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インソールはパフォーマンスを向上させるのか②腹圧テスト編

こんにちは、普段は在宅医療の現場で働いている理学療法士の中田です。当社で開発している骨格矯正用インソール「HOCOH」。前回のスクワット編に続き、パフォーマンステストの1つである「腹圧テスト」を行いました。今回のテストでも、HOCOHを使用することで身体の安定感が向上しているので、是非ご覧ください!

腹圧テストの動画

動画は、今回の腹圧テストの結果であるインソールを入れた状態と入れていない状態の比較から始まります。是非最初の15秒だけでも、その違いがわかるので、ご覧ください。

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※133N(ニュートン)はおよそ13.5kg
※102N(ニュートン)はおよそ10.4kg

パフォーマンスは向上したのか?

そもそもパフォーマンステストとは、身体に対し、何かしらの動作や介入を行ってその変化をみることです。今回は、HOCOHインソールを活用することで、体幹や腹圧を効果的に使えているのか、パフォーマンステストの1つである腹圧テストを行い、検証してみました。

結果からお伝えすると、実際のパフォーマンスは変わっていました!
HOCOHを使わない1回目は102N(ニュートン)までしか耐えられなかったのに対し、HOCOHを入れた2回目は133Nまで耐えることができました。30Nおよそ3kg分変わったわけです。
ですが、私の体感は、残念ながらよくわかりませんでした。HOCOHの有無で特に安定感が増した気はせず、テストを行った直後はなんともいえない気持ちに...(その表情が動画に映っていると思います(笑))
体感できなかった理由は、HOCOHの有無にかかわらず限界まで耐えようとしたからだったのかもしれませんね。実際には限界まで堪えた結果が3kgも違っていたのですが。

実は、この動画のあと再度インソール無しで同じ腹圧テストを行い、その時はちょうど100Nまで耐えています。HOCOHの効果を改めて実感しました。

腹圧テストと歩行の関係

先ほど、腹圧テストでは体幹の安定性を測ることができると書きました。
そもそも腹圧とは、腹腔内圧の略称です。 腹腔はお腹の中の内臓が集まっている空間で、その内部にかかる圧力のことを腹腔内圧と呼びます。 腹腔内圧が高まることで体幹が安定し、姿勢が良くなると言われています。

もし姿勢が悪ければ、当然歩き方は汚くなり、また肩こりや腰痛にも繋がっていきますので、腹圧を高めることは非常に重要となるわけです。
この腹腔内圧を高めるためには、コアマッスルと呼ばれる体幹の筋肉の働きが重要です。

参考:
畠山ら.腹腔内圧が体幹安定性に及ぼす影響:3次元体幹筋骨格モデルによるシミュレーション解析.理学療法学Supplement 2014(0), 1049, 2015

腹圧テストのポイント

施術を行う先生向けに、今回のパフォーマンステストのポイントを簡単に書いておきます。

①足を肩幅に広げて立ってもらう
②片手の甲の上にもう一方の手を重ね、目線の高さまで持ってきてもらう
③対象者の重なっている手首部分を真下に押す
②肩の高さまで腕が下がるまで押す

ポイント
(パフォーマンステストを行う方は施術者の介入に対して、手を跳ね返すのではなく、同じ位置をキープするように力を入れる

さいごに

今回のテストから、HOCOHを用いることで、自然と腹圧が高まり、歩き方の改善に繋がっていくことがわかりました。
実は他にもたくさんパフォーマンステストを行っており、その中にはあまり効果が感じられなかったテストもありました。ですが、たくさんのパフォーマンステストをしてみた総合的な感想として、「やっぱりHOCOHがあると身体が安定する!」です。

今後もどんどんアップしていきますね。

前回行ったパフォーマンステストも合わせてご覧いただけると嬉しいです。

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