった中古販売店は、店先にポスターでも貼って「当店は、知らなかったとは言え、盗品を買い取ってしまいました」って自ら発信する必要ってありますか?
少なくても、私はないと思ってます。
ただ、盗品を買い取ることがないよう盗難にあった品物の情報を集めるとか闇オークションに出品されていないかを確認するくらいしか、実際問題出来ないでしょうね。
本件もこれと同様だと考えています。
今後も規約違反者について情報収集をすること、規約違反者とは一緒にプレイをしない(もしくは規約違反の疑いがある方とのプレイは控える)ことは、指導・対応をしていくつもりです。
それは今回の件がなくても、Lag Gamingは日頃から指導・対応してきています。

今回の件は、某氏からの”KaLPiNG選手の処分を要求”、およびTwitterの投稿にて「晒す」という強い言葉が使われていたため、問題を大きくしないために過剰に対応した面もあります。
KaLPiNG選手のTwitterの投稿にて「経緯等は、LAG運営より今後きちんと報告される予定です。」といった旨を投稿させましたが、正直なところ、Lag Gaming公式として公表する必要があるような大事にすることではないと判断したため、私のnoteにて経緯の報告とさせて頂きます。

Lag Gamingはゲーム規約違反に対しての是非を問われたら、一貫して「非」と回答します。
所属する選手やスタッフを甘やかして可愛がるために主観的推測や主観的感情で物事を判断することなく、客観的事実に基づいて、今後も選手やスタッフの教育・指導を行ってまいります。
今後とも、何卒宜しくお願い致します。



はぁぁぁ!真面目な文章を書くと疲れる!笑

これは参考までに書き記しておきますが、Lag Gamingに所属するメンバーにかかる問題で外部から個人的に攻撃をされた場合、以下のような対応をするように指導しています。
以下、点線内は選手への指導用資料からの抜粋になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
SNS等で煽り行為を受けたり、チートの疑いをかけられた際の対処について
①まずはその発言のスクショを撮る(証拠保全)
②そのスクショと共に運営(ほだかな)に報告する
③SNSでは「チートを使用していない事」「本件はチーム運営に報告しており、対応を待っている状態である事」は発言してOK。
ただし、この時点で相手方もしくは第三者と個人で言い合いをしない事(問題が大きくなるだけなのでやめてください)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
本件についても、この流れで対応しました。

あと。そうだ。
今回の件で「意図していなかったとはいえ、迷惑をかけてしまって申し訳ないです」って、KaLPiNG選手にはめっちゃ謝られたんですけども、こーゆー問題に対応するために私はいるし、良い事は良い、悪い事は悪いと判断して指導していくのも私の役割の1つなので気にしないでほしいなぁと思います。

おわり。

いいなと思ったら応援しよう!