【考察用 エルデンリング史書】忌み鬼、マルギットとの戦い
『嵐丘のボロ家』から先へと進み、ストームヴィル城へ向かう隧道を通って正門手前まで向かうと、突如として『忌み鬼、マルギット』が現れる。
おそらくすべての褪せ人はここでの戦いが鬼門となり、遺灰などを駆使して粘り勝ちするか引き返すかの二択を迫られるだろう。
マルギットの風貌は、『忌み子』を象徴とする捻れた不揃いの角が頭から生えており、背中には赤黒い尻尾のようなものが伸びている。
狭間の地における忌み子は呪われた存在として扱われ、地下深くに幽閉されるのが習わしであるが、マルギットが何故ここで現れたのかは不明である。
幽閉時代の名残なのか、『マルギットの拘束具』を使用するとその巨体を地に縛り付けることができ、一時的に戦闘が有利になる。
マルギットの拘束具は『曇り川の洞窟』の奥にいる『パッチ』から5,000ルーンで購入することができるが、その場では売らずに『湖のリエーニエ』の南にある『見晴らし島』の祝福で店を開くため、手に入れるには相応の手間と時間が掛かるだろう。
何故パッチが拘束具を持っているのか謎ではあるが、盗人の血が騒ぐのか、王都の監視を掻い潜って保管庫から盗み出したのかもしれない。
いずれにせよ、序盤の相手としてマルギットは強敵であり、ルーンで自身を強化しなければ一瞬で倒されてしまう。
戦闘を避けて引き返す選択をした者は、まずルーンを集めることで強くなり、先にも述べたマルギットの拘束具や優秀な遺灰、戦灰を手に入れ、万全の準備を整えてから挑むと良いだろう。
また、戦闘前では『魔術師ロジェール』を召喚できるため、彼へ相手の攻撃が向かっている間に背後から襲い掛かるのも攻略の一つである。
……余談だが、ロジェールは後にストームヴィル城や円卓で出会うので覚えておいて欲しい。
そしてマルギットの体力を半分ほど削った時、彼は第二形態に変化して癖の強い連続技や一撃必殺の砕き技を増やして来る……第一形態との戦いに慣れても決して油断してはいけないのだ。
最後まで気を緩めることなく撃破した者は、この勝利を誇っても良いだろう。
対照的に心が折れた者は早急に狭間の地を去りなさい……ここで挫折するようでは先が思いやられるからな。
<参考資料>